英語も話せないし飛行機も苦手、それでも個人手配で海外旅行

交通費嫌い。飛行機は苦手だけどヨーロッパ大好き。空港ラウンジ目的でSFC修行済み。休暇の取れない勤め人。

【ドイツ】極寒のバンベルク世界遺産の旧市街散策

2026年(令和8年)1月2日(日)

 

今回で最後にする予定の長距離路線、思い切ってピラミッドを見に行こうと決心し、年末年始の旅行を計画しました。決して訪れるはずのなかったアフリカ大陸でピラミッドを見たあと、乗り継ぎしやすいアテネでアクロポリスも見ようと立ち寄っています。前回は最後の訪問国となるドイツ、世界遺産に登録されているニュルンベルクの旧市街散策について書いています。

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翌朝は雪が降っていました。場合によってはニュルンベルクでもう1日観光するほうがいいと思っていましたが、これならほかの街へ移動するほうが良いでしょう。

 

実は1日からメールが届かなくなっていました。本人確認すれば元に戻るのですが、帰国しないことにはできない手続きでした。ドイツ国鉄のアプリは入れていましたが、メール確認ができないことには切符が買えません。券売機もうまくいかなかったので念のため窓口へ行きました。

 

紙の乗車券での発券のほうが高くなることに途中で気づきましたが、面倒なので待つことにしました。日曜日だったので、バイエルンチケットは2人利用で46EUR(券売機では44EUR)、1日乗り放題です。赤枠のところに使用者ともうひとりの同行者の名前を書いて使用します。

 

この日は目的地までの片道14.9EURだったので、2人で往復するだけでもじゅうぶん元が取れます。でもせっかくなので次の宿泊地まで移動することにして行動を開始します。

 

9:11ニュルンベルク発9:53着でバンベルクへ移動します。本当はより有名なローテンブルクを第一に検討していたのですが、乗り換えが必要なうえに片道2時間かかるので、世界遺産の街であるバンベルクに予定変更です。ドイツ国鉄は車内に停車駅も表示されるので安心。

 

バンベルク駅に到着すると、こちらも雪が降っていたようですが止んでいました。

 

旧市街までは徒歩15分ほどで行けるのですが、足元が悪いのでバスに乗ることにしました。バイエルンチケットで乗車可能です。ただどれに乗ればいいのかわからず、あちこちで運転手さんに尋ねました。英語が通じず、ある運転手さんがバスを降りて時刻表を指さして教えてくれました。感謝。

 

降りた場所に建つ教会は屋根の上に金色のマリア様が立つゴシック建築の聖母マリア教区教会。でも、足元が悪いので寄らずに先を急ぎます。

 

バンベルクは先の大戦での戦火を免れ、中世の街並みをそのまま残す世界遺産の街です。道が凍っているので注意が必要。怖々歩いています。

 

1012年築のバンベルク大聖堂。焼失と再建を繰り返し、現在のものは1237年のもの。全景は撮れませんでしたが、4基の尖塔を備えています。

 

正面左に君主の門、右に慈悲の門があり、それぞれ最後の審判の彫刻と聖母マリアや神聖ローマ皇帝ハインリヒ2世夫妻の彫刻が見られます。

 

内部は東西に内陣を有する三廊式構造。

 

パイプオルガンの位置を見て思い出しました。ニュルンベルク旧市街の教会とは違い、高い位置に設置され、重厚な趣きです。

 

有名なのは、合唱隊柱にあるバンベルク騎士像。モデルも製作者も不明ですが、長い歴史の中で時代に合ったモデルになぞらえ象徴とされてきたそうです。

 

さらに注目すべき彫刻は、大聖堂の創設者である皇帝ハインリヒ2世とその妻である皇后クニグンデの墓です。上部には彼らの肖像。

 

側面の彫刻は、皇帝夫妻の人生における様々な出来事を語っています。ハインリヒ2世は非常に敬虔な皇帝として有名で、夫婦いずれも列聖された聖人となっています。

 

大聖堂建設と同時に造られたロマネスク様式の地下聖堂は、現在も残る大聖堂のもっとも古い部分です。

 

バンベルク大聖堂と向き合うように建つのは司教の新宮殿。1703年完成のバロック様式の建築で、4500本の薔薇がある美しい庭園も公開されています。

 

バンベルク大聖堂と新宮殿のあいだには、新宮殿が完成するまで司教の住まいだった旧宮殿(Alte Hofhaltung)も残されています(左側建物)。

 

中庭に入ってみると印象が一変。中世の木組み建築が見事です。

 

今はバンベルク市立歴史博物館として使用されています。2011年の映画「三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」の決闘シーンはここで撮影されています。

