2025年(令和年)2月22日(土)
三連休を利用してホーチミンを訪れています。前回は旧市街の主な観光地を回った話を書いています。
チェックアウト時刻は12時。運が良ければ次のホテルは部屋に入れるはず。徒歩6分ぐらいの次のホテルへ移ります。サイゴン歌劇場の横に位置する2-3泊目のCaravelle Saigon Hotelです。歌劇場とこんなに隣接しているとは思わなかったな。

前から見ても、すぐそこの建物。もし夜の歌劇場のショーを観に行くとしたら、帰りは危険ではないだろうかなどと心配していたのに、目の前でした。地図だと案外わからない。

5つ星ホテルになると建物も大きく、入口も立派。2泊朝食付きクラブフロア宿泊で55,854円/2人です。暑い国なので出歩く予定はあまりなく、ホテルでまったりするつもりの旅行です。

1階のレセプションへ行くと、クラブフロアでのチェックインということで9階へ連れて行ってもらいました。

ウェルカムドリンクは、フルーツのサイダー割り。炭酸がすっきりしていて美味しい。

残念ながら14時まで部屋の用意ができないそうで、少しラウンジで過ごしました。近代的な建物と、古い建物の混沌としたホーチミンの様子が窓から見えます。

眼下にサイゴン歌劇場。

その向こうに、何度も買い物に行ったガラス張りのVincom Centerが見えます。

一旦出掛けたのですが、戻ってから通された部屋の様子をご紹介します。11階のエレベーターホール。

部屋からはラウンジと同じくサイゴン歌劇場が見える方角でした。

5つ星ホテルの中では安価なホテルだったので期待していませんでしたが、思ったよりもずっと素敵。ベッドエンドにあるフットベンチは便利でした。荷物を開けるにも、靴を履くにもちょうどいい高さです。

ソファーもゆったりしているので、デスクの椅子を移動させなくても大丈夫。

掛かっている絵は、暑い国なのに何となく寂しい雪の積もった森の中のようで、印象に残りました。

左側はプラグのみ。右側はUSBポートがあるし、Bluetoothスピーカーも置いてあり、そこにもUSBがついています。

ゴミ箱はリサイクル用とそれ以外に分かれていましたが、そもそも何をリサイクルしようとしているのか不明だったので難しかったです。ほかの国で見るように図示してほしいわ。とりあえず瓶缶ペットボトルを入れました。

テレビの下のチェストは戸棚。引き出し代わりに使うかな。荷物置きの台もあるし申し分なしです。

ミニバーのコーナーはこちら。ポットなど、私たちは使うことがありませんが必須の人もいますよね。

マグカップ、グラス、ワイングラスもきちんと用意されています。ワインオープナーも入っていました。コーヒーカップの奥に無料のミネラルウォーターがちらりと見えています。

冷蔵庫は空。今回は地元ビールなどを入れて冷やしました。

入口近くにクローゼットがあります。

真ん中にスツールを挟んで両側にドアがあり、右にアイロンとスリッパ、左がクローゼットでした。

ガウンも用意されていますが、これも今まで着たことはありません。

アイロン、アイロン台、セキュリティーボックスなどのほか、洋服用ブラシと靴べらもこちら。スリッパはふかふかでした。

バスルームはクローゼットに面した位置に。

洗面台右側の引き出しにアメニティが揃っています。アジア圏はまだまだプラスチック製品も置いてあるのね。あれば助かることもあるけど、333室もの客室で毎日のように使い捨てられるかと思うと、やっぱり複雑。むやみに持ち帰らないようにしています。

ハンドソープなどの持ち帰りができるのは、今や日本の一部だけかも。たいていはボトルが備え付けられています。

トイレはTOTO製。この地の様式の蛇口直結ビデを自動で操作できるレバーがついていました。

バスタブなしの部屋でしたが、バスルームは広々。レインシャワーもついていて、使い勝手はよかったです。左の棚の上にあるのはたぶんボディタオル。

洗面台の下にヘルスメーターも置いてありました。単位がkg以外にも3つほどあったのですが、ベトナムの体重はもしかして違う単位なのかな。

テレビの前にはマカロンが置いてありました。白い粉はココナッツ。まぶして食べても美味しかったです。真ん中のホテル名が入ったものがシトラスっぽい爽やかな味で美味しかった。

ここはクラブフロアですが、残念ながらアフタヌーンティータイムはありません。朝食が6:00-10:00、カクテルタイムが17:30-19:30で、その他の時間はソフトドリンクをいただけます。他のクラブフロアがあるホテルよりも安かったのですが、理由のひとつはたぶんそのため。ただカクテルタイムはスナックやカナッペではなく食事ができるという説明だったので、期待できそうです。

ちなみに部屋から見た夜のビンコムセンター。

眼下にはサイゴン歌劇場。劇場前に多くの車が停まっているのが見えます。AO Show開催中の雰囲気だけでも観に降りればよかったかな。

20時過ぎの画像ですが、まだまだオープントップバスに観光客が乗っています。フランス統治時代に建てられた建物の多いこの場所からの景色は、ベトナムであることを忘れそう。

・・・って、そんなことないのよ。バイクの音がすごいから、音を聞くだけでベトナムだわ。