2025年(令和7年)11月16日(日)
来期で最後にする予定のダイヤモンドを目指すため、そして機関誌「翼の王国」をもらうため、去年は毎月ANAに乗っていました。今回は8月から計画していた九州への旅。前回はこの旅の目的だったJR九州豪華列車「36ぷらす3」の車内のご紹介をしました。
ひと通り車内を見学したので、あとは自席でまったり過ごします。途中、杵築駅と中津駅ではホームで地域の人たちのおもてなしがあります。

11:30 杵築駅到着。

ホームでは地元の人がかぼすを使ったお菓子や佃煮など、地元の特産品を販売しています。

人気だったのは地元のお菓子処松山堂の洋菓子と和菓子で、乗務員の人も買っていました。ほぼ完売だったんじゃないかな。

日本唯一の「サンドイッチ型城下町」と書いてあるけどどういうことだろう?商家の集まる谷町通りを挟み、その南北の高台に武士の住居があったのですが、そのV字のような地形がサンドイッチのように見えるからなんだって。(トリドリに詳細)

杵築駅から戻ると、次の停車駅までに食事の用意がされました。植物をモチーフにしたランチョンマットが華やいだ気持ちにさせてくれます。

コースターが素敵。スターラックス航空のPEANUSのコースターもいつまでも使えないから、今度はしばらくこれを大事に使おうかな。

12:10 中津駅到着。ここでは食事を運び込むので少し長めの停車で15分時間があります。中津へは2021年に訪れています。そして今回の食事は、そのときに行った日本料理 筑紫亭のものが出されます。4年ぶりの再会。

ひとまず地域のおもてなしを先にご紹介しましょう。

中津市は福沢諭吉が生まれたところなので、後方のスーパーSunLiveの諭吉先生と1万円札で写真はいかがですか?と誘っていらっしゃる。

しかも諭吉グッズまで売っているのだよ。


にもかかわらず・・・中津市の公式キャラクターはくろかんくんなの。2014年(平成26年)の大河ドラマ「軍師官兵衛」のほうが諭吉先生に勝っちゃったのね。

杵築とはまたまったく違った品揃え。

諭吉先生もお土産に登場しています。

でもなんといっても人気だったのは中津からあげ。大1,000円、小500円で売っていたので相棒が小を買っていました。今から食事なのに(笑

その後、デパ地下で方々の唐揚げを見ますが、この小は1個あたりが大きいので、同じ4個入りでもお得度が違うなと思います。1個は食べて、もうひとつずつはラウンジでいただきました。

発車前、くろかんくんが窓からご挨拶に来てくれています。着ぐるみの中は、どんな人なんだろうなぁ。

出迎えてくれた人たちもお見送り。おひとりは大分博多間の個室の食事を担当している筑紫亭のご主人です。筑紫亭には2021年に鱧料理を食べにお店へ行き、そのときこの列車のことを教わりました。今回、ご主人に以前伺ったことをお話したらとても喜んでくださいました。

発車してしばらくすると食事が運ばれてきました。

今回のお品書きが添えられています。

飲み物は、セッティングのときに、お茶、みかんジュース、もうひとつなにかから選ぶよう尋ねられました。お吸い物には蓮根饅頭、茗荷、二十日大根、木の芽が入っています。

お重は二段重ね。下段はふたつに分かれていましたが、うまく組み合わせて動かないようになっています。

きれいな彩りの上段。品の良い木箱に紙箱を組み合わせて詰め合わせられています。どれも丁寧に作られていて、とても美味しくいただきました。また違う日にも乗りたいと思える食事です。

カップの中の白和えはほうれん草、ワタリ蟹、菊花に柿ジュレをかけてとんぶりがのせれています。たったこの一品にすごい手間。葉蘭に隠れているのを掘り起こして撮るべきだったのが、前回別注した鱧寿司!やっぱり絶品。その他、丸十が底にちらりと見えていて、むかご松葉刺し、エリンギ、出汁巻、鶏から揚げ、万願寺青唐、紅芯大根甘酢漬。

黒胡麻豆腐には、蒲江産紫雲丹、冬瓜、赤コンニャク、山葵がのせられています。割醤油をかけていただきます。

炊き合わせは、柚子と味噌が添えられた大根、玉子豆腐、舞茸、小松菜、トマト、宇佐市安心院産鹿もも肉。私は鹿肉なら何度か食べているけれど、ジビエに馴染みがない人がいたら初めてだったかもね。どんな感想だったかな。

そして、鱧専門店の鱧湯引き焼霜大山梅肉、オクラ。ちょっとこのコーナーは淋しめ。こういうところにあしらいがちょっとあるとさらに一段上がるんだけどな。

下段は、しめじご飯。鱧幽庵焼、人参、銀杏、青さ海苔、奈良漬で華やかに。

デザートは、新物紫芋きんとん、みかんコンポートには、無花果、シャインマスカット、上毛産レモンゼリー岩塩入り、ブルーベリー、ザクロを合わせて。

美味しくお弁当をいただいているときに、アナウンスが入りました。わずかに豊前海岸から海が見えています。大分を離れ福岡へ入っています。

このあたりは遠浅で美しい海岸線が見られたと思うのだけど、今は埋め立てられてごみ処理場ができていたり、工場が誘致されているようです。

小倉駅を通過します。ここから進行方向を反転させて門司へ向かいます。駅事務所からでしょうか、手を振ってくれています。毎週のお定まりなのでしょうけど、皆で盛り上げようとしているところがいいよね。

10分ほどで門司港駅へ到着しました。ここから85分の自由時間です。一度門司港へ行ってみたいというのが日曜日コースを選んだ理由のひとつ。このコースの目玉でもあります。

駅では車掌さんの制服と制帽を被っての写真撮影もさせてもらえます。いくつかのサイズが用意されていて、みな楽しんでいました。私は興味なしですが、鉄道ファンにとってあれこれ行き届いたサービスだなと思います。