 

開始10秒でちらっと見えました(笑


www.youtube.com

 

背後にバンベルク大聖堂が見えています。新宮殿を建てながら旧宮殿も維持したままとは、財力の豊かさが窺い知れます。

 

時折雪が舞い散るこの日、足元も悪いので早々に旧市街の中心部へ向かいました。

 

クリスマスグッズ専門店のKäthe Wohlfahrt(ケーテ・ウォルファルト)は、シーズンになると日本にも出店しているようですね。知らなくても目を惹くお店でした。

 

レーグニッツ川を渡ります。2本の橋が架かっていて、Untere Brücke(下の橋)にはバンベルク大聖堂でも見た聖皇后クニグンデ像。1750年作のレプリカです。背後の青い建物は18世紀に建てられた著名な美術収集家Joseph Hellerの邸宅、Heller Haus

 

レーグニッツ川のこの地域は小ベネチアと呼ばれ、かつて猟師が住んでいた木造の家が連なる美しい景観の場所です。船が係留されているのものそのため。シーズン中はベネチアのようにゴンドラも乗れるようです。

 

Untere Brücke(下の橋)Obere Brücke(上の橋)にまたがる人工島に建てられているのが、現在は陶磁器博物館として使われている旧市庁舎。バンベルク司教が市庁舎のための土地を与えなかったので、このような場所に建てられたと言われています。

 

かつて聖職者は丘側に、一般市民は川を挟んだ下町に住んでおり、聖職者地域に市庁舎を建てることを拒否されたため、ここに建てることで中立を表すことになったという経緯のようです。Obere Brücke(上の橋)からUntere Brücke(下の橋)を眺めると、旧市庁舎のフレスコ画が見えます。

 

でも、Obere Brücke(上の橋)から見えるこの橋にこそ是非行くべきでした。

 

左に張り出している木組みの部屋は、市庁舎にちょこんと張り付くように建てられているのです。そここそが橋から見える絶景なのでした。

 

Obere Brücke(上の橋)には、バロック様式の磔刑群像(Kreuzigungsgruppe)。悲しみと信仰を表現した人物たちに囲まれたキリストの磔刑を描いています。

 

先へ進みましょう。市民の憩いの場所となっている広場までやって来ました。Grüner Markt(緑の市場)が開催されている場所で、こんなに寒い日でも出店しているお店があるようです。

 

広場に面して聖マルティン教会(Martinskirche)が建っています。

 

市場ではこの寒さからは考えられないほど、彩り豊かな野菜が並んでいました。

 

アテネから移動してきた私たちには、乾燥無花果が気になるわ。3.8/gはなかなか高い!

 

バイエルン国の初代国王Maximilian I. Joseph(マクシミリアン1世ヨーゼフ)の噴水があるマクシミリアン広場です。新市庁舎が広場の右手に見えています。

 

旧市街の最後、つまり駅から歩いてきた場合は旧市街に入ってすぐの場所にあるHauptwache(近衛兵の詰め所)まで戻ってきました。1時間半ほどの散策でしたが、凍える寒さでした。

 

旧市街を挟むように流れるレーグニッツ川の北側を渡ります。

 

バンベルクへ来たならば、是非試すべきはスモークビールと書いてありました。

 

世界ではバンベルクに2軒だけ、伝統的な中世からの製法でブナの木を燃やして麦芽を燻して造るRauchbier(ラオホビール)を造っている醸造所があるのです。1軒は旧市庁舎近くのSchlenkerla, Rauchbierbrauerei、もう1軒の Brauerei Spezial がこの先すぐにありました。ところがあいにくの休業日。

 

向かいのFässla Breweryへ入ってみたものの、ラオホビールは置いていないというので失礼して帰ることにしました。

 

代わりに見つけたのがビール専門店Die Bierothek

 

おお~!ビール大国のドイツらしい品揃え。

 

ラオホビールがないかを尋ねるとこのコーナーを紹介してくれました。そのうち2本をチョイス。瓶でなければもっとほしかったわ。

 

ニュルンベルクと同様、川を中心にした旧市街は本来カラフルで美しい街だったと思います。ただ雪模様のこの日は寒さと足元の悪さで歩くのに慎重になるほかなく、ざっと見るに留まってしまいました。でも、取り敢えず見どころは押さえられていたかなと、今になってホッとしながら振り返りました。

続く 【ドイツ】レーゲンスブルク 4つ星ホテル「elaya hotel regensburg city center」滞在記

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【ドイツ】極寒のニュルンベルク世界遺産の旧市街散策-後編

2026年(令和8年)1月1日(土)

 

