2024年(令和6年)12月31日(火)
年末年始ヨーロッパ5ヶ国を巡る旅に出掛けました。ベルギーの首都ブリュッセルを経てポルトガルの古都ポルトに滞在中。日帰りツアーで3ヶ国目に隣国スペインの世界遺産サンティアゴ・デ・コンポステーラへも訪れています。前回は日帰りツアーの参加特典でポルト旧市街の無料ウォーキングツアーに参加した話を書きました。
午後からはドウロ川対岸のガイヤ地区でワイナリーの見学を予定しています。ポルトと言えばポートワイン。ファドを聴かせてくれるワイナリーもあったけど、sold out。でもどこかで試飲はしたいのでガイヤ地区で探しました。ドン・ルイス1世橋の上から行く方法もあるけど、今度は下の道を歩いてみよう。ガイドさんによれば、ポルトはどこを歩いてもやがて必ず下ってドウロ川へ出ると言っていたけれど、ポルト大聖堂の前の道を左側に逸れて下りるのが代表的なルートのひとつ。橋の基部に PONTE LUIZ I の大理石のプレートが嵌め込まれているのが見えます。

そのルートはこんなに階段を下るんだよ。帰りはこの道はパスしたいな。階段じゃないほうがいい。

階段を下るとフニクラーレの乗り場。

セラ・ド・ピラール修道院が向かいに見えます(なぜかこの修道院の名前がいつまでたっても覚えられない)。

1881年に建設を開始し1886年に完成したドン・ルイス1世橋の素晴らしさは、さすがはエッフェルの弟子だと思い起こさせる鋼ワーク。そしてその美しく組まれた鋼だけでなく、石造りのアーチ基部とのコンビネーションが時代の懸け橋のよう。この門には大理石プレートだけでなく、王室の紋章を表す石も埋め込まれているそうです。

ドン・ルイス1世橋の下は、車道と歩行者用。地図上でガイヤ地区は遠いと思っていましたが、サン・ベント駅近くにホテルを取れば、メトロやバスの乗り放題チケットは不要だと思います。

フニクラーレが動いているのが見えました。最初に造られたのは130年以上も前の1891年なのだけど、その急勾配ゆえ2年で激突事故を起こして長らく放置。2004年に改造され営業が始まりました。かなりの急勾配なので乗るなら上りのほうが楽できるけど、下りだとジェットコースター的な楽しみがあるみたい。2025.2月現在片道4EUR、往復6EURとなっています。

上流に向かって橋が連なっているのが見えます。いずれも高い位置で繋げられているということは、深い渓谷だったということなのかな。これもまたポルトの景観のポイントとなっています。

上流にあるドウロ渓谷のワイナリーを回るツアーもあったのだけど、冬なのにクルージング付きだったからパスしました。でもこの暖かさだったら大丈夫だったわ。

ドン・ルイス1世橋、かっこいいです。ドウロ川の6つの橋を巡るクルージングもあるのだけど、確かに船上から見るのもいいだろうな。50分15EUR(2,500円)とお手頃なので、乗ってみても良かったかも。

河口に向けて6km下れば大西洋。時間があれば川沿い散歩もきっと楽しい。バスで15分ぐらい、歩いても1時間半ぐらいの距離です。

リベイラ地区とポルト大聖堂がちらりと見える旧市街。青い空が嬉しい。

クルーズはこの船で出掛けるのかしら。海賊船みたいで味があるわ~ しばらく待っていたら戻ってくると書いてあった波止場がありました。ざっくりとしたツアーよね。

ドン・ルイス1世橋の全景。私たちの帰国後、ポルトの天気は崩れて長く雨続きでした。大西洋側ですが地中海性気候のポルトガルの冬は雨が多め。絶好の日よりでした。

14:15のワイナリー予約までにランチを済ませておきましょう。狙い目のひとつにしていたのがベイラ・リオ市場。

もとはガイア地区の市場だったそうだけど、2017年の改装でフードコートになりました。座席を確保するのも大変な混雑っぷり。

相棒には座席をお願いして、私は食べ物を物色しに行きます。初日に食べたフランセジーニャやDeGema(デゲマ)と呼ばれる地元のハンバーガーのほか、天敵のバカリャウの再挑戦もできそうでしたが、相棒の意見も聞かねばと思いとりあえず無難なものを探しに行きます。ブラジル料理もあるのね。

そうだ、前日にボリャン市場で食べ損ねたラクレットに絡めたパスタを思い出し、パスタのお店で立ち止まりました。

ペンネ、ニョッキ、リングイネなどの中からパスタを選び、ソースも自分で決めます。右端の具材が入ったトルテッローニが美味しそう。

Tortellini panna, Radicchio, Speck Tortelliniとレシートには明記されていたのだけど、Speckはどうやら生ハムっぽい。生ハムの入ったトルテッローニとチコリをクリームのソースで絡めているのかな。濃厚でボリューミーだったわ。14EUR(2,379円)ってなかなかの高額だったのね。

ビールサーバは中央に設置されていて、スタッフに注文する仕組み。3EUR(509円)のものをふたつ注文しました。

相棒が見ていたところによると、スープを持っている人が多かったそうな。それなら、バカリャウスープを見かけたわ。座席を空けてあげようと立ち上がったところでその話になったので食べ損ねましたが、再度座ってでも食べればよかった。そんなにみんなが気に入るバカリャウに、せっかく遭遇できたのに。ポルトの心残りと言えば、このスープです。
続く 【ポルトガル】ガイア地区「Quinta dos Corvos」でポートワイン試飲ツアー