英語も話せないし飛行機も苦手、それでも個人手配で海外旅行

交通費嫌い。飛行機は苦手だけどヨーロッパ大好き。空港ラウンジ目的でSFC修行済み。休暇の取れない勤め人。

【シンガポール】ラッフルズホテルのカヤジャム&Nathional Day予行演習

2024年(令和6年)7月13-14日(土-日)

 

夏休みに予定していたヨーロッパ行きから、特典航空券でシドニー往復に変更することになり、ダイヤモンド会員継続のためのプレミアムポイント稼ぎにシンガポールへ飛ぶことになりました。前回は今回の宿泊先、Grand Park City Hall Hotelでの朝食ビュッフェと、はしごしたラウンジでの朝食の話を書いています。

fuwari-x.hatenablog.com

 

シンガポールの滞在は、夏に弱い私がこれから始まる本格的な暑さに立ち向かえるよう、ちょっとした息抜きに選んだ旅行でした。実際、風が吹けば日本よりもずっと涼しく、思った以上に過ごしやすかったです。観光はしませんでしたが、ホテル付近は散策しました。近くのショッピングモールFunanで驚いたのがこれ。

 

吹き抜け部分にクライミングウォールが作られていて、子どもから大人まで多くの人が楽しんでいました。こういうアイデアって斬新でいいですよね。

 

ラッフルズホテルへも2度行っています。有名なカヤジャムを探しに行ったのですが、あまりの広さにショップの場所を見つけられませんでした。

 

ここは20年ほど前、初シンガポールだったときにも来ているのですが、面影が見つけられません。うーん、フロントへ行ったんだけどな。

 

ラッフルズホテルの外側にあるビルは、近代的なガラス張りを緑化していてとても雰囲気が良く印象的だったのですが、JWマリオットホテルでした。泊まりたいと思って調べたら、めちゃくちゃお高かったわ~撃沈

 

翌日にもう一度、違う場所から入ってみました。人も多く、なんとなく記憶にある場所のような。

 

シンガポールはどこへ行っても思いのほか空いていて、日本での激混みを体験している身にはゆったりとした印象でした。ラッフルズホテルもレストランは満席だったし、そこそこの賑わいだったはずです。

 

ショップも見つけました。前日も案内板伝いに歩いていたのですが辿り着けなかったのに、こんなに簡単だったわ。

 

実は20年前も見つけられなかったショップ。広過ぎるので、そのうち暑くて歩くのが嫌になって断念してしまうというのがパターン。

 

店内を見て回りました。

 

あ!これ!娘が持っていたイギリス生まれのぬいぐるみブランド、Jellycatです。娘はぬいぐるみ好きで、保育園児のときにモントリオールで購入したテディベアを独立したときに持って行ったほどです。でも誕生日に自分で選んで友達に買ってもらったこれも、ほかのいくつかも置いて行ったな。ジェリーキャットのぬいぐるみは、翌月に行ったブリスベンでも会いました。

 

そしてこちらが、かの有名なカヤジャムです。スーパーでは200-700円ぐらいで買えるカヤジャムが、ここでは14SGD(1,707円)!!!せっかくだから買いましたけど、食べ比べない限り味にそこまでの差異はないかと・・・

 

さて。この時期ならではのシンガポールの行事にも遭遇しました。始まりはここ。到着した日にナショナルギャラリーに入館しようと思ったら、時計の時差が修正できておらず、時間を勘違い。開館時間前で入れませんでした。ぐるりと回ってみると、建物に沿ってなぜか座席がある。

 

道を隔てたところにも座席。スタジアムにしては仮設っぽい。なにがあるんだろう?

 

何かのメイン会場であることは間違いなさそう。コンサートがあるなら、近くに行けば音ぐらいは聞けるかなと思っていました。

 

そして翌日のことです。前日に行けなかったナショナルギャラリーへ行こうと思ったら、その道が突然閉鎖されてしまいました。そしてそこへ戦車が走ってきたのです。

 

はじめは何かあったのかと思っていました。でも、いくつも装甲していくのを見ていくうちに、中の兵士が手を振っているのに気づきました。

 

そうか、これはパレードなのか。でも本番ではないよね?

 

調べてみると、8月の建国記念日Nathional Dayに向けて2ヶ月ほど前から毎週土曜日に予行演習が行われており、その一連のものだったことがわかりました。すごい熱の入れようです。

 

Nathional Dayの恩恵にも与れました。ラウンジへ籠ってしまうと夜に外出するのが面倒になるのですが、今回はマリーナベイサンズのナイトショーを必ず見に行くことに決めていました。

 

その道すがらにも行進している人たちを見かけたので、これもおそらく予行演習だったのでしょう。

 

マリーナベイ付近のホテルは高いので、マーライオン公園まで15分ほどで行ける今回のホテルを選んでいます。

 

アンダーソン橋を渡りマーライオン公園へ。

 

シンガポール川沿いは、前回散策した記憶があります。ラッフルズ卿の像が立っていたのはこのあたりだったはず。

 

目の前にマリーナベイサンズが見えてきました。夜に見るのは初めてです。

 

花火が上がります。マリーナベイサンズのナイトショーの一環だと思っていました。

 

でも、どうやら違う。これも独立記念日の予行演習みたい。ラッキーだったわ。

 

しかも、かなり多くの地元民や観光客が集まってきていると思うのですが、押すな押すなというほどの人ではありません。人の流れに逆らって戻ることもできる程度の人混み。

 

フラートンホテルを過ぎ、マリーナベイにさらに近づきます。

 

左へ行けばマーライオン公園という位置。一番手前まで行けばマリーナベイサンズのナイトショー「スペクトラ」が見えるはず。

 

でも、やはりここからでは遠かったです。

 

光と噴水のショーですが、見えるのは光のみ。向こう岸で華やかに行われているだろう噴水のショーはほとんど見えません。

 

次回はやっぱり、面倒でも一度マリーナベイサンズ側へ行ってみなくちゃ。ただ、全体を撮るのには、こちら側のほうがいいと思いました。

 

人が少ないのは、帰り道に通ったビクトリアコンサートホールの前の広場でもわかると思います。日本でイベントがあると、近くの広場も人で埋め尽くされているはず。

 

セントアンドリュース教会の尖った屋根が見えてきました。夕涼みとも言える夜のお散歩。これならまた足を運べます。次回もまたこの時期がいいな。ラッキーでした。

 

シンガポールは長い植民地時代を経て、1963年にマレーシア連邦として国家を形成しています。しかし、民族対立のためにマレーシアから追い出される形でシンガポール共和国を建国することとなりました。土地も資源もない国を発展させた初代首相の政策は、国民こそが資源という考えのものと教育に重点を置き、外資を誘致するためのインフラ設備などを整え、見事にアジアの拠点としての地位を確立させています。日本にも、そういった志のある人に政治家になってもらいたいものです。