今回で最後にする予定の長距離路線、思い切ってピラミッドを見に行こうと決心し、年末年始の旅行を計画しました。決して訪れるはずのなかったアフリカ大陸でピラミッドを見たあと、乗り継ぎしやすいアテネでアクロポリスも見ようと立ち寄っています。前回は最後の訪問国となるドイツ、世界遺産に登録されているニュルンベルクの旧市街散策について書いています。

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あいにく元日で中には入れませんが、ニュルンベルク城までやって来ました。ニュルンベルク城は、正式には皇帝が居住する城、カイザーブルク(Kaiserburg)と、城を管理する城伯の城、ブルクグラーフェンブルク(Burggrafenburg)のふたつで構成されていて、この画像でざっくり分けると円筒塔Sinwellturm(ジンウェル塔)より左がカイザーブルク、右がブルクグラーフェンブルクです。

 

お城の右側の坂を上っていきます。建物の両脇には見張り塔があり、右がTurm Luginsland(トゥルム・ルギンスラント)、左にFünfeckturm(フュエンフェックトゥルム)という名前がついています。

 

中央の石造りの建物は1495年に建築家Hans Beheim(ハンス・ベーハイム)によって建てられた穀物倉庫で、1階が帝国厩舎として使用されていたため、倉庫とも厩舎とも紹介されています。現在はユースホステルとして営業中です。

 

左側のFünfeckturm(フュエンフェックトゥルム)五角塔という意味で、こちらから見るとわからないのですが、反対側の面が少し欠けて五角形になっています。外付けの木造階段が渋いわ。

 

帝国厩舎は下に見えるお堀の一部を埋め立てて造られています。わずかに積雪が残る寒い元日。ツアーの場合は、ニュルンベルク城のすぐ裏までバスで来られるようでした。

 

アーチ状の門をくぐって先へ進みます。城内へ入れているようで、建物と壁のあいだを通過しているだけ。

 

城内Mapによると⑮の帝国厩舎から、⑬のそばを通過しています。

 

 

そこはニュルンベルク旧市街をの望める展望台。近代的なテレビ塔や工場の煙に違和感を覚えます。

 

どこだかわからない場所をなんとなく歩いてしまったのですが、いつの間にか展望台から城内中庭に入っていて、真ん中にはTiefer Brunnen im Brunnenhaus(井戸小屋と深井戸)、左にはHeidenturm(異教徒の塔)などがありました。

 

こちらのヴェストナー門(Vestnertor)も、旧市街を通らず城内に入れる門と紹介されているのですが、GoogleMapの表示が少ないニュルンベルクでは、航空写真と照らし合わせても自分が通った道がわかりませんでした。

 

ましてや直後に見かけたこの橋は城内Map北側の⑰に向かっており、どこをどう歩けばここに到着するのか、今になって狐につままれたような気がしています。開城時はいくつかの建物を組み合わせて4-10EURで見学できるほか、 郊外にあるカードルツブルク城(Cadolzburg Castle)と併せたコンビチケット(16EUR)があります。中でもジンウェル塔は木製螺旋階段が美しく、旧市街も見渡せるので上りたかったです。

 

おそらく旧市街の外をぐるりと回り、⑲から再び旧市街へ入ります。

 

門をくぐるとこちらにも廊下を備えた城壁が見えています。

 

今は道路などで分断され1周はしていないとしても、そこそこ歩けるはず。どこが公開されているかわからないけど、名残惜しいわ。

 

城壁に沿って建つこの建物は、クリスマスの時期だけアドベントハウスに変身します。カラフルなクリスマスモチーフの窓が可愛い。でも、肝心なのはモミの木に隠れている角にある聖ゲオルグ(Heiligen Georg)像なのだけど、ちょうど隠れてるorz

 

この広場には中世から残る井戸があります。ニュルンベルク城内にも井戸はありましたが、こちらは要塞内が長期の包囲戦に耐える際に住民に供給する貴重な水源だったのではないでしょうか。

 

この広場にはルネサンス期の芸術家アルブレヒト・デューラー(1471-1528 Albrecht Dürer)の家もありましたが、私はこの人物を知らないので見過ごしています。坂を下ると像もありました。wikiの自画像はなかなかのイケメン。

 

ペグニッツ橋まで戻ってきました。橋のそばにある雄牛の門(Ochsenportal)は、中世の肉市場の入口だった場所です。


ペグニッツ川にはいくつもの橋が架かっていますが、雄牛の門の先にあるフライッシュ橋(Fleischbrücke)から見える中州はRomantische Insel(ロマンチック島)などと名付けられています。

 

