2024年(令和6年)12月31日(火)
年末年始ヨーロッパ5ヶ国を巡る旅に出掛けました。ベルギーの首都ブリュッセルを経てポルトガルの古都ポルトに滞在中。日帰りツアーで隣国スペインの世界遺産サンティアゴ・デ・コンポステーラへも訪れて3ヶ国。前回はポルト旧市街の対岸ガイア地区のベイラ・リオ市場でのランチの話を書きました。
ランチを終えてもうしばらく時間つぶし。リベイラ地区はフニクラーレで高低差を埋めますが、ガイア地区にはロープウェイがあります。セラ・ド・ピラール修道院からベイラ・リオ市場の前までの空中散歩。

片道7ERU・往復10EURします。人気のアトラクション的立ち位置。正式にはロープウェイではなく、ケーブルカーという名称になってるわ。HPからでも素晴らしいガイア地区の眺めが見られるので是非。これを見れば、きっとポルトを訪れたくなるはず。

ガイア地区には有名なオールサーディン専門店The Fantastic World of Portuguese Sardinesがありました。

壁面にずらりとディスプレイされているのは、すべてオイルサーディン。

2階もあったのね。オイルサーディンだけでお店が成り立つってどういうこと?

サーディンだけではなく、蛸やサーモン、海老、もちろん鱈の缶詰もあるし、1916年から2025年までの年代別サーディンもあるの。その年に加工したものであるはずはなく、話題性として作られているのだろうけど。

隣のお店からクリスマスソングが聴こえてきたので寄ってみました。2階にはパイプオルガン奏者と歌手。さて、なんのお店?

バカリャウパンとポートワインを味わえるファストフード店Casa Portuguesa do Pastel de Bacalhau。タラ、ジャガイモ、卵、パセリ、オリーブオイルで作られた生地に羊のチーズが入ったパンが食べられるみたい。画像ではパンに見えるけど、口コミによるとコロッケのほうが近いのかな。

さて。予約したワイナリーはGoogleMapを見る限り間違えるような場所ではないと思っていましたが、こんな狭い路地を入って行くので一度は通り過ぎてしまいました。目立たなくて狭いの。

上空にロープウェイが見えるわ。

この通りにはいくつかのワイナリーがあって、私が予約したのはQuinta dos Corvos。少しだけ日本語が話せるスタッフがいるというので期待したのですが、このときは残念ながら不在。

ワイナリーツアーは1人15EUR(2,550円)。オンライン予約で5EUR決済し、残りは現地で支払います。

受付で残りの10EURを現金で支払えば、ワイン購入時に充当すると説明を受けました。つまりツアー代金は5EUR(850円)で済む、もしくはワイン代を10EUR(1,700円)値引きしてくれるということ。うまいやり方だな。

実はポートワインが甘いということは、ポルト初日のファド会場で飲むまで知りませんでした。

ポートワインは、もともとイギリスに出荷するためにドウロ地区で造られ始めたブランデーを添加したワインで、アルコールの発酵を途中で止めるためぶどう果汁の甘味が残るのが特徴なのだとか。

大別すると、フレッシュな味わいのルビータイプと、100年以上熟成が可能といわれるトゥニータイプの2種類。もちろんトゥニータイプは寝かせるほどに高額になります。

こちらは通常の辛口ワインと、お土産用の小さなボトルなどの価格表。

ものすごく濃厚に甘いワインを試飲して、私たちには持ち帰るほどではないと判断し、通常の辛口ワイン15EURと20EURを1本ずつ購入しました。10EUR充当されると言われたら、やっぱり買うんかい(笑

ビンテージワインの小さなボトルは、60mlしか入っていません。大匙4杯分。でも、ブルーチーズなどに合わせると美味しいそうで、ひとつはこれでも良かったかも。一舐めで終わっちゃうけど。

せっかく来たからにはちゃんとしたポートワインも飲んでみたかったので、ワイナリーツアーには参加してよかったです。その他、酒屋で飲み比べを提供しているところもあるそう。その方が直接的で他のワイナリーのものも飲めたかな。

帰りはドウロ川を渡ってリベイラ地区を通ってみましょう。ストリートパフォーマンスなどでにぎわうエリアです。

実際にリベイラ地区へ行ってみると人が多く、レストランが主体の地区だったので観光できるところは多くありません。それでもボルサ宮殿やエンリケ航海王子の生家とされる博物館もあったのに、どこかからか上らなくちゃ帰られないということに気が向いて、ひたすら歩くことに集中してしまいました。

アズレージョの美しい建物が並ぶ道を歩いて行くと、ポルトガルの伝統菓子パステル・デ・ナタと呼ばれるエッグタルトの有名店などがあり大行列しているのを見ましたが、並行しているショッピングの中心街フローレス通りは行きそびれていたよ。

それというのも本当に上り坂が急で大変なのです。こうやって見るとそこまで急には見えないのですが、まっすぐに続くのでハード。

そしてまたポルトの至るところで道路工事をしていたので、歩くのに気を使うということもありました。もう1日ポルトに滞在していたら、さらに楽しめたかな。でももしそうだったら、郊外の街へ繰り出していたに違いありません。

ポルト最後の夜は2度目のファドで締め括ります。そしてこの日の夜中、ある重大な事件に気づくのです。