2026年(令和8年)1月3日(月)
今回で最後にする予定の長距離路線、思い切ってピラミッドを見に行こうと決心し、年末年始の旅行を計画しました。決して訪れるはずのなかったアフリカ大陸でピラミッドを見たあと、乗り継ぎしやすいアテネでアクロポリスも見ようと立ち寄っています。前回は最後の訪問国ドイツでの最後の宿泊地、世界遺産レーゲンスブルク旧市街での散策について書いています。
前日に初めてここを歩いて以来、旧市街を散策するたびに何度も通ることとなった駅から通じる道。右に見えるローマ塔(Römerturm/Heidenturm)は7階建ての防衛塔で、壁の厚さは1m以上もあるそう。

暖炉などもあり居住可能で、避難所として使われていた可能性もありますが、財宝庫、造幣所、または文書館としても使用されていました。入口は私たちが目指すレストランの建物からの渡り廊下からのみ。

今はホテルとレストランとして使用されているこの建物はHerzogshof (ヘルツォークスホフ)と呼ばれ、貴族邸宅や王宮として使用されていたほか、バイエルン州の行政機関だったこともあったようです。

反対側から見た位置がこちら。左手にレーゲンスブルク大聖堂があるDom広場の奥にローマ塔とそのヘルツォークスホフ(←一生覚えられそうにない名前)が見えています。

今日こそ入りたいレストラン。前日にこの小さな窓から覗いたとき、人の気配はあったものの隣のドアは閉ざされており、日本人的発想で正月三が日は休業かも、ぐらいに思っていました。

でも翌日になってもドアは閉まったまま。明らかに営業中であることは分かったので、ふと横を見ると入口はそちらにありました。

バイエルン料理のレストラン「Weltenburger am Dom」です。

ドア部分の凝った造りが印象的。

おススメコースとランチコースが書かれているようです。こういうのを狙いたい。

私たちがこのレストランに来たかった理由は、バイエルン料理が食べたかったからでした。調べたところでは主にシュバイネハクセ(Schweinshaxe)、シュバイネブラーテン(Schweinebraten)、ヴァイスブルスト(Weißwurst)、ケーゼシュペッツレ(Käsespätzle)の4つが挙がりました。

このうち豚肉料理のシュバイネ(Schwein)はミュンヘンで似たものを食べたし、白ソーセージのヴァイスブルストも何度か食べているので、ケーゼシュペッツレがメニューにあるお店を探していました。ショートパスタをチーズ(ケーゼ)で和えているらしいこの料理、チーズ好きには見逃せません。

せっかくのドイツ、ビール好きの相棒はビールから始めています。そういやビール醸造所があった場所なので、メニューにもーThe oledest monastery brewery in the worldー世界最古の修道院醸造所と書いてあります。

ワインはスパークリングワインをチョイス。バイエルン州北部のWeingut Christine PröstlerのSECCO DRYで辛口。

メニューにDRYと書かれていただけあって辛口。22EUR(4,200円)と値頃感もいい(元値8EUR)。

食事はたくさん食べられないことがわかっていたので、日替わりメニューをシェアしていいか尋ねました。24EURを22.8EUR(4,360円)と少しだけお得にしたセットメニューです。

前菜はCremesuppe von der Breze(プレッツェルのクリームスープ)。プレッツェルってドイツの結び目の形をしたあのパンのことだよね?それがスープ?

これが抜群に美味しかったの。酸味の利いたスープで、バターと炒めた玉葱が入っていて。玉葱を炒めるときにはビールで煮込むらしい。さすが、ドイツです。

メインがSchwabenteller(シュヴァーベン風プレート)で、シュヴァーベンはミュンヘン西部のノイシュバンシュタイン城などがある地域で、イタリアに近いためピザやパスタなどの郷土料理を持つ地方らしい。

要はワンプレート料理で、豚ヒレ肉のメダリオン(Schweinefiletmedaillons)は柔らかい肉とクリームソースの濃厚な味わい。

これが食べたかったケーゼシュペッツレ(Käsespätzle)。ニョッキっぽいパスタにチーズを絡め、これまた濃厚。

ケーゼシュペッツレはローストしたオニオンのトッピングが定番のようです。48.8EUR(9,330円)で、食べたかったバイエルン料理を楽しめたので大満足。

レストランはビールを楽しんでいる人たちで賑わっていました。併設ホテルHotel Regensburg Herzogshof am Domも評価が高いので、宿泊先として候補に挙げるのも良いと思います。

レーゲンスブルクでは、いつもの日常遣いの食品以外の買い物をふたつしています。1686年開業、340年続くドイツ最古のコーヒーハウス「PRINZESS Confiserie & Café」でチョコレート好きの娘のために。

ひっきりなしに誰かが訪れている人気店です。

チョコレートは概ね100g12.9EUR(2,460円)の量り売り。日本でもスイーツは本当に高くなったけれど、こちらでもなかなか。ささやかな贅沢です。

ケーキは一切れ4.1-4.8EUR(780-920円)で、コーヒーとのセットでもいただけます。ただし、なぜかセット価格のプラス料金に0.9-1.3EUR(172-250円)と幅がある。

もうひとつが靴。できるだけ海外では靴を見るようにしています。パンプスではなく紐靴を履くことが多いので、本場のドイツは特に狙い目。

しかも、ドイツで人気のSALAMANDERを扱うお店がセール中でした。

値引き幅は20-70%。気に入ったこの靴は、半額の64.95EUR(12,417円)!!!

家に帰って楽しめるのは食品なのだけど、ちょっと思い出に残るものが買えると、使うたびに思い出せるのでそれもまた好きです。
続く 【ドイツ】ミュンヘン空港ルフトハンザ航空ラウンジ