午後遅くにも通ったのですが、ロマンチック島の反対側に屋根のついた木製の橋がありました。この橋はなんと死刑執行人の小橋(Henkersteg/ヘンカーシュテーク)と名付けられています。

 

木製のこの橋は真ん中に塔を挟んで石橋に繋がっており、真ん中の塔が死刑執行人の家(Henkerhaus)、石橋が死刑執行人の橋(Henkerbrücke)と言い、Henker(ヘンカ―)=死刑執行人の意味です。死刑執行人は中世で世間から忌避される職業だったので、住居も川の上に設けられていたというわけ。

 

橋を渡った先に繋がるのは給水塔(Wasserturm)、手前はかつて帝国のワイン倉庫(Weinstadel)だった建物で、ドイツ最大級の木骨造りの家屋のひとつと言われています。

 

私が立っているのはニュルンベルク最古の石橋Maxbrücke(マックス橋)の上。死刑執行人の橋の反対側には、ドイツ最古の鎖橋Kettensteg(ケッテンシュテーク)が架かっています。

 

でもその鎖橋には向かわず死刑執行人の小橋へ行き、元いたマックス橋を撮ってみました。どの橋も個性的で美しい。

 

反対側はKarlsbücke(カレル橋)。両側の建物の雰囲気も素敵です。

 

カレル橋へ移動し、死刑執行人の橋給水塔を眺めます。晴れていればもっとフォトジェニックな場所だったことでしょう。

 

15時半を過ぎるころから、徐々に街に灯りが点り始めています。

 

ニュルンベルク市庁舎と隣り合う聖セバルドゥス教会も夕刻の装い。

 

ペグニッツ川を渡り、そろそろホテルへ戻りましょう。Spitalbrücke(シュピタル橋/病院橋)からは午前中に見たのとは逆の方角から精霊病院が見られます。

 

同じ島の中に建つのは1323年に要塞の一部として建てられたこの塔で、のちに借金を返済できない債務者を収容する監獄となったため、債務塔(罪の塔/Schuldturm)と呼ばれています。付属する建物は家を半分に割ったような形でビアレストランとして人気を集めています。

 

最後に渡る橋はHeubrücke

 

ペグニッツ川の中洲の島に建つこの建物も、Heilig-Geist-Spitalの歴史を見る限り、同じ精霊病院の一部なのかなという感じがします。ただこちらは居住区のようです。

 

ぐるりとミュージアム橋へまわり、精霊病院を見治めます。

 

灯りが点る精霊病院はぐんと雰囲気が増してきています。夜になるとまた違った印象になることでしょう。やはりここはニュルンベルクを代表するフォトスポット。

 

わずかに残るクリスマスマーケットの屋台が、数日前までの賑わいを連想させてくれました。

 

さすがドイツ。今も残っているのはいずれもウィンナーやグリューワインの屋台でした。

 

さて。暖かかったカイロ、過ごしやすかったアテネから、極寒のドイツへ移ってきた私たち。あまりの環境の変化に縮み上がっていたのと、元日に開いているレストランを探す気力もなくホテルへ戻ります。

 

駅コンビニが開いているのを見つけたのでパンを調達し、部屋で食べることになったのですが、めちゃ侘しい画像が残っています。

 

コンビニでもそこそこの種類がありますが、そうはいってもパンだけ。

 

余計に寒くなりそうなお粗末さ。左からGeflügelrolle mit Käse(鶏肉チーズロール) 2.9EUR(560円)、ほうれん草のフェタチーズが入ったBörekstange Spinat 2.1EUR(400円)Apfelecke(アップルパイ) 2.1EUR(400円)でしたが、改めて円換算すると高いなぁ。

 

他のお店でワインも見つけたので、とにかく部屋に籠りたかったというのが本音でしたが、寒さにやられたままの残り日数は、なかなか過酷でした。さらに一変する翌朝。次も世界遺産の旧市街を歩きます。

続く 【ドイツ】極寒のバンベルク世界遺産の旧市街散策

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【ドイツ】極寒のニュルンベルク世界遺産の旧市街散策-前編

2026年(令和8年)1月1日(土)

 

今回で最後にする予定の長距離路線、思い切ってピラミッドを見に行こうと決心し、年末年始の旅行を計画しました。決して訪れるはずのなかったアフリカ大陸でピラミッドを見たあと、乗り継ぎしやすいアテネでアクロポリスも見ようと立ち寄っています。前回は最後の訪問国となるドイツ、ニュルンベルクのホテル「Scandic Nürnberg Central」の朝食について書いています。

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薄手のジャケットで過ごせたカイロやアテネから移動してきたニュルンベルクは、骨身に染みる寒さでした。たぶん日本から直接来ていたら、そこまで感じなかったはずです。でも快適に過ごしてきた分、堪えます。底冷えのする中、かなりゆっくりの11時にホテルを出発しました。

