英語も話せないし飛行機も苦手、それでも個人手配で海外旅行

交通費嫌い。飛行機は苦手だけどヨーロッパ大好き。空港ラウンジ目的でSFC修行済み。休暇の取れない勤め人。

【シンガポール】羽田空港第2ターミナル国際線 ANA SUITE LOUNGE 初潜入

2024年(令和6年)7月11日(木)

 

まだ行くんかい!と思わず自分でも突っ込みたくなる頻度で空港通い。いやなに、夏休みはヨーロッパに行く予定で航空券を購入していたのですが、忘れかけていたシドニー往復の特典航空券が取れたというメールが入ってきたのです。ヨーロッパ5日なら、オーストラリアは6日滞在できる。あっちは冬だし、タダなら行くよね、と相棒。

というわけで、ヨーロッパ行きの代わりに来期のダイヤモンド獲得のため、プレミアムポイントを稼ぐ必要が出てしまいました。検索してみるとひょっこり空いていたのがシンガポール。5年ぶりに行ってきました。

 

0:40発のフライトですが、仕事を終えて早々に羽田空港にやってきました。前回のマレーシア、クアラルンプール空港行きは第3ターミナルの出発だったので、第2ターミナルのANA SUITE LOUNGEは初めてです。

 

えへへ。第2ターミナルでのダイヤモンド会員は、別室でのチェックインなのだよ。ビジネスクラスでもSFC会員でも特別扱いなしのターミナルにおいて別格。でもね、結局この部屋から即、出されてふつうに保安検査場へ向かいました。空いているので優先レーンもなし。

 

特別感ないなぁと思いながらANA SUITE LOUNGEへ期待をかけます。内容は第3ターミナルと同じだろうけど、こちらは新しいしね。

 

ANAのラウンジがふたつ。

 

まっすぐがANA LOUNGE、右手がANA SUITE LOUNGEです。

 

日本風に設計されたアプローチ。しかも奥までが遠い。このの階は食事のためのダイニング、上の階にはラウンジ、下の階はシャワールームがあるとの説明。食事を終えたら、ラウンジへ移動して寛いでください、と。

 

な、なるほど。食事のスペースは食堂っぽい。

 

厨房がオープンになっているのは目新しいけど、ゆっくり座っていつまでも食べているよりも、さっさと退散してくださいなという意図が見えます。

 

アルコールはビール4社のハイクラスがそれぞれ。

 

その他アルコールも揃っていますが、第3ターミナルでの待遇とはまったく違い、1杯目を除きすべてセルフ。いや、その方が気兼ねなくてありがたいけど。

 

軽食の用意もあっさりしたもの。数の少なさは第3ターミナルと同様で、少しずつしか用意がありません。

 

左から、メルゲーズのブリオッシュ包みグリーンピースの小さなエクレア仕立てスモークトラウトとゴルゴンゾーラのロール右が豚タンとピスタチオのソーシソン。真ん中のふたつは前回もありました。メルゲーズとは北アフリカのスパイ一シーなソーセージ、ソーシソンはフランスの伝統的なソーセージの一らしい。

 

冷製ミネストローネガスパチョババガヌーシュ(焼きナスとゴマのペースト)、サンドイッチ2種。ババガヌーシュはアラブで食べられているナスのディップなんだって。国際色豊かだわ~

 

サラダもあります。でも、アミューズなどはわずかの時間のあいだにあっという間に品切れ。タイミングが大事です。

 

ほら、パンだって少ししか置いていないでしょ?雑穀ブレッドミルクブレッドが各2個のみ。おむすびは昆布赤飯。たぶん、この日の国内線ANA SUITE LOUNGEの軽食はこれと同じメニューなのでしょう。

 

メインに力を入れたいので、アミューズはできるだけ相棒とシェアしつつ作戦を練ります。

 

メインはスマホからのオーダーの他、カウンターへ行って直接注文も可能です。前回、ANA SUITE LOUNGEでしか食べられないメニューをアップしているので、よろしければご参考に。

 

たいして美味しくないと思いつつ、やっぱり食べてしまうのが握り寿司。太刀魚はもろ冷凍の乾いた味。でもやっぱり次回も頼んじゃうだろうな。お味噌汁の有無は選べます。

 

相棒と相談して頼んだのが清水総料理長監修オリジナルビーフハンバーグ。スープとパンがついたものもあります。これはなかなか美味しい。リピしてもいいかも。

 

デザートは夏のレモンタルト夏のブルーベリータルト

 

お腹いっぱいになったので、混まないうちにシャワーの予約をしました。前回は空いていたので油断していたら2時間待ちになってしまったのです。

 

今回は20時前に予約したら、即、相棒と私と同時に呼び出しが来たぐらい、まだ空いていました。

 

水一滴残さない美しい状態のシャワールームは、さすがのANAクオリティ。でも、個人的には回転が早い方が助かるんだけどな。

 

スキンケアは雪肌精。上の棚にはブラシやコットンなどのアメニティが置いてあります。ドライヤーはコロナ前の第2ターミナルANA LOUNGEではダイソンでしたが、Panasonicになってたな。きっと持って行かれるなどの被害があったのだろうと思います。

 

肝心のシャワーを撮り忘れていますが、オーバーヘッドシャワー付きの充実したシャワールームです。次回も真夏の仕事後なので、絶対に利用したい。

 

ラウンジへ上がりました。ひ、広い!

 

向かい合わせでテーブルを囲めるスペース。

 

ソファーでゆっくり座るならこちら。

 

手前に飲み物を置くなどができるソファーのコーナーもあり、気に入った場所が選べます。そういえば、ANA LOUNGEの方も空間の広さは充分だったな。

 

誰もいないので殺風景なほどのラウンジ。ドリンクの並んだカウンターも閑散としています。

 

ダイニングと同じラインナップでビールが並んでいます。

 

日本酒は久保田と一滴入魂、ウィスキーはアイリッシュウイスキーBAILEYSが冷やされていました。

 

でも、ここにはバーもあるのです。

 

数少ない上階のラウンジでしたが、バーは人気でした。

 

オリジナルカクテルなどが提供されていて楽しめるのです。

 

私は左の桃とアプリコットを使用した夏のフローズンカクテルANA Ice Magicを注文。期間限定で提供されている黄金からわけかりんとうも出してもらいました。

 

もう1杯はミモザあたりを注文したと記憶していますが、甘かった~ でも、ラウンジは楽しめました。

 

トイレも清潔に保たれています。

 

3時間近くを過ごしてANA SUITE LOUNGEを後にしました。ゆったりしていていいのだけど、ダイニングはほんと食堂。第3ターミナルの方がゴージャスな印象があります。多くの便が第2ターミナル発に移ってきているので、再訪するチャンスはあるかな。

 

出発まで3時間弱。いったん退出してターミナルをウロウロしたあと、ANA LOUNGEへも行っています。次回はその話も。