2025年(令和7年)4月18日(金)
所用のため、半年ぶりに安曇野へ行ってきました。真夏日でしたが、北アルプスはまだまだ雪という4月半ば。定期的に訪れるにようになって3年目になりますが、もっとも初雪が遅かった今季がもっとも残雪が多かったです。正面の冠雪している山が常念岳、右が横通岳です。

所用を終えるとお昼どき。穂高方面へ向かうか松本へ戻るかの選択で、どちらにも気になるレストランはあったのですが、穂高は予約不可のレストラン、逆に松本はラストオーダーに間に合わせるにはタクシー利用でもギリギリだったので、いずれも諦めてお蕎麦で済ませることにしました。いや、本当は他お候補もあったのだけど食べログの情報と異なり閉まっていたんだよね。

代わりに入ったJR大糸線豊科駅から徒歩10分足らずで到着する豊科ばんどこは、信州そばと地元素材を使った郷土料理のお店です。口コミ評価がいまひとつなのでこれまで入ったことはありませんでしたが、地方の口コミは絶対数が少なくあてにならないことが多いと聞きます。ハズレではないことを願って入りましょう。

江戸時代末期の1855年(安政4年)建築の古民家を新潟県糸魚川の小滝集落から移築。百余年、風雪に耐えてきた建物です。

ランチの開始時刻11時に開店。ランチメニューは1,100円と安価。いいかも。

店内は吹き抜けのある広い空間。いわゆる蕎麦屋っぽい仕様です。でも、開店して30分足らずとはいえ先客は1名でした。大丈夫かしら・・・

メニューはあれこれありますが、今回はランチセットにフォーカスして選択します。このあと相棒の湯治を兼ねて宿泊予定なので、天婦羅はきっと夕食で出されることでしょう。ということで塩ダレ鶏天丼/ざるそばセットをチョイス。きつねやたぬきそばが900円ならだ、やっぱりセットのほうがお得だもんね。

というよりも、普段ならセットメニューは多すぎるので食べないのに、なぜかこの日はランチセットしか見ていませんでした。大糸線沿いでランチを検索していくと、Café程度のお店でも2,000円超のコースというのが多かったので、たぶん脳内がアラカルトを排除してしまっていたのだと思います。

消去法で選んだだけの塩ダレ鶏天丼。画像からはどんなものが出てくるのかいまひとつイメージができていませんでした。ご飯の上にサラダと胸肉のナゲットが載っているという感じ。ご飯にサラダ?なんで?と思いつつも、塩ダレがこれらすべてをまとめてくれていて案外いける。胸肉も柔らかくてサクッと揚がっていて美味しい。

お蕎麦もいける。よそと違うのは短いの。通常の2/3ぐらいの長さなので、すくってお出汁に入れやすいというメリットがありました。細くてよく締まっていて、さすが信州そばの地元。最低でもこれぐらいのクオリティはあるのでしょう。いや、松本駅前の榑木野(くれきの)よりもむしろいいかも。

1時間ほどでお店を出ましたが、正午が近付くにつれ来店者が増え、退店するころには満席という人気店でした。
豊科駅から見える常念岳、有明山はお天気なのに霞んでいます。かつて歩いた常念小屋から燕山荘までの表銀座縦走路は、まだまだ冬景色。GWどころか6月もまだ冬装備が必要なはずの北アルプス。

松本駅へ戻ると、松本城への道中にある女鳥羽川の桜は満開でしたが、城内は前週末がまでがピークだったはず。1週間早ければ夜間のライトアップ開催中でした。この日は真夏日でとても暑かったので、ここまでで引き返しました。

大糸線と並行して走る山麓線沿いには魅力的なレストランがいくつもありますが、体調不良で長距離歩けない相棒と行くならタクシー利用必須。そこまですることもないという結論で止むを得ず選んだ豊科ばんどこは、納得の地元人気店でした。