 

城壁が張り巡らされた旧市街は世界遺産に登録されています。元日のこの日は本来開いているはずの左端にあるフラウエン門は閉ざされていました。

 

私たちが通ったのはフラウエン塔のあるケーニヒ通りから。ここからは搬入など以外は18:30-10:30の夜間以降制限されている車道です。

 

振り返るとニュルンベルク中央駅

 

始めに通ったときは気づかなかったのですが、フラウエン塔から地下道を通って駅へ渡れるようです。

 

旧市街側からみた駅はこんな感じ。お堀のようになっています。

 

フラウエン塔から繋がる左側の扉の向こうは職人広場と言われる場所で、中世の職人街を再現した民芸品やカフェなどが集まっているのだけど、元日につき休業。

 

その先に続く城壁の内側は上に通路があって、たぶん通常ならば歩けるはず。これもまた休業。残念。

 

旧市街は中央にペグニッツ川(Pegnitz)を挟んで南北ふたつのゾーンになっています。見どころの多くは北側。

 

ケーニヒ通りを進んでいきましょう。

 

ドイツ語の読み方は、紹介する人によって様々なのですがMauthalle(マイトハレ)というこの建物は1498-1502年に建てられた穀物倉庫で、5階建ての切妻屋根や側面の模様が印象的。今は税関オフィスやレストランなどが入っています。

 

さらに先へ行くと、聖ローレンツ教会の側面が見えてきました。このあたりに地下鉄の駅があるはずなのですが、ふつうに歩いているとまったくわかりません。

 

聖ローレンツ教会は1270年から1477年にかけて建造されたゴシック様式の教会で、天蓋に吊るされている「受胎告知」のレリーフが見どころらしいのだけど、中に入ったのはすっかり冷え切った帰りだったので、近づかなかったのが残念。下のほうで左右に渡るアーチに重なった金色に輝く輪がそれなのだけど。

 

中の彫刻も素晴らしいのですが、ゴシック様式の外観も素晴らしいプロテスタント教会。先の大戦で壊滅的な被害を受けたものを、古典的な姿のまま修復されています。

 

聖ローレンツ教会の前にあるNassauer Haus(ナッサウアー・ハウス)は、ニュルンベルクに現存する最後の中世の住宅塔です。13世紀のドイツ王ナッサウの子孫が建てた要塞化された住宅で、このような家族塔はエリート層の象徴としていくつもあったようです。

 

さて、ニュルンベルクと言えばココという場所が、ペグニッツ川のこの景色。川の上に建つ建物はHeilig-Geist-Spitalで、精霊病院や聖心病院など様々に訳されている1331年築の社会福祉施設です。正面の樹木が緑を添えたり、紅葉の時期は見事に色づいてとても美しい景観となりますが、今は青空にもかかわらず寒さが染み出ています。

 

あとで反対側からも見るのですが、これはMuseumsbrücke(ミュージックブリッジ)側から見たもの。橋は紋章などで飾られた砂岩のアーチ橋です。

 

橋を渡ると、Narrenschiffbrunnen(愚者の船の噴水)という彫刻が現れます。

 

彫刻自体は40年ほど前のものですが、題材となったのは15世紀のドイツ作家セバスチャン・ブロントの風刺文学「愚者の船」で、船そのものについている顔が強烈だったので調べてました。

 

ペグニッツ川の北側にはふたつの教会があります。まずは1349年築のフラウエン教会。ゴシック様式のカトリック教会で、こちらも戦後修復されています。12時になると動く仕掛け時計が有名です。

 

目の前は中央広場でドイツ最大と言われるクリスマスマーケットのメイン会場だった場所で、まだ名残があります。ふだんは青空市場が開かれているそう。

 

内部は、細い柱とリブヴォールトによって支えられた高いヴォールト天井を持つ単一の身廊で、15世紀のドイツ人画家Tucher Altarpieceによる金箔が施された主祭壇が有名です(トゥーハー祭壇などと訳されている)

 

パイプオルガンはどの教会も比較的シンプル。

 

教会の前にある中央広場の一角には、Schöner Brunnen(美しの泉)という14世紀のゴシック様式の噴水を再建したものがあります。鉄柵の上部に継ぎ目のない真鍮の輪が嵌められいて、それを回すと願いごとが叶うなどという噂があるそうな。

 

振り返ると中央広場の向こうにフラウエン教会がある位置に建っています。

 

美しの泉のそばにあるのは1600年以前に建てられた商工会議所。ニュルンベルク商人の絵が描かれています。角にある塔が人の顔に見えるのが愉快。

 

