英語も話せないし飛行機も苦手、それでも個人手配で海外旅行

交通費嫌い。飛行機は苦手だけどヨーロッパ大好き。空港ラウンジ目的でSFC修行済み。休暇の取れない勤め人。

【長野】松本城界隈の創造性高い絶品フレンチ「mannacktable-マナックターブル」

2025年(令和7年)9月7日(日)

 

所用のため訪れた3ヶ月ぶりの安曇野。前回は松本城界隈での散策と、お土産について書きました。

fuwari-x.hatenablog.com

 

さて、今回の旅の目的のひとつ、兼ねてから行きたかった松本駅から徒歩10分のところにある創作フレンチレストラン「mannacktable(マナックターブル)」へようやく訪問です。ランチの予約は11:30-12:00で、私が用事を終えてからだとどうしてもいつも間に合わない。ディナーだと松本発20:10が終電なので、18時開始でもぎりぎりで落ち着かない。かといって、松本駅周辺のビジネスホテルはいまひとつなので、今回は旅館に泊りこの日を迎えたのでした。

松本駅からも北松本駅からも徒歩10分。松本城からは6分という位置です。ちなみに、2年前に訪れたヒカリヤニシの場所も記しておきました。

 

11:30/11:45/12:00の予約時間のうち、11:45にしています。予約方法はtablecheckから。

 

ドアを開けると風除室があって2重になっているので、中の音は聞こえません。でも、さらにドアを開けたときに衝撃を受けました。テーブルセッティングは一ヶ所のみ。またCave Yunokiと同じく貸し切りだ!土曜日のランチという絶好の時間帯に、他に誰もいないなんて。しかもCave Yunokiのように2万円超ではなく7,700円とリーズナブル。いやもちろん、比較の問題なので一概に安いと言ってはいけないかもしれないけど。

 

でも、私はこのお店には確信がありました。間違いなくここは私たちの好みである、と。そして満足して帰れるはずだと。

 

ランチは平日4,620円のショートコース、土日祝は7,700円のコース一択。夜は12,000円をベースに希望に沿ってくれるそうです。

 

アルコールは生ビール990円、スパークリングワイン1,320円、白・赤ワイン1,100円など(税込)

 

でも、暑い中歩いてきたのでそれでは足りません。スパークリングワインの中からスペイン産Gran Palas Cava Brut 5,000円(税抜)をお願いしました。市場価格で1,500円程度。白・赤ワインの価格帯はこれよりもう少し高めだったような気がします。

 

アルコールは市価の3倍とよく聞くので許容範囲としましょう。でも、ワンオペにもかかわらずサーブの気配りも忘れないシェフです。

 

まず、アミューズが2種類。1品目 玉蜀黍のムース

 

同時に出された、2品目 バジルのスポンジケーキ

 

ひとつずつお皿に取っていただきます。バジルのスポンジケーキは手でつまんで食べてください、と。ふわふわのスポンジからバジルの香りが立っている。上には薄く削られたフランス産のチーズが載っていて、中にも軟らかなチーズクリーム。

 

玉蜀黍のムースはスプーンを入れると雲丹が登場。こんがり炙った白いとうもろこしも甘さが際立っていて、甲殻類ジュレとともにいただきます。もうこの2品で私たちの味覚を鷲掴み。

 

パンはライ麦系でクルミの食感が利いていて、中はしっとりしています。

 

3品目 吟醸豚と安曇野産トマトのタルトタタン。すべての食材は聞き取れませんでした。食べた感じではピンクの部分が吟醸豚、その他には違う部位が入っていたと思います。自家製クリームが添えられ、食用菊花をマリネしてありました。てっぺんのトマトの濃厚さもまた印象的。

 

4品目 鱧のソテーは、糸瓜やマッシュポテトとともに白ワインのソースでいただきます。

 

しっかりと厚みのある鱧。茗荷のトッピングが洋の白ワインソースに刺激を与えてくれる感じ。

 

糸瓜は一時使ったことがありますが、茹でるとするすると糸状になるのが楽しかったな。じゃがいもやソースを鱧に絡めるのにいい働きをしてくれます。

 

ここでカトラリーが入れ替えられました。フランスのLAGUIOLE(ラギヨール/ライヨール)のもの。あちこちで遭遇していますが、マーブル柄に蜂のついた柄は知っているけれど、このシャープな形は初めて見ました。LAGUIOLE en Aubracと書かれています。

 

5品目 蓼科山麓牛が本日のメインディッシュ。

 

牛ステーキの上にホースラディッシュをオンして焼いてある。

 

付け合わせにはズッキーニの花のフリット。天然きのこのソースというメモが残っているけど、牛肉の方だったかフリットの方だったか。

 

ズッキーニの花の中にも蓼科山麓牛を詰め、蕎麦粉を付けてフリットにしているという手の込んだもの。

 

バスク地方の煮込み料理で、トマト、玉ねぎ、ピーマンの葉を煮込んだもの。ピーマンの葉が食べられるとは知らなかったわ。ちょっとピリッとしていて美味しい。帰宅してから、我が家の家庭菜園のピーマンや甘長の葉もあれこれ調理してみました。いけるわ。

 

デザートは自家製チーズと黄金桃ハーブソース。ピンク色のものは桃のソルベを液体窒素で凍らせて削ったもので、全体に甘さが控えめ。

 

桃の形というよりも林檎に見えるのだけど、長野県だからかな。豚の鼻みたいでかわいい。

 

蕎麦粉のマドレーヌと、珈琲、紅茶、エスプレッソから珈琲を選択しています。

 

トイレの位置は奥の扉の左側。

 

ビビッドなパープルなトイレでびっくり。狭いけれど自動開閉、自動洗浄なので機能性も高く問題なし。

 

カウンターの席は魅力的だなぁ。こちらには大好きなYチェアが置かれていました。うちの椅子も去年から同じカール・ハンセン&ソンの椅子。こっちの椅子だったら、居心地が良くて立てなくなったかも(笑

 

コース7,700×2+ワイン5,500=20,900円は破格に感じました。でもこれ以上高くしてしまうと、この地では難しいのだと思います。初めにも例示したCave Yunokiがいい例。いくら腕が良くても都心価格では地元の客がつきません。9月末、代々木上原の有名店Sioの鳥羽周作氏が運営していた長野県小谷村の古民家カフェも閉店したように、知名度の高いシェフですら地方に集客させるのは至難の業のようですから。

 

ちなみに、マナックターブルの姉妹店として松本市美術館shokudo & café yum yum(ヤムヤム)も2022年4月オープンしています。そういえば2023年9月訪問時に、遠目にもやたらおしゃれなカフェが入っているなぁと思った記憶があります。

松本へはまた足を運ぶ機会があるので、必ず再訪します。人によっては食材の好みが違うかもしれませんが、わざわざ足を運んでも満足できる店だと思います。視覚からの驚き、味覚での楽しみ、是非訪れてみてください。評価値を入れていない人がいるので食べログの評価は低くなってしまっていますが、おススメです!

tabelog.com

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