2017年(平成29年)12月23日(土)購入
「活性生」を目指していったところ、4合瓶で出会ったのがこちら【ど】。
【ど】って、いったいなんなんでしょうね?
秋田へ行ったとき、ぼったくられた居酒屋で呑んだお酒【山本】のお仲間です。
お酒に罪はありません。
美味しいお酒でしたね~ ここのなら間違いないでしょう。
白瀑【ど】活性純米
原料米 めんこいな
精米歩合 麹米65%
アルコール度数 16度
日本酒度-10
1,234円(4号瓶)
このお酒はにごり酒市場に新風を巻き起こしたんだそうです。
山本合名会社は、後継ぎだった現社長の従兄弟が急死、叔父も急死し、
工場長だったお父さまが継いだものの経営悪化の一路を辿っていたそうです。
そこへ連れ戻された現社長、従業員の給料の支払いもままならない。
仕込んでる途中の純米酒を早く現金化しようと、
嫌がる杜氏を説得し、網目の粗いザルで濾して瓶詰めして出荷。
まだ酵母が元気なので、出荷後に噴出事件が続出してクレームの雨嵐。
ただ、美味しいという声は届いていたので、
その後、仕込み配合や瓶詰めのタイミングなどを工夫して活性を抑制して、
冬の人気商品に成長させました。
ここの主力製品は「白瀑」ですが、
現社長が改革してからできたお酒は、新ブランドの「山本」として出しています。
ほとんどすべてが甘口ですが、なかなか好きなお酒です。