商工会議所の先に右の緑の塔を備えている14世紀築のニュルンベルク市役所、左に聖セバルドゥス教会が見えています。

 

聖セバルドゥス教会はニュルンベルクの守護神聖セバルドゥスに捧げられた教会で13世紀に建て始められました。

 

幾度も改修したあと、現在の建築になったのは19世紀末から20世紀初頭にかけて。しかしそれらは他の教会と同様に大戦時に破壊されました。公式HPで数点の画像を見ましたが、よくぞここまで修復したものだと驚かされました。。

 

美しいステンドグラスや彫刻のどれだけがオリジナルのものなのでしょう。ニュルンベルクの人たちにとって、いかにこの教会が心のよりどころになっていることかと感じ入りました。

 

パイプオルガンがどこもシンプルだったのは、破壊されてしまったからかもしれません。それでも10年以上の歳月をかけて再建を果たし、美しい姿を取り戻しました。

 

煉瓦の色が異なるのは、再建によるものでしょう。ナチス党の党大会が行われていた大会議堂は、ここからほんの3kmほど南東へ下ったLuitpoldhain(ルイトポルトハイン)の森の中に造られていたので、被害の大きさも関係するかもしれません。

 

残す見どころは旧市街奥にあるニュルンベルク城です。

 

残念ながら元日は開いていませんが、中に入れないのは想定済み。庭には入れるので先へ進みましょう。

続く 【ドイツ】極寒のニュルンベルク世界遺産の旧市街散策-後編

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【ドイツ】ニュルンベルク駅至近4つ星ホテル「Scandic Nürnberg Central」朝食編

2026年(令和8年)1月1日(土)

 

今回で最後にする予定の長距離路線、思い切ってピラミッドを見に行こうと決心し、年末年始の旅行を計画しました。決して訪れるはずのなかったアフリカ大陸でピラミッドを見たあと、乗り継ぎしやすいアテネでアクロポリスも見ようと立ち寄っています。前回は最後の訪問国となるドイツ、ニュルンベルクのホテル「Scandic Nürnberg Central」の客室内について書いています。

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元旦の朝食開始は通常より遅め。311室もあるためかレストランに入る手前にもテーブルが用意されています。たぶん、ここも使えるはず。

 

あちこちに飾られたサンタクロースはこの日で撤去されていました。新年が過ぎればクリスマスは終了らしい。もともとニュルンベルクのクリスマスマーケットはドイツでも最大と言われていますが、ドイツのクリスマスマーケットは通常12月22日か23日には終了してしまうので、これでも長く置いてあるほうなのかもしれません。

 

朝食会場は、2日とも私たちが行ったときは10組程度しか利用する人がおらず、空いていました。街中を歩いた様子から考えると、単に利用時間の違いだったんじゃないかと思います。

 

スタイリッシュなキッチンカウンター。種類はそこそこ多そうです。

 

カウンターに並べられているのは、ヨーロッパで定番のハムやチーズなどですが清潔さに好感度が高め。

 

ホットミールはそれぞれに照明を当て、美味しそうに見せる演出もぬかりなしです。

 

ここの鍋は大好きなSTAUB。料理はGrillgemüseと紹介されていますが、単純にグリル野菜のこと。

 

左はSpeck, gebratenで要は細かいカリカリベーコン。添えられているのはマスタード。右はメニューがわからなかったのだけど、ミートボール系だったと思います。

 

2日目は豆料理やバイエルン州に来たなら食べ損ねてはならない白ソーセージヴァイスヴルストが提供されていました。

 

パンケーキは取り立てて食べなくていいと思ってパスしましたが、オーストリアやバイエルン州で人気のKaiserschmarren(カイザーシュマーレン)だったということをあとで知りました。アップルソースをかけていただくパンケーキで、初日はフレンチトーストみたいな分厚さがあり、2日目は薄いパンケーキでした。

 

冷製料理はスタンダードなチーズやハム。

 

 

ほかにも工夫があります。Rollmops(鰊の酢漬け)や厚めに切ったLachs(サーモン)など魚があるのは嬉しい。

 

でも鰊はやっぱり独特の後味があって、鮮度がかなり大事。アイスランドのホテルで食べたときも、初日は抜群に美味しかったのに、翌日のはダメだったことを思い出します。

 

2日目のサーモンは、自分で切り分ける大胆な提供。これも食べ切られなかったときに、小分けにして出されるのでしょう。右のペーストはホースラディッシュ。気づかなかったわ。

 

冷製は一般的なチーズやハム。

 

