英語も話せないし飛行機も苦手、それでも個人手配で海外旅行

交通費嫌い。飛行機は苦手だけどヨーロッパ大好き。空港ラウンジ目的でSFC修行済み。休暇の取れない勤め人。

【富山】廻船問屋で栄えた岩瀬地区~富山空港/お土産編

2025年(令和7年)7月5日(土)

 

毎月飛行機に乗ろう!というコンセプトで選んだ7月は久しぶりの富山空港。前回はミシュランガイド北陸版にも掲載されているフレンチレストラン Cave Yunoki でのランチの話を書きました。

fuwari-x.hatenablog.com

 

さて。Cave Yunokiのある岩瀬は、駅前に競輪場があるという場所。前回に岩瀬浜へ行ったときは、耳に鉛筆をかけて新聞片手のちょっと柄悪めの人たちがわらわらと乗ってきてビビったのですが、反対側のこちらは突然観光地が広がっていて驚きました。全然知らなかった。

 

江戸から明治にかけて日本海を行き来する北前航路が生まれ、寄港地のひとつである岩瀬でも多くの廻船問屋が営まれていました。その数件が今も残っているのです。

 

廻船問屋の中心は五大家と呼ばれる、馬塲家、米田家、森家、畠山家、宮城家で、明治6年(1873年)の大火ですべてが焼失したのですが、豊富な財力を持って独自の家屋を再建。この森家は京都の東本願寺を建てた棟梁を呼び、屋久杉や能登の黒松、小豆島の御影石など全国の銘木・銘材を多彩に使い、3年もの歳月をかけています。

 

こちらの馬塲家は、内部には「トオリニワ」と呼ぶ30mもの土間通路があり、大火以前の部材を使用して再建された岩瀬の中でも最大規模の家屋。

 

中でも、隣に防火土蔵が建てられているという造りは、大火を経ての工夫であることがわかります。この建物のちょうど反対側には、馬塲家の旧米蔵を利用したクラフトビール醸造COBO Brew Pubがあり、常時9種類ほどがラインナップされているそう。

 

こちらは森家の土蔵群で、煙突の見えるところにCave Yunokiが入っています。手前に見えるのが酒商 田尻本店。利酒師とワインアドバイザーの資格を有する店主が自ら厳選した蔵元直送の日本酒とワイン、焼酎を販売しており、店内の半分を占めるセラーで温度管理もばっちり。

 

でも、実はどれも見ていないのです。見た目が地味で見学するほどではないと思ってしまいました。満寿泉の桝田酒造を見損ねているだけでなく、酒商 田尻本店の圧巻のセラーや、廻船問屋の内部など、あとから知るとこれまで見てきたものとは違った建物の魅力満載でした。

 

Cave Yunokiが見つけられなくて裏側へ回ったときに見つけたこれもそう。かつては行き来する船を見守ってきた灯台で、今は富山港展望台として、自由に見学できるようになっています。この日は曇天で見えなかったとは思うけど、高さ20メートルの展望室からは富山湾の対岸にある能登半島、東側からは岩瀬の町並みと、その先の立山連峰が望めたんだって。さらに、ちょうど左手にはCOBO Brew Pubの看板も見えていたはずなのに。

 

さて。私たちが何を急いでいたかというと、富山駅とやマルシェへ戻ってお土産を買う時間が1時間しかなかったということにありました。ずらりとならぶ鱒寿司は既に注文済ですが、その他のお土産も調達したかったので、岩瀬の町並みには目もくれていなかったのです。

 

富山空港へのバスは420円と空港バスの中でも破格の安さ。岩瀬にも再訪して、今度は一度ダブルブッキングで断られたふじ居もこの一角にあるのでへ行ってみたいけどな。

 

富山空港売店はこのまいどは屋のみ。

 

空港にも鱒寿司は売っていて、各寿司の味のバランスが掲示されていました。私たちが乗る18:05発のフライトが最後なので、いくつかは残っちゃうかな。国内線はANAのみで、羽田便3便と札幌便1便。新型コロナウィルスによる減便で、JALは撤退したそうです。でも鮨屋の大将曰く、富山の人たちはANAが大好きなんだって。

 

