先日、セカンド冷凍庫を検討している話を書きました。
1週間の食材の多くを生協の宅配に頼っているので、我が家の410ℓの冷蔵庫では、どうしても一時的に納めるのが難しくなってしまうのです。かといって、購入後5年で買い替えるのはいくらなんでも無理。
これというのも、5ドア冷蔵庫の製氷機横の引き出しが、前のシリーズだと冷蔵庫にも冷凍庫にも設定できたのに、今のは冷凍庫で固定されてしまったからなのです。こんなに小さな容量なのに予想外の大打撃でした。
そんなわけで検討したセカンド冷蔵庫ですが、ビジュアル的に許容範囲で価格も妥当かと思えたのは、AQUAの三温度帯冷凍庫AQF-GS13Jでした。(2021.6.7 40,140円 価格.com)
でも、三温度帯といっても庫内で温度帯を分けられないので、冷蔵庫か冷蔵庫かどちらかしか使うことができないことがネックでした。
幅503mm×高さ1185mm×奥行598mm 134(88)ℓ 冷凍370kWh/年 冷蔵140kWh/年
かといって、2ドアの冷蔵庫となるとビジュアルが悪すぎだし、容量も中途半端。それに、余分なエネルギーを使うことは地球環境的に非常に抵抗があるのです。今のまま、ワインセラーを冷蔵庫代わりにも使いながらやり過ごせたら、それがベターでした。
三菱MR-P15F 幅480×高さ1213×奥行595mm 122(98)ℓ/46(33)ℓ 304kWh/年
(2021.6.7 34,000円 価格.com)
ところが、前回も書いたとおり、このペルチェ式のワインセラーは外気温に左右されるので、真夏は19℃まで上がるし、冬になると5℃以下になってしまうという代物。しかも、野菜を入れるためなのか、内部に水漏れも発生するんです。最下段に新聞を敷いておいてもびちゃびちゃ・・・
そうした葛藤を経て、それでもやっぱりセカンド冷蔵庫は必要だろうと考えていたところ、こうした問題点を承知のうえでワインセラーを引き取ってくれる人が見つかりました。
ワインセラーは冷蔵庫としてリサイクル法の対象になりますが、今回初めて知ったことには、リサイクル回収の費用はメーカーごとに異なっており、大手家電メーカーの小型冷蔵庫(170ℓ以下)の場合の3,740円に対し、私の持っているワインセラーは5,200円と高いんです。さらに運搬費も加算され、家電量販店で引き取ってもらうには7,900円と聞いていました。
つまり、今回無償で譲渡しましたが、リサイクル回収を依頼せずに済んだということから考えると、かかるべき費用の7,900円で売却したのと同じこと。
費用以上に、まだ使えそうなものを処分することにも抵抗があったので、無償でも譲渡できたのはなによりでした。
買い替え機種は、相棒が家電量販店で決めてくれました。私はあれやこれや考えすぎて決断力がないので、こういうときにとても助かります。
相棒が妥協できると言ったのは、こちらTUWINBARDのHR-F911W。前回検討していた120~140ℓよりさらに小型の110ℓです。(2021.6.7 29,520円 価格.com)
幅480×高さ1080×奥行530mm 70(52)ℓ/40(25)ℓ 290kWh/年 公式HPより転載
これなら前回検討していた2ドアよりも若干コンパクトだし、ビジュアルも許せそう。なにより、冷蔵庫の棚板のピッチが細かくて、好きなように調節できるのはポイントが高い点です。日本酒を立てて入れられることも確認済み。(ただしリサイクル回収は5,200円)
冷凍庫もコンパクトながら2段あって、買い置きしたいシュレッドチーズやバター、はたまた案外場所を取る保冷剤などを入れておくには良さそう。ふるさと納税でお肉を頼むときにも重宝しそうです。
家電量販店の店員さんに聞いたところによると、こうしたセカンド冷蔵庫の需要は増えてきているそうです。うちが今回検討したきっかけも、ご近所の納品に遭遇したことでした。
ワインセラーや日本酒の保存だけで容量オーバーになりそうですが、うまく活用していきたいです。
* この冷蔵庫はわずか1年半で手放しています。下記にも少し書いたとおり、安い冷蔵庫はやはり機能も劣っているので難しいですね。