英語も話せないし飛行機も苦手、それでも個人手配で海外旅行

交通費嫌い。飛行機は苦手だけどヨーロッパ大好き。空港ラウンジ目的でSFC修行済み。休暇の取れない勤め人。

【横浜】カジュアルレストランの老舗 三笠会館「Osteria UVA RARA」 おススメ追記!

2021年(令和3年)12月

 

最後におススメを追記しました!

 

1925年(大正14年)創業、銀座にある三笠会館が展開する、横浜のカジュアルレストラン、UVA RARA(ウーヴァラーラ)へ2年ぶりに行きました。

横浜勤務だったときは、月に最低2度は行ってたんじゃないかと思います。同僚と行ったり、歓送迎会で利用したり、もちろん家族でも。数え切れないほど食べに行きました。

 

料理長が引退されてしばらくしてから、コロナ禍に陥ったように記憶しています。メニューが変わってから行った覚えがありません。顔見知りのホールスタッフ(イタリアンなのでカメリエーラかな)から、飲食店の飲酒制限が解かれたらまた来てくださいと夏ごろに案内をいただいていました。

 

そもそも、イタリアンの外食なんて何年ぶりだろう・・・よくぞこのタイミングで行っていたと思います。1ヶ月遅らせて年明け以降にしていたら、急激なオミクロン株感染者の増加で行けなかったことでしょう。

 

銀座の三笠会館は高級店の部類になると思いますが、横浜のUVA RARAはオステリアとついているとおりリーズナブル。それでいて三笠会館クオリティが味わえるのが、このお店の魅力なんじゃないかと思います。

横浜駅高島屋と隣接する相鉄ジョイナスの地下2階のレストランフロアに2002年オープンしたそうですが、大阪からの出張時に何度か連れて行ってもらったことから考えると、その直後から行っているかも。

tabelog.com

 

オープンキッチンと、膨大な量のワインがこのお店のウリ。

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ちょうど人の陰で隠れてしまっていますが、キッチンの右端にピザ釜があって、もっちりタイプのピザが美味しいお店です。

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お店の入口にはメニューがどんと置かれていて大衆店の様相ですが、期待は裏切らないので入っちゃってください。

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はじめのころはあれこれ食べましたが、今はもうどれぐらいで満腹になるかよく知っています。私たちが美味しく食べられる量は3品。今回はパスタとピザが必須だったので、あと1品で止めておくのが無難です。カジュアルレストランならではの注文と言えるかもしれません。

推しはしらすのピッツァだったのですが、なくなっていました(涙

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季節のメニューはこちら。このお店に不満があるとすれば、たいていカッルパッチョ系がいまひとつ。プロらしい締まりのある味が望めないというか、ただのイタリア風お刺身というクオリティ。でも、毎度懲りずに頼んでしまう・・・(笑

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コロナ対策というわけれはないけれど、通路に面したテラス席を選びます。お店の真ん中には、ガラス張りのワインセラーがあるのだけど、わかりにくいかな。

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まずは生ビールから開始。いやぁ、馴染みのお店でリラックスして食事するのは、思った以上に嬉しかったな。

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で、懲りずに季節のメニューから頼んでしまったカルパッチョ

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鹿児島県産ブリのカルパッチョ 蕪のソットアチェートとミックスハーブの香り(1,680円)と言われたら、ほら、つい期待してしまうでしょう?

ソットアチェートとはピクルスのような酢漬けのこと。ブリに合うとはいえない気がするんだけど、赤白2種類の蕪があるのは目に楽しい。ディルなどの特徴あるハーブと併せていただくと、まぁそれなりに。なによりこの日の気分は再訪できたのが嬉しくて、もうそれだけでOKというハードルの低さだったし(笑

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あとはたった2品しか頼んでいないので、赤ワインはデキャンタでいただきました。

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しかも、メインは頼まずピザとリゾット。まるでランチというチョイスだけど、いいのだ。日常遣いのレストランで私たちのちょうどいい量がこれぐらい。

ピザは、かつての4種チーズからグレードアップして5種チーズのチンクエ フォルマッジ(2,100円)になっていました。以前のクヮットロ フォルマッジのときは、ゴルゴンゾーラやカッテージチーズがそれぞれ分けて配置されていたのが、今度は全体に載せられています。

