2025年(令和7年)8月7日(木)
今年の夏休みは5泊で東欧を回りました。前回はブルガリアの首都ソフィアのランドマークであるアレクサンドル・ネフスキー大聖堂などを回った話を書きました。
観光を終え、午後13時を回ってから少し遅めのランチに出掛けます。しっかり食べて、夜は部屋で簡単に飲んで済ませようというのは、私たちのいつものスタイル。前夜にチェックしたVitosha(ヴィトシャ)大通りへ向かいます。ヴィトシャとは、正面に見えるソフィアのシンボルとなる山の名前です。

民族衣装などが飾られ、いかにも観光客向けのブルガリア料理のお店などもあったのですが、事前に調べて食べたかったメニューがそこにはありませんでした。ヴィトシャ大通りに連なるお店もじゅうぶん観光客向けと思いつつ、そのメニュー店のあるお店に入ってみることにしました。

テラス席も良さそうだけれど、暑いので中に入ります。

Shtastlivetsa RestaurantはGoogleMapでチェックすると4.5という高評価のブルガリア料理店。市内にもう1店舗あります。なんて読むんだろ。

間口は狭いのに、中は2階席までの吹き抜けがある広いレストランでした。

涼しさを期待して店内に入ったのに、残念ながら冷房なし。ひぇ~ でも、そこまで暑くありません。湿度が低いので、直射日光が当たらなければそれほど暑さは感じません。

壁側はゆったりしたソファー掛け。静物画や風景画がいくつも飾られています。

私たちが到着したときは、ここの席は小さな子連れ家族のグループで賑わっていました。食べているものをヒントにしたかったのだけど、ジロジロ見るわけにもいかず。ただ、持ち帰り用の袋を持っているようでした。この地はそれがいけるのか。

今回はローカルフードを食べるのがテーマだったので、リサーチしてから来ています。ただ英語メニューになるとローカルフードの名前も英語に変換されている場合があるので、逆に難関だったりするのが困る。目当てのShopska(ショプスカ)というサラダがあるはずなのだけど。

メインにはヨーグルトソースを使った家庭料理、ムサカ(Musaka)を探します。今回の旅行では、メニューに必ず料理の総量が記載されていたのが興味深い。義務付けられているのかな。ブルガリアではユーロ導入目前なので、価格も2通り。

飲み物は、暑いのでのでスーパークリングワインを選択。確か、高かったからブルガリア産は外したと思います。

選んだのはイタリアピエモント州のTOSOのもので、39BGN(3,550円)と安い!

まずはショプスカ 16.9BGN(1,265円)の登場。暑い日にさっぱりと食べられるサラダと紹介されていたので注文してみました。ギリシャのフェタチーズのようなチーズたっぷりのサラダです。フェタチーズは羊ですが、こちらのシレーネというチーズは水牛から作られているらしい。

トマト、きゅうり、玉ねぎ、ピーマン、オリーブやパセリなどが入っています。ピーマンは青唐っぽかったけど、取り敢えず食べられる辛さ。350gと書いてありましたが、かなりボリューミーでした。

ムサカ 26.8BGN(2,440円)は、私が見たものとはまったく違う形状で出てきたので戸惑いましたが、要はオーブン焼き。メニューはブルガリア語のMUSAKAに対して、英語表記はMOUSSAKA。いや、同じにしておいてくれたほうがわかりやすいって。

このお店での正式名称は、ORIENTAL LAMB & BEEF MOUSSAKA。茄子、じゃがいもとラム肉、牛肉にトマトソース、フェタチーズ入りのベシャメルソースをかけて焼き上げてあります。380gは堂々たるボリューム。

中東が起源とされる料理で、地域によって使われる食材やレシピは違うようですが、超好みの味です。

結局サラダは食べ切れず、持ち帰ることにしました。あちこちで紙箱を持っているのを見かけたので、ムサカも無理して食べ切らなくても良かったかな。合計82.7BGN(7,559円)。たった2品+ワインとはいえ、1万円を切る食事はなかなかありません。ブルガリアの物価が安いのを実感。ますますローカルフードを楽しめます。

帰り道、どのスーパーを探しても見つからないブルガリア土産のLOKUM(ロクム)というお菓子のバラフレーバーを探しました。やっと見つけたのはお土産物屋さん。6BGN(550円)の値札が貼ってありましたが、バラ味にこだわらなければ300円もしない物です。調べてみるとロクムはお隣トルコの伝統菓子が伝わったもののようなので、ブルガリアっぽくするためにバラフレーバーを作っているに過ぎないのかもしれません。

夜は軽くブルガリアワインを飲んで過ごしました。物価が安いのとワインもお手頃で、レートは違いますが偶然すべて5.99BGN(550円)でした。

ブルガリアのワインは馴染みがありませんでしたが、4000年以上前からワイン造りが始まっており、共産党政権崩壊後に衰退するまで1980年代は世界4位のワイン輸出国だったようです。今また復活の狼煙を上げているところだそう。再会を楽しみにしたいです。
続く 【ブルガリア】首都ソフィア観光3日目-中央ソフィア市場ホール~国立文化宮殿