2026年(令和8年)2月1日(日)
ANAにこだわるのは止めようと決めたものの、ドイツからの帰国時にANAの機関誌「翼の王国」の持ち帰りを失念していたことを思い出し、いくらなんでも1月から収集を放棄するのもね、ということで急遽飛ぶことにしました。前回は函館土産の海産物を買いに出掛けたはこだて海鮮市場の話を書いています。
さて、前夜に予約したのはせっかくの北海道なのでお寿司です。予約必須の人気店なのでダメもとでしたが、幸いに閑散期。カウンターでの予約が取れました。割烹旅館若松から歩いて漁火通りを歩いて5分に位置する「鮨処 木はら 函館」です。

河口から津軽海峡が広がるという立地。

モダンな外観。12時の開店ちょうどの到着でしたが、すでにカウンターに1組、個室にも何組かいらっしゃいました。

右側に個室が並んでおり、左側がカウンター。手前で荷物を預かっていただきました。

広めのカウンターはゆったりとしています。入っただけで、この店はアタリだと確信できる雰囲気。

コース料理もお願いできたのですが、15時発のフライトということもあって今回はおまかせ握りにしました。カウンターのお2人も東京からでしたが常連さんでした。

おまかせ握りは寿司12貫8,250円。じゅうぶんな量だと思います。

角の席だった私の横の壁には器が並べられていて、空間遣いもお上手。

大将というよりは、マスターといった雰囲気のダンディなイケオジ。捲る袖からもカッコ良さがわかるでしょ。

目の前に用意されているネタに期待値が上がります。

ビールの価格は良心的。たぶんサッポロクラシックにしたはずですが、瓶ビールだったかも。

生ビールだったとしたら、私はスモールを頼んでいるはず。

確か煮凝りを出していただいています。

スタートは平目の昆布締めから。昆布塩でいただきます。

続くは鮪の漬け。

これは安心して食べ進められる。日本酒をいただきましょう。北海道のお酒の中から、お店の名前を冠した限定品の木はら(1,430円)をチョイス。ANAで見かける醸し人九平次や、このあいだまで家にあった澤屋まつもとの守破離もある。

札幌市西部の夕張郡栗山町にある小林酒造の主力商品北の錦とのコラボです。

精米歩合45% アルコール度数16度。一番好きなお酒だとおっしゃっていました。

ヤリイカは辛味大根と生姜で。

イクラはイクラそのものの美味しさは当然として、海苔が美味しかった!パリッとしていて一口で食べ切れなくても噛み切れるの。

子持ちのボタンエビ。

日本酒を続けましょう。念のため、生酒がないか聞いてみました。

用意していただいたのは雨後の月(広島)。鼓動というのは初めて聞きます。

キンキの炙りには肝を載せて。

鰊はまったく臭みがなくて、最高の美味しさでした。鮮度の良さが窺えます。ここまで癖のない鰊に出会ったのは初めてかも。

帆立は塩でいただきます。

真鯛は山椒を利かせてありました。

最後のお酒は信(のぶ)。函館より少し北、亀田群七飯町箱館醸蔵の郷宝(ごっぽう)とのコラボ商品。信は店主のお名前、茂信からの命名です。

雲丹も塩でいただきます。

ズワイガニ

あらで取ったスープ

トロ

玉子

柚子シャーベット

お茶をいただいて終わりです。

トイレもきれい。


おまかせ握り8,250円×2+ビール+木はら1,430円+雨後の月+信1,650円=24,420円
価格のわからないお酒もありますが、大満足でした。相棒が函館再訪を熱望しているのもコース料理を食べたいがため。飛行機と宿とお店の予約のタイミングがうまくいくかどうかが鍵。

あちこちに掲げられた書は入口にも。

座席によっては津軽海峡が目に入るそうです。ただ、訪日客が外を散策する際、無遠慮に店を覗くので弱っていると女将さんがおっしゃっていました。
北海道らしいネタ、丁寧な仕事や気遣いなど、遠くから訪れる人も多いお店であることも納得。近隣にはほかにも評判のいいお寿司屋さんがあるので迷いますが、是非また訪れたいお店です。
続く 【北海道】函館空港ビジネスラウンジ「A Spring」&お土産編