【ドイツ】ドナウ川の流れる世界遺産レーゲンスブルク旧市街散策-後編

2026年(令和8年)1月3日(月)

 

今回で最後にする予定の長距離路線、思い切ってピラミッドを見に行こうと決心し、年末年始の旅行を計画しました。決して訪れるはずのなかったアフリカ大陸でピラミッドを見たあと、乗り継ぎしやすいアテネでアクロポリスも見ようと立ち寄っています。前回は最後の訪問国ドイツでの最後の宿泊地、世界遺産レーゲンスブルク旧市街での散策について一部書いています。

fuwari-x.hatenablog.com

 

レーゲンスブルク大聖堂のあるドム広場(Domplatz)へ戻ってきました。あれ?ハイド広場でも正義の女神噴水が布で覆われていたけど、ここのハゲタカの噴水(Adlerbrunnen)も隠されている。どうして?

 

レーゲンスブルク大聖堂は、1275年着工したものの尖塔以外の完成が1634年、尖塔に至っては1869年にようやく完成したドイツゴシック建築の教会です。

 

精巧で美しい装飾。

 

内部のステンドグラスも素晴らしい。

 

クリスマスツリーの灯りも加わって、一層華やかでいて荘厳。

 

壁掛式というパイプオルガンは、近年付け替えられています。オルガンコンサートも開催されていますが、975年から続いている少年聖歌隊(domspatzen)が有名なので、音楽には特に力を入れているのでしょう。でも、スキャンダルになったことがあったよね、ここだったのか。

 

聖母マリアの祭壇。

 

地下聖堂も覗いています。

 

シナゴーク(ユダヤ教会)のあったNeupfarrplatz(ノイプファール/ノイファー広場)に再び戻ってきました。劇場のように見えるこの建物は百貨店だったようです。ヨーロッパの建築では、中がわかりにくいものが多くてよく見過ごします。

 

ここの噴水もやっぱり布で覆われていました。1721年建立の帝都の噴水(Imperial City Fountain/Reichsstadtbrunnen)が見られるようなのだけど。

 

美しい中庭はレーゲンスブルク司教の旧邸宅。今はホテルやレストラン、ビアホールとして運営されています。

 

その建物の棟続きにローマ帝国の北境を守るために築かれた城塞の跡地が遺されていました。

 

古代ローマ時代ローマ皇帝が連隊駐屯地を築かせ、197年に完成したその要塞はカストラ・レジーナ(Castra Regina)と呼ばれるようになりました。その要塞に4つ設けられた門のうち北門がこの遺構です。

 

その後、変遷を経てビール醸造所の壁に見えない状態で組み込まれてしまったことで忘れ去られていたものが、これまた長い時を経て近年になって整備されています。

 

Lower Minster Cathedral Parish教会(Dompfarrkirche Niedermünster)をぐるりと回ってDom広場へ戻ります。

 

結局、旧市街を歩いた中で、布で覆われていなかった像はレーゲンスブルク大聖堂前にあったフリードリヒ1世の騎馬像のみ。

 

もしかするとこれは騎馬像だからで、「噴水」と名の付くものの彫刻が隠されていたかもしれません。クリスマスマーケットの人混みを避けてのものだったのかしら。

 

内部の見学は大聖堂のみでしたが、旧市街を歩いているだけであちこちに何かの物語があるような建物や彫刻があるのでじゅうぶん楽しめました。

 

例えばこのお店は古くから続く紅茶専門店(Teahouse Bachfischer)ですが、お店のことよりも屋根の塔の向きがなぜ斜めになっているかが気になりますよね。

 

レーゲンスブルクももちろんクリスマスマーケットは開かれていたはずですが、後片付けはすっかり終了していて、ごくふつうの出店がわずかにあるだけでした。

 

ランチのあと、駅に近いトゥルン&タクシス城(Schloss St. Emmeram/聖エメラム城)へも向かいました。マクシミリアンホテルの前から続く公園には、そのトゥルン&タクシス公爵家の長男Karl Anselm(1773-1805 カール・アンゼルム)の記念碑。自費で市民のために公園整備を行った功績で建てられたものです。

 

トゥルン&タクシス一族はヨーロッパの郵便事業を創設した貴族で、神聖ローマ帝国の郵政事業を独占し莫大な財をなしています。

 

エメラム門(Emmeramer Tor)を入ると博物館や修道院などの敷地に続きます。

 

お城は修道院を改築した宮殿で、内部は様々な様式で豪華に装飾された500室にも及ぶ部屋があるそうです。

 

ガイドツアーでのみ見学できるとのこと(17EUR)

 

向かいは政府機関でした。

 

私のヨーロッパデビューがイタリアだったことも関係するのかもしれませんが、ドイツという国のイメージにカラフルさはありませんでした。どこへ行っても北欧のようなかわいらしさが意外。

 

時間は前後するのですが、次回は到着時から狙っていたWeltenburger am Domでのランチと、ショッピングの話を続けます。

続く 【ドイツ】レーゲンスブルク「Weltenburger am Dom」でバイエルン料理&ショッピング

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