2022年(令和5年)1月
今年最初のお出掛けも、やっぱり安曇野。新しく泊まるところは徐々に減って来ていて、今回チョイスしたのは2020年4月にオープンしたという休暇村リトリート安曇野ホテル。前回は夕食をご紹介しました。
前夜の星空観察は夕食時間と重なって参加できませんでしたが、朝の散歩は直食前に行われます。ホテルの近くを30分歩くという企画。
まずは温泉ステーションへやって来ました。①~③の機械は、まさに自宅で温泉に入る人用のもので、前回なごみ野に泊まったときにちょうど給湯中の車に遭遇しました。車の後部トランクに巨大なタンクを積んで、そこへ直接注ぎ込むんです。自宅に戻ったあと、どうやって浴槽に入れるのかは不明。一方、④は100㎖未満のポリ容器用。足湯程度でしょうか。
近くに川があるのですが、水はありません。防災用のもので、豪雨などのときのみ流れるそうです。また、両側の赤松は3年ほど経つと自ら枝を落とすそうで、落ちた枝を数えるとおおよその樹齢がわかるんだって。自然の摂理ってすごいね。
ホテル隣接の公園には無料の足湯があります。
安曇野の民話「八面大王伝説」にちなんで付けられた八面大王足湯という名のとおり、ぐるりと大王の顔。
10時から利用できるそうで、ちょうどお湯を入れ始めているところでした。ちゃんと毎日入れ替えているんですね。近くの中坊温泉のお湯を引いています。
くるっとホテルまわりを回ったら、もうおしまい。そのまま朝食です。席は前夜と同じ。すでに準備されていました。置かれているのは三段重で、下へいくほど小さいお重になっています。
メニューによると、まずはフレッシュスムージーから。あとは安曇野のお水も勧められていました。ただ、外を歩いたあとだから寒いんだよね。
果物は既に褐色に変色してるぞ・・・でももう、ここの食事には期待していないので、まぁいいや。
空いた場所に鰆と生姜焼きが運ばれてきました。お肉も魚もという気持ちはわかるけど、私には生姜焼きは余分かな。
三段重を並べてみました。一段目はご飯のお供、二段目がおかずで、3段目は野菜。
ほんと工夫はいいんだよね。盛りつけも悪くないし、そこそこ満足できると思う。
二段目 ●信州サーモンの昆布〆 ●手長海老 ●栗 ●めかぶ ●長芋白煮肉味噌 ●しらすおろし ●ピクルス(カリフラワー・レンコン) ●豆類 ●ブロッコリー ●みょうが
何でもかんでも書いておけばいいというこのメニューが物語っているんじゃないかと。
三の段 生野菜・蒸し野菜。でも、このドレッシングは美味しかったよ。
テーブルの真ん中に置かれていたのはテーブルの上で炊きあげられたご飯とお味噌汁。ね、こういう工夫もいいんですよね。しかも旅先でなければ食べない生卵も用意されています。農林水産祭で内閣総理大臣賞を受賞したこののあるあいだ養鶏の卵ですって。ご飯のお供はずらりと揃っているので、楽しめました。
食後は、ラウンジでコーヒーを勝手に飲め、と(笑
1階だけでなく2階にも喫茶スペースがあります。
こっちに来ておけば良かったな。
1階の機械ではレギュラーコーヒーかアメリカンしかなかったけれど、2階にはカプチーノもマキアートもカフェラテも飲めたんだもの。
ショップでは、ホテル価格がオンされているとも知らず買っちゃったよ。バウムクーヘンはホテルオリジナルのもので、ふたつ購入すれば安くなるという声にのせられて買っちゃいました。
りんごバターブッセのほうは、松本駅まで戻ったら安かったしバラ売りもあったんだよな~ でもまぁ地域クーポンを使ったから良しとするか。
食事に楽しみがなかったのでリピはしませんが、よく工夫されていて充分及第点だと思います。ただ、これまでのにし屋別荘となごみ野よりも宿泊代が高くてこれ、というところが不満の根源になったかと。
次回で最後です。