よく見るとチーズはエメンタールとゴーダ、ハムはサラミ、ターキー、プロシュート、などが揃っています。

 

チーズは平凡なようでいて、奥にはドイツのフレッシュチーズQuark(クワルク)もあり。

 

翌日はさらにハーブ入りやクリームチーズも増えていました。

 

野菜もヨーロッパの割には充実しています。

 

オリーブはもちろんのことチアシードもあって、今回はお土産としても購入して帰りました。

 

ヨーグルトも種類が豊富で、こういった形状のものが多かったので、アップルソースもホースラディッシュも気づかなかったのですが、もうちょっと地元料理には貪欲になりたい。

 

ドイツはパンも美味しいはずですが、それもやはり食べられず。

 

クロワッサンはチーズやハム、野菜などを挟んでいただきました。ワッフルメーカーもあったのにな。スタッフさんは私たちが日本人と聞くと渋谷のスクランブル交差点にとても興味があるのだと、ワクワク話してくれました。

 

こちらも今になって見ると興味津々。シードやナッツ類を木製ミルで細かくするんだと思うのだけど、何にかけるんだろう?ドレッシングを自分で作るとか?

 

人が多い時間帯に行けば、誰かが使っていたかもしれない。いずれにしても、渋いこだわりだよね。

 

こだわりというのなら、ジューサーもありました。これは何度か使っているのでお手の物。初日はりんご、洋梨、ほうれん草が置いてありました。奥の鉢植えはたぶんミントで、それも使うかもしれません。

 

翌日はフルーツが洋梨とパイナップル、もうひとつは確かメロンになっていました。私はメロンが苦手なのでそれを外して作っています。

 

その他の飲み物も充実していました。

 

ジュースを選ぶのにディスプレイで洗濯するのは初めてのタイプ。わかりやすくていい。

 

そして何より嬉しかったのがスパークリングワインの存在。イタリアヴェネト州のVa Bene Bianco Frizzanteはアルコール度数10.5%と低めで、5.95EUR(1,140円)のようだけど安くても問題なし。大歓迎。

 

初日は概ねこんな感じでいただいています。

 

翌日はサーモン、ヴァイスブルストを。ここのヴァイスブルストの皮はすごく硬かったので、前にブロ友さんにレクチャーを受けた皮を外して食べるというのを始めて実行しました。

 

チーズやハムはサラダとともにクロワッサンに挟んでいただいています。娘がこの食べ方が好きで、どこへ行ってもいつも嬉々としてサンドイッチにしていました。

 

2日分をアップしているので、そこまで充実した品数ではなかったのですが、じっくり吟味するとドイツらしい食事になったのだと思います。ラウンジでもそうですが、あとになって食べ損ねていることに気づくので、次回は焦らず地元メニュー探しをしようと相棒と誓いました。次回旅行ができるように、平和が保たれるように、怯えて暮らす人たちがいないように、諸外国の衝突が激化しないことを切に祈る日々です。
続く 【ドイツ】極寒のニュルンベルク旧市街散策-前編

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【ドイツ】ニュルンベルク駅至近4つ星ホテル「Scandic Nürnberg Central」室内編

2025年(令和7年)12月31日(金)

 

今回で最後にする予定の長距離路線、思い切ってピラミッドを見に行こうと決心し、年末年始の旅行を計画しました。決して訪れるはずのなかったアフリカ大陸でピラミッドを見たあと、乗り継ぎしやすいアテネでアクロポリスも見ようと立ち寄りました。前回はアテネ空港からビジネスクラスで搭乗したエーゲ航空について書いています。

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ホテルは旧市街も検討していたのですが、夜遅くの到着になることから駅により近い Scandic Nürnberg Central(スカンディック・ニュルンベルク・セントラル)を選択しました。旧市街を目の前に、道を隔てた立地です。

 

翌日、旧市街側から撮ったホテルの外観がこちら。シンプルだけど渋いグリーンの配色がいい感じ。

 

駅から近かったことは、その後の天気の急変を考えても正解でした。2泊朝食付き47,304円/2人で予約しています。

 

スカンディックホテルは、2018年のポーランド旅行のときヴロツワフで利用しています。お国柄もあってかさっぱりしたホテルだったという記憶。

 

時刻は既に21時近く。チェックインすると、翌日の朝食は元旦なので通常より遅い8時からと言われたと思います(実際には9時に向かっているので開始時刻は朧げな記憶)

 

311室もある大きなホテルですが、落ちついた雰囲気。静かに過ごせました。

 

部屋は中庭に面していました。翌日に中庭へ出たとき、一旦ドアが閉まると入れなくなって、駐車場経由でぐるりと一周して戻りました。焦るわ。

 

