英語も話せないし飛行機も苦手、それでも個人手配で海外旅行

交通費嫌い。飛行機は苦手だけどヨーロッパ大好き。空港ラウンジ目的でSFC修行済み。休暇の取れない勤め人。

【長野】やっぱりね...「休暇村リトリート安曇野ホテル」ー夕食編

2022年(令和5年)1月

 

今年最初のお出掛けも、やっぱり安曇野。新しく泊まるところは徐々に減って来ていて、今回チョイスしたのは2020年4月にオープンしたという休暇村リトリート安曇野ホテル。前回は室内をご紹介しました。

fuwari-x.hatenablog.com

 

食事時間は到着順に希望を聞いていくので、私たちは選択の余地なく19時スタート。階段の右横にレストランの入口があります。

玄関前のファイヤースペースで行われるイベントである星空観察は20時スタートだったので、こちらも必然的に参加できません。

 

前半の夕食時間だった人たちは、そろそろ終了。星空観察に参加できるのはちょっと羨ましい。

 

レストランの雰囲気はまあまあ。休暇村ということを考慮すれば、充分いい雰囲気。(もっとダサいと思っていた私、すみません。)

 

飲み物のメニューはとても充実しています。地元長野県の国産ワインは3,630円と8,800円の価格設定。同じく地元長野県の日本酒はグラスで990円、4合瓶で3,960円と4,400円といったところ。

 

1月の献立はこちら。信州ジビエと黒毛和牛60gをアップグレードする方法もあり。でも、100gも私は食べないので、そのままでいきます。

 

はじめにアミューズが運ばれてきました。

 

そば粉のガレットとひじきのサラダ マスタードソース

 

前菜 冬の原風景、取れたて安曇野産わさびの香りとともに

●ハムとチーズ・蕪の饗宴 ●茸の白和え ●わかさぎの南蛮漬け ●鮮魚造り二種 ●安曇野野菜アンチョビソースを添えて

 

鮮魚は、信州サーモン、大岩魚でした。一見きれいな盛り付けで美味しそうなんだけど、なんというかふつう。そしてもうひとつ不満だったのが、わさびが用意されていたのだけど、摩り下ろすのにものすごい労力がかかるほど固い部分なの。のの字になんてのんきにすってられない。渾身の力を込めて力づくよ。

 

飲み物は赤ワインで。お肉のアップグレードの紹介があったから、はじめからそっちへシフトね。塩尻市のワイナリー㈱アルプスの松本平ブラッククイーン2020。辛口です。

 

子持ち昆布 ワサビkリームチーズ。相棒の好物の子持ち昆布も一工夫されています。食器もそう悪くないんだけどね。

 

でも、こうくるとなんだか味気ない。

 

しかも開けるとさらに味気ない。器のチョイスってやっぱり大事だよね。鱈の白子と白子豆腐の椀物

 

見せ方はたぶん悪くないと思うんだけど、なーんとなくもうテンションは下がって来ました。悪くないけど、よくない。食事に楽しみがないのって、どんなに部屋が心地よくてもリピなしだよね。

 

魚料理は日本海産鱈のグリル、蒸し野菜。胡麻と蜂蜜、安曇野産リンゴを使ったアップルビネガーソース。まぁそれっぽくは作ってある。

 

鍋料理は鰤しゃぶ 地酒大雪渓とりんごの香り。このインパクトはいいよね。

 

脂ののったきれいな鰤。旅行の経験値が低ければ、かなり満足できる雰囲気は出していると思うんです。でも、料理に力がないって言うんだろうか。全体になにかが足りないの。

 

大雪渓に林檎を入れて、アルコールを飛ばしてから鰤しゃぶをスタート。工夫も悪くないとは思うんだけどね。

 

肉料理は信州ジビエと黒毛和牛の饗宴

 

黒毛和牛はレアに焼かれており、右の熱々に焼かれた石の上で、しっかり焼いていただくのもおススメとのこと。ね、いい工夫でしょう?でもね、ふつうなの。なにか意思のようなものが足りない。

 

信州生坂村さん特別栽培米「滝沢さんちのお米」こしひかり100%

赤出汁・香物(野沢菜・茎ワサビの佃煮)

ご飯は少なめにしてもらいました。やっぱりお米は美味しいのよね。

 

リトリートのおもてなしデザート

 

バウムクーヘンは、きっとお土産に買ったあれと同じでしょうね、木って長らく放置されていただろうグレープフルーツも柿も、ここの料理を総括してる、そんな感じ。

 

これまでのにし屋別荘なごみ野のお料理がいかによかったかということを再認識することとなった休暇村リトリート安曇野ホテルの夕食。たぶん画像にも表れているように、こぎれいなんだけど力がない、そんな料理の数々でした。部屋数は30室と多くないとはいえ、規模が大きくなると仕方がないのかな。

周りの人の反応は、見る限り概ね満足に見えたので、これも私が経験値を増やしてしまった弊害なのでしょう。かつて好んで泊まっていた1泊2食18,000円レベルであれば、これで充分だったはずですから。