英語も話せないし飛行機も苦手、それでも個人手配で海外旅行

交通費嫌い。飛行機は苦手だけどヨーロッパ大好き。空港ラウンジ目的でSFC修行済み。休暇の取れない勤め人。

【シドニー】フェリーに乗って2大人気ビーチのひとつマンリービーチへ

2022年(令和4年)8月

 

2年半ぶりの海外旅行で、シドニーへ来ています。前回は、サーキュラーキーからより近いということで選んだホテル、ラディソンブル・プラザ・ホテル・シドニーの朝食について書きました。

fuwari-x.hatenablog.com

 

ラディソンブルを選んだのは、今回4回目のシドニーにして初めてフェリーに乗ろうと決めたから。サーキュラーキー駅はオペラハウスに最も近い駅です。

 

せっかくサーキュラーキーに近い場所を選んだので、フェリーで行く人気スポットを回ります。

 

フェリー乗り場は電車の駅と隣接。

 

ここからポート・ジャクソン湾内の9ヶ所を繋いでいます。

 

乗り方は簡単。電車と同じくOpal Cardをタッチすればいいだけ。

 

有名なタロンガ動物園など対岸へ行くには電車を使うよりも便利。フェリーは15-30分間隔ぐらいで発着しています。タロンガ動物園の入場料は45.90AUD(≒4,400円)!!!それでも1日中楽しめるそうだし最後まで迷ったけど、人混みを避けるという意味もあってパスしています。

 

フェリーは大きさの違いはあっても、たいていはこの色。

 

今回の目的地、シドニーで人気の2大ビーチのうちマンリービーチへ向かいます。所要時間はわずか21分。

 

9時半の出発だったので、まだ空いていました。船内の人はまばらです。

 

逆光なのでオペラハウスが眩しい。

 

ハーバーブリッジを横目に航行していきます。

 

ハーバーブリッジを歩いたときにも見えたのですが、オペラハウスから少し沖に小さな島があります。なんだろう・・・気になる。行きは逆光ではっきりしませんでしたが、帰りにまた通るでしょう。

 

ココです。

 

目指すマンリービーチは前方左。

 

ヨットなども行き交う湾内。天気は下り坂と聞いていましたが、絶好のビーチ日和です。

 

湾内にあるManly wharfで下船したあと、南太平洋岸のマンリービーチへは徒歩7分ぐらい。この通りの向こうがマンリービーチです。でも、私の目当てはビーチよりもまず週末のマーケット、Manly Marketです。

 

マンリービーチでは毎週末にマーケットが開かれています。コロナ禍のロックダウンでしばらくクローズドした後、昨年11月に復活したようです。

 

出店しているのは、ハンドメイドの雑貨やコスメ、ベビー服などもありました。

 

日曜日は、農作物も売っています。

 

シドニーの物価がとても高いことから考えると、イチゴの8AUDを安いと見るか高いと見るかは微妙・・・でも美味しそう。

 

パッションフルーツ7AUD。この旅でのレートが1AUD≒96円というところから考えると、672円。やっぱり安いか。

 

そのほかの野菜はこんな感じ。でも、ほうれん草やビーツなどが1束8AUD(576円)って、やっぱり高いよね。

 

地元の人たちが多く買いに来ていて、賑わっていました。品揃えがいいのは、そんなに寒くならないシドニーならではかもしれません。

 

空き店舗も見られましたが、まずまず人も戻ってきている様子。時間が早かったのでレストランはこれからというところも多かったのですが、ビーチの傍の割には落ち着いた場所に感じました。

 

さて、シドニー2大人気のビーチのひとつ、マンリービーチです。もうひとつのメジャーなビーチ、ボンダイビーチに比べて落ち着いているという話。ま、冬だしね。

 

もちろん、オーストラリアの人気マリンスポーツと言えばサーフィン。サーファーも海に出ていましたが、サップボードを漕いでいる人たちもいました。

 

マンリービーチの特徴は、砂浜に沿って松の木が植えられていることだそうです。台風もめったに来ないようだし、風除けは必要ないってことなのかな。

 

木と木のあいだにベルト状のゴムの上を渡して、歩いている人がいました。子のスポーツって何だっけ?と思って調べたら、スラックラインって言うんですね。

 

そしてビーチでのスポーツと言えば、ビーチバレー。コートが何面もあって、すべて埋まっているという人気っぷり。学生サークルのようなものから、ふつうに友だちと遊んでいるような人たちまで様々でしたが、見ていてなかなか楽しい。

 

男女混合でも対等にできるみたいで、どこも盛り上がっていました。ビキニの女性も多かったけど、健康的なスポーツウェアにしか感じられません。盗撮なんてやめてほしいよね。

 

この日はボンダイビーチへも行く予定だったので、ぐるっと回って1時間余りでマンリービーチは切り上げています。

 

マンリービーチからボンダイビーチへ直接渡るフェリーはなく、いったんサーキュラーキーまで戻らなくてはなりません。

 

南太平洋側のマンリービーチから、最短たった7分の距離で穏やかなポート・ジャクソン湾内の港、Manly wharfに到着。入り江に守られた恵まれた地形です。

 

さて。左がマンリービーチの先に続くNorth Head。右がこれから行くボンダイビーチの先にあるSouth Headです。この間1.5kmが開かれ、向こう側が南太平洋、こちら側が湾内です。

 

サーキュラーキーが近づいてきました。予報通り天気は下り坂。シドニー中心部の雲が低く立ち込めています。穏やかに見えますが波も荒れてきて、甲板で写真を撮るには難しいぐらい揺れていて、子どもたちは揺れに合わせて跳んで遊んでいました。

 

ビル群に囲まれると目立たないシドニータワーですが、海上から見るとしっかり存在感を表しています。

 

行きに逆行で見えなかった小さな島は、軍用施設として使われていたというデニソン砦。1841年までは本土の刑務所で問題を起こした囚人の刑罰のための独居棒としても使われていたそう。日に数便しかフェリーが立ち寄らなかったようですが、今はそれを解消すべく改修工事を行っていて、2022年中には完了予定みたい。行ってみたかった・・

 

後方には、ポッツポイントにあるオーストラリア海軍基地の軍用艦が見えます。ポート・ジャクソン湾はリアス式海岸なので、おびただしい数の岬とさらに小さな入り江から形成されていて、海軍基地はオペラハウスからふたつ向こう岬にあり、ちょっと物々しい。1942年、日本はここを攻撃しているんですね。

 

オペラハウスの前まで来ると、雲はビル群側にだけかかっていて、他は晴れていました。

 

もう一度途中までは同じルートを通ってボンダイビーチに向かいますが、これならお天気も望めるかもしれません。海上からのオペラハウスも満喫できました。

 

サーキュラーキーに入港。降りてすぐ次は、Watsons Bay行きに乗り換えます。

 

ワトソンズ・ベイからは、そこから突き出す岬をぐるりと散策してシンボルとなる灯台へ足を運び、次に屈指の景勝地でありながら自殺の名所と言われる断崖絶壁、ザ・ギャップへと回ります。