生食パン2種を買ったのは1月26日(火)。4日目から冷蔵庫に保存し始めたのですが、今朝で購入後8日目になりました。
今回は冷凍保存しませんでしたが、大きさがかなり変わっていることに驚きました。下までスクロールしてご覧ください。
この1年で生食パンをあれこれ食べてきました。
でも、味の記憶が「美味しい」「甘い」ぐらいしか残らない私。あれこれ書き留めても、なぜどう好きだったのか、いったい他と何が違うのか、しばらく経つと忘れてしまいます。
前回、久しぶりの生食パンを乃が美で買いましたが、他と比べてどうだろう?
複数回買っている高級食パンを思い浮かべてみると、嵜本のように甘さが邪魔をしているとは感じられなかったので、銀座に志かわが似ているかも。ちょっと気になります。
銀座に志かわと乃が美、食べ比べてみましょう。
公平性を期するため、同じ日に購入しました。
ただし、我が家の好みとしては、
生のまま食べるよりも絶対的にトーストしたほうが美味しい
ということは結論が出ているので、どちらもトーストしています。
● 銀座に志かわ
銀座に志かわは紙袋もかっちりしていて、高級感を漂わせています。
商品はこれのみで864円(税込)。現金でしか買えません。
● 乃が美
乃が美は、ふつうの質感の紙袋。
贈答用に別売220円(税込)の紙箱も用意しています。
でも、私的には紙袋すらなしでOKです(笑
サイズは1斤432円(税込)、2斤864円(税込)。2斤の値段は両者とも同じですが、クレジットカード払いもOKなのが嬉しいところ。
紙袋から取り出してみました。左側が銀座に志かわ、右側が乃が美です。
紙袋と同じく、ビニール袋も乳白色でシャリッとしている銀座に志かわは、高級感があります。上からパンを取り出せる大きさもいい。
立ててみました。同じく左側が銀座に志かわ、右側が乃が美です。
先にあげたHPの画像からもわかるのですが、銀座に志かわのパンのほうがカチッと焼きあがってきれいな角食パンになっているのに対し、乃が美のほうは柔らかさに負けて形が少し崩れています。
袋から取り出してみました。
左側の銀座に志かわのほうが、見た目で比べるときれいな仕上がりといえるでしょう。あえて見た目で高級感のある方というなら、銀座に志かわに軍配が上がります。乃が美は、側面中央が凹んで型崩れ感がありますが、柔らかさと言えるかもしれません。
大きさは同じ。ということは、嵜本よりも少し小さいということになります。
上から見ても左側の銀座に志かわのほうが、シルエットがきれいです。さすが銀座と名付けただけのことはあるかも。
切ってみました。左側の銀座に志かわのほうが型崩れしていない分、きれいな四角です。こうして見てみると、若干乃が美のほうが大きく見えます。
どちらも、無塩バターをのせてトーストしました。
左側の銀座に志かわは、焼いてもなお型崩れしません。ナイフを入れてもサクッと切れます。対して乃が美はナイフを入れると沈んでしまい、柔らかい中央部分は押されて薄くなってしまいました。
食べてみましょう。
銀座に志かわの材料は、カナダ産小麦粉、はちみつ、生クリーム、バター。仕込み水はアルカリイオン水。
乃が美はオリジナルブレンドの小麦粉、生クリーム、砂糖、マーガリン、バター、はちみつ、食塩。
乳製品が入っているリッチなタイプだというところは共通していて、嵜本の乳製品不使用とは異なっています。
正直なところ、味の違いはまったく感じませんでした。強いて言うならば、ときどき銀座に志かわのほうには明確な甘さを感じることがあったかも、というぐらいです。
どちらも耳の硬さを感じさせることのないしっとり感が素晴らしく、サンドイッチを作っても耳を切り落とさなくてもいいぐらい。
(耳を担当した娘によると、ふんわりして美味しかったのは銀座に志かわと言っていました。)
となると、あえて高級感を追求するなら銀座に志かわ。ただし、私には誤差の話。やはりクレジットカードが使える乃が美にシフトするかなというところです。
ただ、贈答品としては、どこをとっても高級食パンらしさが行き届いている銀座に志かわは一歩抜けているように思います。新宿のように、いずれのパン屋にもアクセスできるなら、銀座に志かわに足を延ばすのもいいでしょう。
ちなみに、嵜本のパンは明らかにはっきりとした甘さを感じるので、それが好みであれば一択になると思います。900円(税込)ですが、少し大きめのサイズなので割高感もありません。
私にとってはもっともアクセスがいいので、甘い甘いとクサしながら、やっぱりこれからも何度も我が家の食卓に登場することでしょう。
どれも美味しいんだから、絶対これ!なんてものはない。そんなもんよね(笑
2/2 追記:
本日6日経ってまだ冷蔵庫保存で食べられる状態です。
日が経つにつれ、味の違いが明確になってきました。銀座に志かわは甘くてミルキー。対して、乃が美は自己主張のない味になっています。アレンジに差し障りがないので扱いやすいので、特に問題はありません。
ただ、大きさはかなり変わってきました。購入時には、ほぼ大きさに変わりはなかった両者でしたが、右側の乃が美がくっきりと大きくなっています。水分が抜けて銀座に志かわが小さくなったんでしょうか。
明日で最後です。銀座に志かわのみ残っていますが、贅沢にフレンチトーストするつもりなので、また追記します。
生食パン激戦区、その3店舗がひしめく新宿駅周辺の地図です。
嵜本は、小田急ハルク地下2階の入口。
乃が美は、ヨドバシカメラ各店舗の一帯にありますが、ちょっとわかりにくいので筋を間違えないようにしましょう。
銀座に志かわは、JR新宿駅南口から8分ほどかかります。小さい店舗ですが、甲州街道に面しているのでわかりやすいです。