5種チーズは、モッツァレラ・ゴルゴンゾーラ・タレッジョ・マスカルポーネ・グラナパダーノ。フレッシュチーズはカッテージチーズからマスカルポーネに替わっていましたが、塩味の少ないチーズのフレッシュ感って、普段食べるには特にインパクトもないのだけど、こうしてピザに載せると案外存在感があって好き!ちりばめられたことでゴルゴンゾーラの癖が逆になくなってしまっていましたが、この載せ方も悪くないかも。

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リゾット アッラ ミラネーゼ 鴨のラグーソースを添えて(1,780円)

特に鴨を感じることはなかったな。やっぱり季節のメニューからは期待ほどのものは出てこない。でも、リゾットの出来はいいから、美味しくいただきました。とにかくこの日のハードルは甘々だったしね。

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11月の怒濤の日帰り旅行もそうだけど、行ける!と思ったときに間髪入れず行動しておかないと、あっというまに身動きが取れない事態になってしまう昨今。ほんと、行っておいてよかったよ。まだ社内で感染者ゼロなので、無駄に行動して一番手になるのは避けたいもんね。

 

おススメメニュー

ロメインレタスと削りたてグラナパダーノチーズのシーザーサラダ

ヘビーユーザーだった私がおススメしたいのは、ロメインレタスのサラダ!!!

ロメインレタスだけのサラダなのですが、テーブルサイドにグラナパダーノのホールチーズを運んで来て、目の前で豪快にたっぷり削ってサラダに載せてかけてくれるのです。

今はもうじゅうぶんに食べてきたことと、家に1kg単位で大きめサイズのグラナパダーノやペコリーニなどを常備するようになったので注文しませんが、それもここでの経験があってのこと。

グラナパダーノは、熟成の仕方が簡易版のパルメジャーノレッジャーノなので、誰にでも食べやすいチーズだと思います。

 

ニシンとウイキョウのマリネ オレンジ風味

今はもうないかもしれませんが、18時までのメニューだったかに前菜の盛り合わせがありました。入ってすぐのところに数種類の前菜があり、そこから3種or5種選ぶというものです。その中で、今もメニューで確認できるもののうちでお気に入りだったのがこれ。

ただ、北欧でよく見られるニシンのマリネですが、ちょっと癖がある。苦手な人には難しいかなぁと思いつつ、その独特さに一度チャレンジしてみたい人にはおススメ。ちなみに、ウイキョウは別名フェンネルです。

 

ピッツァ

先述のとおり、私が食べるのはほぼしらすのピッツァクヮットロ フォルマッジだったのですが、どちらもなくなってしまいました。でも、もちもちタイプがお好きならどれも美味しいんじゃないかと思います。ただ、たまに季節のメニューで出てくる具材をくるんだタイプのピザはいまひとつかも。せっかくのピザが具材で柔らかくなって、このお店の生地の良さが損なわれている気がするんですよね。

上に画像を載せた2022.2月末までのメニューにもこのタイプのピザがありますが、好みがわかれるかと思います。お好きな方の感想を聞いてみたいですけど。

 

番外編

自家製鶏白レバーのパテ クルトン添え

同僚が好きだったのがこちら。でも、私にはカロリーを考えると怖い一品でした。しかも、その同僚も今は痛風で食べられません(;゚Д゚)エエー

 

パスタもリゾットも悪くありません。毎度、そのうちのひとつとピザを頼むのが私たちの定番。

ただ、メインとなるセコンドピアットに炭火焼しかないところが難点。もし頼むとしても、リーズナブルな若鶏か豚ロースで充分かも。そんなラインナップなので、季節のメニューからつい選んでは期待外れだったりします。

 

ただ、めちゃ美味しい!というよりは、そこそこ裏切らないよね、というクラスなので、過度な期待は禁物。でも、日常遣いにはとても便利なお店です。

ちなみに、横浜ルミネや伊勢丹新宿などにも系列店のAGIOを展開しています。メニューもほぼ同じですが、さらに店構えがカジュアルになるのでちょっと落ち着かないかな。私はこの2店舗に1度ずつ行きましたがそれっきりです。

 

以上、参考になれば。

www.mikasakaikan.co.jp