空港内をうろついて時間潰し。というのも、私が相棒のクレジットカードを落として再発行中だったので、カードラウンジに入れなかったのです(すぐに拾えたのだけど既に停止後だった)

 

このところ飛行機の遅延が多いです。今回も搭乗は定刻でしたが、羽田空港の混雑の関係で、出発までしばらく待ちました。

 

ボーディングブリッジにはSUSHI TOYAMAの文字。寿司といえば、富山と書いてあります。そうそう、行きはこれを見てタクシーに向かったんだよね。期待してたのにな。

 

飛行機はパーソナルモニターのない機種ですが、1時間のフライトなので問題ありません。

 

上空から富山駅が見えました。真ん中の細長い箱のようなものがそれで、右が新幹線ホーム、左が在来線のホームです。宿泊したダブルツリーbyヒルトンもさらに右の白いビルじゃないかな。

 

立山連峰北アルプスも、もちろん富士山も、厚い雲に隠れてまったく見えませんでした。残念。かなり旋回して茨城の方から降下したようで、フライト時間も長かったです。そして到着ゲートは確か47番で、めちゃくちゃ遠いの。サテライトゲートが接続されて歩いて移動できるようになったのはいいけど、出口まで20分ほどかかったんじゃないかな。みんな、これならバスのほうがいいとグチりながら歩いていました。ほんと、そう。

 

お土産編です。鱒寿司は2種類買いました。丸い方の鱒寿司は2段重ねのものも売っていますが、私たちはそんなに食べられないので1段。

 

青山総本舗の炙ります寿し(1,500円)は、食べ切りサイズを展開していたので買ってみました。鱒はカットしてありますが、ご飯部分は繋がっているので、着る必要があります。炙った風味はほとんどなく、レア感が強い脂ののったこのタイプはお初です。毎度松本駅で購入する大辻のと違い過ぎて、意表を突かれました。ちょっと苦手かも。

 

一方、元祖せき乃屋鱒の寿し(2,200円)は、枯れていると言いたいぐらい乾いていて鱒もごく薄く、これもまたちょっと期待外れ。うーん、今度はここまで違うということをもっと理解したうえでチョイスしようっと。

 

お菓子類はこちら。くろみつ玉(6個950円)・富山米のカステラ(900円)・長福もち豆(173円)・長福もちずんだ(184円)・ぼんぼこ(140円)・ぎんなん餅(6個840円)。

長福もちは上出来の餅でした。豆もずんだも美味しかったな。ぼんぼこはアンズを挟んだブッセで、ちょっとパサパサ。ぎんなん餅は銀杏の実から作られているそうだけど、羽二重餅みたいな感じ。

 

くろみつ豆は似たお菓子が他にもあったのだけど、メレンゲを固めて焼いたお菓子で、すぐに乾燥しちゃっていまひとつでした。でも、その似たようなのは玉風味といって、2017年の旅行時に買ってるの。懲りないなぁ。

 

富山米のカステラは相棒が選んでいます。米粉のカステラというのが珍しい。しっとりしていて美味しかったです。

 

JR西日本が手掛ける富山駅隣接のホテルヴィスキオ富山byGRANVIAの下はショッピングモールになっていて、そこで購入したのがブラックラーメン(360円)のどぐろビーバー(220円)。スナック菓子は普段買わないけど、ご当地限定商品だったのでつい。ブラックラーメンは1食450円ぐらいで売っていたのだけど、ここのは安かったので買ってみました。濃い味付けが特徴だそうだけど美味しかったです。

 

練り物2種は相棒が買ったもの(480/490円)ほたるいかの黒づくり(648円)は空港で。塩辛はすごい塩味が強すぎたけど、イカ墨がもったいなかったので、ホワイトソース少しと併せて少量のパスタに絡めてみました。大葉たっぷりのせていただくと、すごく美味しかったです。たぶん、少量がミソ。パスタを短く折って酒の肴程度の量がちょうどいいと思います。機会があればぜひ。

 

相棒は富山はもう行かないと言っていますが、私はもう一度岩瀬地区へ足を運んでみたいです。でも食はお隣の金沢が断然勝っているでしょう。たまたま機会があって7月中にもう一度北陸へ飛んだので、お酒などの備忘録を挟んだあとその旅行記へ進みたいと思います。

【富山旅行 終わり】

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