【北海道】ヘレン・ケラーも宿泊した老舗 函館湯の川温泉「割烹旅館 若松」食事編

2026年(令和8年)1月31日-2月1日(土-日)

 

ANAにこだわるのは止めようと決めたものの、ドイツからの帰国時にANAの機関誌「翼の王国」の持ち帰りを失念していたことを思い出し、いくらなんでも1月から収集を放棄するのもね、ということで急遽飛ぶことにしました。前回は宿泊した割烹旅館 若松の温泉について書いています。

fuwari-x.hatenablog.com

 

続くは期待の夕食。ミシュランガイド北海道で一つ星を獲得しているという実力派。評価の高さもここにあるでしょう。夕食会場は本館に案内されました。

 

元は宿泊に使用していた部屋を食事会場として使用しているようです。

 

おそらく古くなった建物では冷暖房などがどうしても行き届かないので、使い方を改めたのかと。本館を大事に残しつつ活用するという意図もおありかと思います。

 

テーブルには献立のみ置かれていました。

 

しつこく書きますが、ANAダイヤモンド会員の継続をし損ねた注意力のなさは、たまにご褒美にもつながります。今回は一休ダイヤモンドの恩恵で獺祭1合が振舞われました。知らなかったので驚き。

 

18時開始の夕食。まずは先付と前菜が運ばれてきました。彩り美しい料理です。

 

先付 慈姑豆腐・魚豆・山葵・菜の花

慈姑(くわい)をお豆腐にするというあたり、まだ1月ということもあってのことでしょうか。

 

前菜 菊名白和え・北海島海老・松風・千社塔・サーモン砧巻き・豆慈姑・梅人参

     一寸豆・蕗の薹・蓮根万年煮

初春をイメージさせる前菜。松風は好きな一品。丁寧に作られていて、実はこの前菜が一番好印象で美味しかったという記憶。

 

煮物椀 清汁仕立 帆立真丈・横綱椎茸・人参・蔓菜・柚子

真丈も大好き。すり身って面倒だけど、その作業でどれも美味しくなる魔法の力があると思うのです。それを帆立で作るのであれば間違いなしですもんね。

 

横綱椎茸というだけあって、肉厚でしっかりしたお味でした。

 

御向 道南の魚介盛り合わせ 妻一式

ごくふつうに美味しかったお造りはカンパチ、平目、北寄貝、鮪です。シート状の小さい黒いものが何だったのか思い出せないのですが、調味料類を固めたものだったはず。

 

その工夫はお醤油にもあって、ふわふわ泡状の泡醤油を出していただきました。食感も面白い。

 

ここで日本酒をもう一杯足すことにしました。四合瓶は手が出ない高さ(笑

 

ワインのほうがお手軽価格から用意があります。ムートン・カデ・ルージュはいつもポルトムインターナショナル北海道のタテルヨシノでいただいているものと同じだわ。こちらでは安く提供してくださっていてお得感すら感じる。

 

その他の日本酒はこちら。これ以外撮っていないということは、これですべてだったと思うのだけど。

 

なぜかメモを残していなかったので何を飲んだか不明。春鹿かなと思うけど、超辛口は避けるしな。北海道だから山の宴を頼んだかも。追加料金が3,094円と中途半場でわからないの。暖房費1,100円はわかっているのだけど。

 

郷魚 烏賊ソーメン がごめ醤油

がごめ醤油はすっきりした薄めの味付け。

 

日本酒を待って食べ始めました。ひとり一杯だったはず。ただこれも期待ほどではなかったかな。

 

蓋物 かすべ揚煮 人参・越冬牛蒡・海老芋・近江かぶら・芽伽別・木の芽

焼肴 本鱒献珍焼き 青味大根・網笠柚子・酢取り茗荷

 

なぜに魚2品を一度にと思っちゃった。かすべは北海道ならではのお魚で、いわゆるエイのこと。初かもしれない。

 

こんなにごっつい骨が入っているのだけど、肉厚で美味しい魚でした。海老芋も里芋と少し違ったねっとり感が好き。

 

も美味しくいただいています。でも、なんとなく全体が単調だったなと。どこのお料理でも感じることですが、酢の物とか肉類をちょっと入れるとか、変化があるといいなといつも思います。ただ、この網笠柚子は甘くていいアクセントでした。

 

止椀 天塩蜆  お食事 大根御飯  

お米はななつぼし。

 

水菓子 季節の物

毎度先に言っておけばよかったと後悔するのがメロン。私、果物ではメロンとスイカが好きではないのです。高級旅館ほど出されてしまいがちなメロン。でも、出ますか?って聞くのもヘンだし。そっか、苦手な食材のところに書いておくようにしよう。

 

朝食も続けます。夕食と同じお部屋で。一夜明け、少し雪が降ったようでした。

 

テーブルにはスムージーやデザートのオレンジのほか、小鉢などがセッティングされています。

 

納豆がやたら美味しかったことを思い出します。北海道産大豆だったんだろうな。

 

部屋に入ると同時に火を点けたのは湯豆腐。結構なボリュームがありました。

 

届けられたのはお重と曲げわっぱ、茶碗蒸し。

 

茶碗蒸しのスプーン、これ持ってたねという話をしていました。こういうところで使うと様になるわ。

 

お重の中身は烏賊足の団子と炊いた大根や、北海道らしく子持ち昆布、鹿部のたらこ、芋茎、クラゲの入った海苔の佃煮

 

曲げわっぱには特注で作っていただいたのでしょう、若松の印がついています。

 

烏賊の塩辛とじゃがいもはキタムカイ

 

そして、焼き魚はホッケ

 

どれも美味しくいただきました。でも、一つ星を期待するほどだったかというと、うーん。経験値を積んだと言えるかもしれませんが、その弊害かも。もっと純粋に、今日のこのお料理は美味しかったねと素直に楽しみたいと思いつつ、物足りなさを感じてしまうのが我ながら残念。間違いなく丁寧に作られているのにな。

続く 【北海道】函館の美味しいものを探しに「函館市場」へ

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