2026年(令和8年)1月31日(土)
ANAにこだわるのは止めようと決めたものの、ドイツからの帰国時にANAの機関誌「翼の王国」の持ち帰りを失念していたことを思い出し、いくらなんでも1月から収集を放棄するのもね、ということで急遽飛ぶことにしました。前回は宿泊した割烹旅館 若松の館内や部屋について書いています。
湯元若松の源泉を持つこの旅館の温泉。到着が早く16時からの貸切風呂を予約することができました。

島根で足立美術館隣接のさぎの湯温泉に泊まったとき、有料と勘違いして貸切風呂を断ったのを教訓に、気恥ずかしいけど確認して無料なら利用するようにしています。

貸切風呂と大浴場の位置関係はもはや記憶にないのですが、貸切風呂はたぶん旧館の離れのような位置にあったと思います。

大階段脇が貸切風呂の入口。

小さな入口に「華」と書いてあります。

入口を開けるとこじんまりとしたプライベート空間といった感じ。

創業100周年に向けて令和5年4月に新設された貸切風呂。温泉の充実は旅館の魅力を増大させますものね。

湯上り時にリラックスできるようにリクックスチェアが置いてあります。

タオルは部屋のを持ってこなくても大丈夫。水分の補給も用意されています。

アメニティ類を籠に入れて準備してあるのはお上品。

綿棒以外は使っていませんが、プラスチック製品の削減が叫ばれている今、これから日本でも減らされていくものだろうと思います。

草色のボトルは若松旅館オリジナルのコスメ。

さて。内部の様子です。檜の香りがする浴槽。源泉57.6℃の自家源泉かけ流しです。

カランは1ヶ所。家族風呂なので順番にどうぞということですね。

坪庭の向こうは特に囲われていないので、この旅館の建物なのでしょう。半露天風呂という括りなので、季節によってはドアを開けるのかもしれません。

40分足らずで貸切風呂を辞し、そのまま大浴場へ向かいました。

こちらにも湯上り処が用意されています。海が見えるいい場所です。

脱衣籠は多く用意されていますが、そんなに大人数では入れるお風呂ではありません。でも、どなたにも会いませんでした。

アメニティの用意は貸切風呂と同じ。

大浴場は新館「南坊」の2階にあります。貸切風呂を少し大きくした程度の大きさで、落ち着いたとても雰囲気のいいお風呂です。

さすがにこちらはカランもいくつかありますが、お風呂のサイズからいっても4,5人で目一杯かなと思いました。

目隠しがないのは、浜に降りる人がいないということでしょうか。開放的で素晴らしい造りのお風呂です。

内風呂の延長線上に露天風呂が設置されています。
他人と2人だとちょっと気まずいかも。誰にも会わなかった私にとっては貸切風呂以上に開放感のある贅沢な時間。

使用されている檜についての説明が掲げられていました。使用されている木材は古代檜といい、海抜2,500m以上の奥深い山の中で樹齢2,000年にもなる巨木が生木のまま倒木し、さらに150-200年眠り続けた檜なのだそうです。

奇をてらった造りではないシンプルな温泉ですが古代檜も風格を添え、老舗旅館の格式をさらに上げているように思いました。
続く 【北海道】ヘレン・ケラーも宿泊した老舗 函館湯の川温泉「割烹旅館 若松」食事編