2023年(令和5年)4月
毎月訪れている安曇野。前回は安曇野穂高ビューホテルの夕食をフレンチ、和食共にいただいたのでご紹介しました。
翌朝、バイキングを食べ終えてから、常念岳への登山口となる一ノ沢を目指しました。ようやく冬の林道閉鎖が終わってゲートが開き、約5km先の登山口まで車を乗り入れることができるようになっています。
ホテルからゲートまではGoogleMapによると1.7km。私たちはさらにその先の一ノ沢登山口まで計6.6kmを歩き、山の様子を見に行くことにしていました。アルプスはまだまだ冬山で、かなりの経験者でなければ登れません。
常念岳から南側にある蝶ヶ岳の方向になるのかな。上高地へ抜ける登山道があります。
先へ進むと常念岳も顔を出しました。2,500mを越すこれらのクラスになるとしっかり冬のままの顔。
登山者はこの近くにある駐車場に停めて登山を開始します。駐車場はまずまず車が停まっていましたが、野鳥観察のグループが来ていたので、その人たちの車が大半だったかもしれません。
駐車場から20分ほど登った一ノ沢登山口。週末ということもあってか、登山口の連絡所には係の人もいました。
常念岳への分岐点となる常念乗越まで3時間ほどかかります。雪があるのは2,000m付近からだし、地元の学校の子たちであれば、遠足で登るという話なので少し進んでみました。
その分岐点には常念小屋があり、5ヶ月間に渡る林道の冬季閉鎖が終わると同時にオープンし、登山客を待ち受けています。
ゴロゴロとした石の歩きにくい道をやっと過ぎると、次は山道。木の根が浮き出た50cm幅ぐらいの細い道で、突っかかったら滑落は免れないような急斜面に沿って歩くのは予想外。恐怖心に駆られ、500mほど進んだところで引き返すことにしました。
リタイアしたのは細い道が終わったところにある山の神と名付けられた鳥居前。ここで安全を願って登頂を目指すのでしょうが、ハイキング程度しか経験のない私たちには無理。こういうのが怖いと感じるのは年齢のせいもあるのでしょう。
あとで出会った人に聞いたところ、山の神から先の道は広くなるようですが、進むならばもう少し情報収集が必要です。その人の話から想像するに、もっとクマザサが多い茂っている場所のはずがすっかり整備されていたので、逆に急峻な斜面が見えてしまい恐怖心が増したのかもしれません。
林道だけでも往復13.2km。4時間ほど歩いてホテルへ戻った私たち。温泉でまずはゆっくりしましょう。2ヶ所ある温泉のうちの露天風呂側です。
こちらは洗面所が1ヶ所のみ。
カランも3ヶ所しかないので、湯船に入るのを目的に来た方がいいです。
このときは連泊の人しかいない時間帯だったので、誰にも会いませんでした。
露天風呂側の温泉の全景です。内風呂と、ガラスの向こうに露天風呂。
景色は望めませんが、森林浴のようにゆっくり入ることができます。
落ち葉が湯船に浮かんでいるので、備え付けられた網で一仕事。
湯加減は露天風呂のほうが好みで、洗い場で誰かにかち合わないのであれば、こちらで寛ぎたい。
反対の端に位置する大浴場は脱衣室も広く、ドライヤーの数も多いので、かち合いそうな時間帯はこちらがおススメ。
カランの数も多いし、こちらできちんと洗ってから露天風呂はあとに回すのが得策。ただし、長い廊下を端から端まで歩いて移動しなければならないので、ちょっと面倒です。
今回はサウナも初めて利用してみました。残念だったのが中に時計がないので、どれぐらい時間が経過しているのかまったくわからないところ。
サウナのあとは、隣のシャワーコーナーに行けば、まわりに気兼ねなく汗を流すこともできます。
あつめの湯は本当に熱くて、熱めが好きな私でも入るのがやっと。これまでに入っている人を見たことがないです。
大きいホテルとしては、温泉施設が物足りないのですが、たぶん、初めて来たときのスタッフがとても好印象だったので、やたらこのホテルについて私は肯定的です(前回ご紹介の和食ディナーを除く)。相棒は古いという理由であまり好きではないようですが、安曇野にはあまいいいホテルがないので、また選択肢に入るだろうと思います。
1泊目2食付 20,900円×2=41,800
2泊目2食付 24,200円×2=48,400
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