2025年(令和7年)12月28日(日)
今回で最後にする予定の長距離路線、思い切ってピラミッドを見に行こうと決心し、年末年始の旅行を計画しました。決して訪れるはずのなかったアフリカ大陸に来て、ピラミッドを目の前に滞在中です。前回は、プライベートツアーで訪れたムハンマド・アリ・モスクの話を書いています。
1時半を回り、ランチに向かうことになりました。ほとんど信号のないエジプトでは、信号で曲がるというような技ができないので、延々一方通行を迂回しながら目的地へ向かうような形になります。このときも、サラディン城塞を左折できれば近いのに、わざわざ1周近く回って方向転換していました。ムハンマド・アリ・モスクのミナレットが見えています。

15分ほど車を走らせ、Ain Al Hayat Resortの敷地に入って行きました。厳重に警備された入口を通り抜けていくと、停まっている車はツアーバスばかり。レストランがいくつもあるようです。そのうちのひとつAmorに案内されました。ガイド氏は40分後に迎えに来るとのこと。

ま、見て。ビュッフェだから仕方がないとはいえ、食べる気になれない状態。

料理がなにかもわからないのだけど、ピーマンにご飯を詰めてあるのはマハシーとかいうんだっけ。

ご飯ならここにもあったけど、もしかすると地元の人ならこれをコシャリにしたりするのかな。欧米人がアジア圏でもコンチネンタルブレックファストしか食べない気持ちが、ちょっとわかるかも。レクチャーがあるといいのにな。

何の肉かも不明だけど、鶏かな。悪くなさそう。

右端の肉になるとソースの色に馴染めなくて怯むのだけど、肉料理は美味しいはずと思い切ってみる。

茄子だよね。うーん。名前がついていると助かるんだけど、どこでも見かけないのはそういうサービス精神はないのかも。

毒々しい色のハムにはちょっと引く。

豪華そうには見せているし、実際品数は少なくないけどとにかく雑然としています。いや、盛り付けの文化が違うせいもあるとは思います。

でも料理を見ているうちに、どんどん食欲が失せてくるのでした。

デザートコーナーも雑多。画像で見るとさほど悪くなさそうに見えるかもしれませんが、会場の混雑などもあって印象が悪かったです。

ガイド氏との待ち合わせまで時間があったので、敷地内のお店も入ってみましたがいまひとつ。でもここのナツメがおススメと言われたので、つい買ってしまいました。手持ちのエジプトポンドを使いたかったためもあるけど、高かったわ。これはまた最後のお土産編で。
最後の観光はハン・ハリーリ市場(Khan el-Khalili)。アラジンの世界に浸れそうなバザールで、ランプの灯りが素敵な場所なの。夜に行きたかったので最後にしてもらったのだけど、時間早過ぎ。

昼間はただのごみごみしたバザールで魅力はいまひとつ。

いかにも観光客向けのものしか売っていません。

これらは地元の人も買うのかな。同じイスラム圏であれば、国によって違った雰囲気のものを買えるのか、もしくはやっぱり観光客向け?いやでも日本の着物と違って宗教色が強いからもスリム以外は着ないよね?

でも、肌の露出を許さないはずのイスラム圏で大胆な服も売っているのはなぜかしら。自分の妻子には厳しくても、他者には深層心理で露出を望んでいるとか?まるでベリーダンスの衣装のようなものまであるわ。

ハン・ハリーリ市場でお土産を買うには、交渉が必須らしいです。ガイド氏に頼めばしてくれたのかな。でも彼のサービス精神は薄いんだよね。

金ピカのアクセサリーなどは、いかにもエジプトっぽいけど安っぽい。

ここは紅茶のほか、ナツメなどのドライフルーツや蓮の花を干したようなもの、手前にはヘチマもありました。ガイド氏、歩くだけでなくて案内してほしかったな。

治安の悪さは感じませんでしたが、スリやひったくりには注意の場所らしいです。夜であればさらに気をつけたほうが良いでしょう。

エジプトではネコもたくさん見かけました。どこでも自由に闊歩しています。

この卵形っぽいのはランプだと思うのだけど、夜になると一斉に灯りがつけられてエキゾチックな感じがとても素敵な場所なはずなの。

こんなランプが煌いていたら、アラジンの世界。それが見たかったんだけどな。

でも、頭にパンを乗せて運ぶお兄さんのスキルはすごい。ちなみにガイド氏はその前に歩いているGジャンの人です。

まだ15:15。日没までには時間もまだだいぶあったので、残念ながらこれで終了となりました。

ドライバーと待ち合わせたのは、ハン・ハリーリ市場を抜けたモスクの前。左側のアズハル・モスク(Al-Azhar Mosque)は970年に建築されたカイロでもっとも古いモスクで、右側は1774年完成のアブ・アル・ダハブのモスク(Abu Dahab Mosque)。いずれもムハンマド・アリ・モスクよりずっと古いものです。自力で行っていれば寄れたのですが、信号がないので渡るのはハードな場所でした。なにしろ歩行者よりも車の方が優位だと言っていましたから、ベトナムのようにスピードを緩めて譲ってくれることはないのかも。

帰り道もやっぱりかなり迂回して方向転換をします。薄茶けたエジプトらしい街が続き、至るところにモスクが出現します。

またしてもサラディン城塞と採石場に挟まれた道を通過しました。

最後はホテル近くにあるお土産物屋さんに連れていかれました。もし自分の名前を書いたヒエログリフのペンダントが欲しければそこへも寄ったようですが、私たちは興味なし。

もう一軒がパピルスのお店でした。女性店員がパピルスから紙を作る工程を説明してくれました。ガイド氏よりもさらに下手な日本語で、さっぱりわからなかったけど。

パピルスはこんな植物。それを知れたのはちょっと楽しかったわ。光るパピルスなどもあったのも体験としては興味深いものでした。

せっかくのプライベートツアーでしたが、もう少しガイド氏の日本語が上手であればもっとエジプトのことを知れただろうというのが残念でした。識字率も35%とか言ってたけど、いつの時代の話なのかちょっと疑問。ただベルトラで予約するよりは安かったので、良しとするかな。翌日はピラミッドへ行きます。ホテルからでも見えるけれど、自力でどこかへ行くには厳しいので、ゆっくり見学することにしましょう。