英語も話せないし飛行機も苦手、それでも個人手配で海外旅行

交通費嫌い。飛行機は苦手だけどヨーロッパ大好き。空港ラウンジ目的でSFC修行済み。休暇の取れない勤め人。

【GoTo Travel】文豪の愛した山の上ホテル「Hill Top Hotel」-室内編

2020年(令和2年)11月20(金)-21日(土)

 

ひたすら慎ましいStay home生活を送り、到底出掛ける気にもならずにいたはずが、近場で動けばいいのではないかと思い立った途端、2~3週間間隔で7つものホテル泊を予約した私。まったくもって猪突猛進型(苦笑

その後、ANAのキャンペーンにも乗っかったので5つに減らしましたが、第一弾のホテル椿山荘東京、第二弾ホテル雅叙園東京、第三弾帝国ホテル東京に続き、第四弾山の上ホテルへ行って参りました。

前回の第三弾はこちらから。 

fuwari-x.hatenablog.com

 

今回、GoTo Travelで予約した都内ホテルのうち、もっとも楽しみにしていたのがこの山の上ホテルでした。なぜなら、天ぷらの夕食付き(笑

1泊朝夕食付き37,200円+地域共通クーポン9,000円です。

新型コロナの第3次感染拡大が叫ばれていますが、このGoTo Travelも間違いなく原因のひとつでしょう。人が動けば感染が広がる構図ははっきりしていますもんね。でも、食べて泊まって帰るだけ・・・天ぷらの魅力には勝てず、決行してしまいました。

www.yamanoue-hotel.co.jp

 

JRもしくは東京メトロ御茶ノ水駅、新御茶ノ水駅、または都営地下鉄神保町駅などから5分ほどでアクセスできる山の上ホテル。このあたりは出版社が近いということで、作家のカンヅメホテルとして利用されていました。川端康成三島由紀夫池波正太郎、さらには檀一雄が舞台女優入江杏子と愛人生活に入り同棲生活を送ったことを描いた代表作である私小説「火宅の人」の舞台となった場所でもあります。

しかし、付近は古本屋ではなく多くの楽器店で占められていました。調べたところによると、日本でもっとも古い歴史を誇るプロによるオーケストラ「東京フィルハーモニー交響楽団」が1911年に結成され、続いて1926年には「NHK交響楽団」が結成された影響から、都内で音楽熱が高まったのだそうです。そんな中、御茶ノ水で下倉楽器、石橋楽器、谷口楽器などが相次いで創業したため、「御茶ノ水=楽器の街」というイメージが定着したのだとか。

 

その一角に、山の上ホテルへの入口を発見。

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手前の建物は明治大学

角を曲がると、明治大学に挟まれた突き当りに、それらしき建物が見えました。緩やかに坂道を上り、まさにHill Top Hotelです。

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なんとも趣きのあるホテルではないですか。テンションが上がります。

この建物はヴォ―リーズ建築のひとつです。

ウィリアム・メレル・ヴォ―リーズは建築家であるとともにメンソレータムで有名な近江兄弟社創立者のひとりです。滋賀県近江八幡には多くのヴォ―リーズ建築が残されており、そのうちのひとつはバ-ムクーヘンで有名なクラブハリエ本店の特別室として使用されています。

近江八幡へは10数年前に子どもたちを連れ、水郷めぐりで行ったことがあります。思えば、本店の日牟禮ヴィレッジがオープンしたころ。当時は開店直後の賑わいだったのでしょうか。でもあの雰囲気の良さは、きっとさらなる人気の観光地として育っているはず。

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全35室というコンパクトなホテルに、行き届いた接客。残念ながらそのために、建物内部は私には撮れませんでした。とてもカメラを向けられる雰囲気ではなかったのです。

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入口入って右にフロントがあり、チェックイン手続きはさらに奥の部屋で行われました。部屋にはベルガールが案内してくれます。

今回のお部屋は3階。ここはエレベーターホールです。

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1年前に改装したばかりだそうです。落ち着いた赤いカーペットが敷かれたその先が私たちの部屋。

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こちら317号室へ入ります。

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35室すべて内装が違うそうです。この洋室タイプだけではなく、畳の和室もあります。

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入ってすぐ左にクローゼット。狭いのと、長さが少し足りないのが難点。ロングコートやパンツも無理です。

クローゼットの下にはスリッパが置いてあります。

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クローゼットの中の引き出しは味わいがあります。きっと昔のまま大事に使われているのでしょう。

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クローゼットの向かいがバスルーム。めちゃくちゃ狭いです。

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奥にバスタブがありますが、いわゆるオールインワンタイプ。飾りタイルが効いています。

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ドアの後ろ側にトイレがあります。

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部屋の広さは24.3㎡。さすがに狭いですが、落ち着いた雰囲気は居心地がいい。

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ベッドの上には浴衣。狭いけれど、ドレッサーが別にあるのでバスルームの使い勝手の悪さが補えます。

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文豪の愛したホテルですもんね。スタンダードルームでも机は必須。

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狭くても、きちんとそれぞれに合った椅子があるのもポイントが高いです。

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アメニティーは、ヘアケアとボディソープがパンピューリ。タイブランドとは珍しいですね。スキンケアはコーセーQUEST。

あとは、歯ブラシ、ボディタオル、コーム、ブラシ、シェーバー、マウスウォッシュ、綿棒、髪ゴムなど。

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ドライヤーは、PanasonicのイオニティEH-NE69。

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ミニバーはこんな感じ。お水はベッドサイドに無料のペットボトル(冷蔵庫の中のものと同じ)が2本置いてありました。

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かわいいのは、ドアノブに掛けるメッセージプレート。

「お掃除願います」「起こさないでください」それぞれの絵がキュート。

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ホテル全体がこじんまりとしているので、狭くてもまぁいいかという感じがします。ただ、お風呂はわざわざ入る気分になれないかな。

夕食の予約時間が近づいています。天ぷらと和食「山の上」へ向かいましょう。