英語も話せないし飛行機も苦手、それでも個人手配で海外旅行

交通費嫌い。飛行機は苦手だけどヨーロッパ大好き。空港ラウンジ目的でSFC修行済み。休暇の取れない勤め人。

【ルーマニア】避暑地シナイア観光-ルーマニア国王の夏の離宮ペレシュ城・ペリショル城

2025年(令和7年)8月9日(土)

 

今年の夏休みは5泊で東欧を回りました。前回はルーマニアの避暑地シナイアの観光の目玉のひとつ、シナイア僧院へ行った話を書きました。

fuwari-x.hatenablog.com

 

山道なので、次にどの道を選べばいいのかGoogleMapで見ても案外わかりにくい。なんとなく人の流れで山の中へ入ってみました。なんといっても涼しい。気温はそこまで高くないので、日陰にさえ入れば過ごしやすいのです。

 

しばらくいくと露天の店が並んで入る場所に差し掛かりました。

 

ブルガリアらしい民族衣装や雑貨など数10軒のお店が並んでいます。

 

ブラウスは何人か町で着ている人を見かけました。およそ30-50BGN(2,750-4,570円)といったあたりは買い求めやすい価格かもしれません。きれいな胸元の刺繍が特徴です。

 

絨毯やタペストリーも多かったです。

 

彩り鮮やかな食器は魅力的。今はもう手放したけれど、ポーランドボレスワヴィエツ陶器よりもさらに多色遣いかも。20-30BGN(1,820-2,730円)はこの地では若干高めかもしれません。

 

その他、人気だったのは焼きトウモロコシでした。香ばしい香りが漂ってきて、現金を持っていたら思わず買っていたかも。

 

露天街を抜けると現れました。ルーマニア王室の夏の離宮ペレシュ城(Peleș Castle)です。シナイア僧院に数年滞在した後、ペレシュ城の建設を決めたルーマニアの初代国王カロル1世は、1873年にペレシュ城の建設を始め、1876年には鉄道の敷設工事も行っています。改修工事中で足場が組まれていますがお城の色に合わせた足場で景観にも配慮していました。

 

ペレシュ城はルーマニアでもっとも荘厳なお城として知られており、カロル1世が収集した絵画、彫刻、宝飾品、武具などが展示されているとあって、入場料は100RON(3,540円)となかなか高額なので、外から見るだけと決めていました(笑

 

調度品などかなり見所はあるようでしたが、お城の内部はあちこちで見てきたし、なにより気がかりだったのが、内部で歩き回って疲れてしまうこと。何しろ外は暑い。

 

ペレシュ城へは入口までぐるりと回っていかなければならないのですが、その手前にはレストランやホテルなどがあります。暑いので、休憩するのに大人気。

 

ペレシュ城とともに見ておくべきはペリショル城。この門をくぐっていくのが良さそう。

 

レストランの裏側に入りました。4つ星ホテルとしても営業しているVila Economat。こういうところに泊まれると素敵。1泊2名朝食付きで22,000円程度でリーズナブルです。夜に徒歩で外へ出掛けるのには不便ですが、ペレシュ城のライトアップは美しく見られると思います。

 

ここからすぐペリショル城です。狩猟用に建てたお城で、甥夫婦に贈られたものと書かれているものもありました。

 

こちらも改修工事中。入場料は30RON(1,060円)なのでペレシュ城よりは安価ですが、外が見られたからOK(笑

 

ペレシュ城へはぐるりと上っていかなければならないので遠目に見るだけでいいかと思っていましたが、ペリショル城までくればほぼ平坦なので寄ってみます。入口近くにはチケット購入のためにATMまで設置してありました。こんなところに、すごっ

 

内部の見学は予約時間が1時間45分ごとに区切られていていました。ただ所要時間がわからないから、両方のお城を見る場合は予約って難しい。内部はパスしたけれど、庭や中庭は見学できるので忘れずに。

 

建物は木組みで素敵な中庭。これを見逃していたらだいぶショックだったわ。たまにはちゃんと事前チェックができていてよかった。さらに解説があるともっと楽しめそうです。

 

たとえば、正面の壁に描かれた絵は柱に隠れるように人がいて、ひとりは水差しのような銅食器を、もうひとりは調べてみるとルーマニア弦楽器のコブザのような楽器を弾いています。

 

その上には狩猟のシーン、左側には騎士なども描かれていて、夏の離宮の様子なのかもしれません。

 

無事に3箇所の見所を見終えて、しかも帰りはひたすら下り。気分よく戻ります。Dimitrie Ghica(ディミトリエ・ギーカ)公園を通り抜けていると、駅を上ってすぐに見た建物の表側が現れました。3つ星ホテルとして営業しているHotel Caraimanです。1泊朝食付き369RON(13,000円)からだって。さっきのヴィラより安いよ。

 

1881年ルーマニアが王国としての宣言をした後に建てられたシナイア3軒目のホテルで全室から公園が眺められます。1903年に屋根裏部屋が増築されて現在の姿になりました。2度の世界大戦中は負傷兵のための病院にもなっています。

 

あちこちにヴィラが点在しているので、長期滞在に格好の場所です。日本でいう軽井沢のような場所なのかな。

 

ホテル近くまで戻ってきました。また観光用トレインが走っています。

 

この炎天下でもお城までは歩いて行ける場所ですが、多くのヴィラを見ながら手軽に回るのも楽しいと思います。ぜひこの観光トレインの情報を探し出してみてください。英語のツアーサイトをきちんとチェックしていけば、たぶん容易いと思います。

 

なにぶん暑さに弱いのでヘロヘロでしたが、木陰に入れば涼しくて過ごしやすいところでした。ルーマニアについては独裁政権だったチャウシェスク以外ほとんど何も知らなかったので、明るく伸びやかな避暑地シナイアは、どこか閉鎖的な印象のあったこの国のイメージを180度転換させられたように思います。それはこの次の訪問地も中世の街並みが色濃く残る場所で、首都ブカレストへは訪れなかったためかもしれません。

*ちなみに、完璧に悪役と思っていたチャウシェスクですが、ルーマニアに外国資本を参入させ、農業国から工業国に転換するなど功績も多く、2014年の世論調査では今チャウシェスクが大統領選に出馬すれば66%のルーマニア人が投票しようとするだろうという調査結果が出ているそうです。外からではわからないもんだなぁ。

続く 【ルーマニア】避暑地シナイア「Bistro 27」ディナーでひと悶着

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