2025年(令和7年)9月6-7日(土-日)
所用のため訪れた3ヶ月ぶりの安曇野。前回は浅間温泉 菊之湯へ辿り着く前に見た北アルプスの景色や、旅館の部屋について書きました。
チェックイン時刻を過ぎても来客の気配がないので到着が遅いのでしょう。今のうちに大浴場へ参ります。

壁に吊るされていたのは小澤征爾、小沢征悦のサイン。松本フェスティバルのときにでも訪れたのかな。それにしても字がそっくり。

小澤征爾のサインはこちらにも。

絵に限らず、アンティーク家具や食器もお好きなご様子。

さて、温泉は数段階段を降りたところにあります。夜10時で男女入替です。

まずは菊風呂。ガラス張りの開放的な脱衣所。

籠がオープンだと鍵の置き場が気になるけれど、大浴場はガラス張りなので心配ないと思います。

入口側にアメニティなどが置いてあります。

今時もうすっかりレトロに感じる体重計。懐かしいわ。

ドライヤーは洗面所とは別の場所に置いてあります。シンプルな造り。

上に飾られているのは、漫画家 多田ヒロシの書下ろし。かつて「漫画家の絵本の会」の常宿だったそうです。

奥が洗面台。分けてあれば、洗面ボウルに髪の毛が放置されたままという事態もなくいいと思います。

全体に明るく、床暖房も入っていました。でも、なんか足りないよね?

そう、外への出入り口はあるのだけど、どうやら露天風呂はありません。

庭を見せるためならばドアがやたら充実しているので、造ろうとしてやめたのか、庭のお手入れのためなのか、はたまた開放感のためかわかりませんが、お風呂はひとつだけのようです。

そして、公式HPや一休.comなど、菊之湯を紹介する記事には必ず出てくるシンボルの菊之湯を見てがっくり。

お風呂はこれだけだったんです。露天風呂はなくても、こ、これで終わり?これ以上を望むのは期待し過ぎ?

シャワーは画像で見るままの角度で水が出るので、手に持たないと遠くに飛んで使いにくい。右手前に立って使うシャワーもあるけどそれも同じ。誰かが隣り合わせるとなかなか気を使うと思います。

湯加減は適度で気持ちよく浸かれます。ただ、なんというか手持無沙汰な感じが否めませんでした。

温泉分析所って何を見ればいいのかよくわかっていませんが、アルカリ性単純温泉、第2,4号源泉、山田源泉、大下源泉、東北源泉の混の混合泉、泉温50.2℃、ほとんど無色澄明微硫黄味を有すと書いてありました。

おそらくシンボルの菊がある菊風呂がメインだろうと思ったので、もうひとつには期待できず、夜は入りに行きませんでした。朝になって行ってみると紅風呂完成おめでとうございますと掲げてあったので、こちらのほうが造りかえられたのでしょう。

脱衣所はこちらの方がかなり狭いです。

ということは、やっぱり菊風呂がメインだよね。

確かドライヤーはここにひとつだけ置いてあったような気がします。菊風呂のように、乾かすだけのためのスペースもない。

ごく狭い場所にコンパクトにまとめられた脱衣所は、籠こそたくさん置いてあるけれど、こんなに人数は入れないでしょう。

ところが、入ってみると狭いのだけど露天風呂を発見。これは嬉しい。

ただ全体としては、4,5人も入ればちょっと緊張する距離になりそうです。

それを裏付けるが如くカランも4つ。これ以上の人数での利用は難しいでしょう。

さて。露天風呂はどこから行けばいいのでしょう。

それがね、こういうのは初めて見るんだけど浴槽に入ってから外へ出なくちゃいけないの。びっくりだよね。

一応手すりの左側には段があって、それに沿って行けばいいのだけど、ここを通路とするならば内風呂に入れる人数もごく限られるというわけ。

露天風呂は他人と共有するには狭すぎる。家族や友人と2人が精一杯だと思います。でも、外の風を感じながら入れる露天風呂って好き。しばらく入り浸りました。

その他、漫画家 柳原良平のリトグラフなどもあり、いろいろな人に愛された旅館だと思います。

人に出会うことがなければ、温泉は満喫できると思います。幸いに私は誰にも会わなかったので悪態をつきながらも楽しみました。夏休みが終わったとはいえ土日でしたが、空室が多かったようです。このリピしたいと思えない空気は、私だけが感じるものではないからのような気がします。その原因はどこなのか、次回の食事からも探ってみましょう。