Hotels.comでの評価は9.2。スタンダードルームですが、ゆったりしています。

 

照明の使い方がおしゃれ。

 

窓の向こうには中庭を挟んで建っているシェラトンホテルの灯りが見えています。あちらは桁違いのラグジュアリーホテル。

 

クローゼットっぽく見える壁は、スタンダードルームの場合はあくまで壁だったはず。

 

クローゼットはオープンで、上部に布がかけられていたと思います。それを下ろして隠すようにしてあるのかと思いきや、布はただの飾りだったかと。

 

部屋にも大きな鏡があったのは、割と便利でした。

 

無料のミネラルウォーターは瓶入り。ヨーロッパではよくあるパターンです。

 

冷蔵庫はなにも入っていません。

 

洗面所はシンプルで使い勝手が良かったです。壁にはドライヤーがかかっています。

 

トイレットペーパーの位置は微妙。近過ぎないのは悪くなかったです。

 

浴槽はなくオーバーヘッドシャワーとハンドシャワー。近年は旅行で浴槽に入っていないので、私はこの仕様なら問題なしです。リンスインシャンプーだったので、この点だけが難点。トリートメントの持参が必要です。

 

すっかり忘れていた冬の寒さが身に染みる夜でした。暖かい国から北上したので、寒さになれるのに時間がかかったので失敗でした。環境的には北上が〇。でも、気候的には寒い季節は南下がおススメです。ただ、最後にエジプトはディープだったかもしれないので、今回は国のチョイスそのものが、アンバランスだったかもしれません。

続く 【ドイツ】ニュルンベルク駅至近4つ星ホテル「Scandic Nürnberg Central」朝食編

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【ギリシャ】アップグレードチャレンジ成功!エーゲ航空ビジネスクラスでミュンヘン空港へ

2025年(令和7年)12月31日(金)

 

今回で最後にする予定の長距離路線、思い切ってピラミッドを見に行こうと決心し、年末年始の旅行を計画しました。決して訪れるはずのなかったアフリカ大陸でピラミッドを見たあと、乗り継ぎしやすいアテネでアクロポリスも見ようと立ち寄りました。前回はアテネ空港のエーゲ航空ラウンジについて話を書いています。

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15:45のフライト。40分前にゲートへ向かいます。

 

アテネは気に入ったので、エジプトから深夜便で入っておけばよかったのですが、それは来てみての感想。夜中に動くのはリスキーなので、たった1日半の滞在にはなったけれど、アテネを選んだことに満足しておきましょう。

 

ミュンヘン行きもアップグレードチャレンジは成功しています。こちらは85EURが最低価格のところを90EURで入札していました。17,250円/人でビジネスクラスに乗れたので、元の金額の高さも帳消しです(カイロ→アテネ→ミュンヘン@452.83EUR・85,135円)

 

エコノミークラスの真ん中の座席を空けているだけのビジネスクラス。初めて乗ったときはその簡素さに対する運賃の高さにびっくりしました。

 

そもそもエコノミークラス以外に乗ることはないだろうと思っていたのに、一度味を占めると座席がコレでも、短距離でも、それなりに快適さはあると知ってしまいました。ラウンジのことを考えても、ライアンエアーのようなLCCはできれば避けたい。

 

ウエルカムドリンクにスパークリングワインを提供してもらえたところも、ポイント高し。それでなくともエーゲ航空の徹底したビジネスクラス優遇を知ったので、何をしていただいても「さすがエーゲ航空」となる単純さ(笑

 

この便も先に機内食は選択しておく必要がありました。ターキー2種類と牛肉、あとはカイロ→アテネ便でもあったスイーツかハム&チーズのプレートです。

 

メニューを見ると、こちらの便のビジネスクラスが高い理由が距離だけではないように思いました。カイロ→アテネ便は朝ご飯でしたが、こちらは昼から夜にかけてのメニューでコース料理です。

 

ワインメニューは同じだったと記憶しています。きちんと温められたパンとともに、離陸後1時間ほどで食事が運ばれてきました。

 

私は牛フィレ肉を頼んでいます。和食と迷うのではないので、思い切ってヘビーな選択をしてみようと。付け合わせはマッシュポテトとパンプキン。

 

相棒は七面鳥。マッシュポテトとブロッコリーが添えられています。

 

面白かったのがサラダに添えられていたスポイド。ドレッシングが入っているの。袋入りよりも手も汚れないし簡単で良かったわ。

 

チョコレートケーキは濃厚。チーズもボリュームがあります。パンは美味しかったのですべて食べてしまいました。紙製ボトルは塩胡椒で、回すとそれぞれ出てくる仕組み。使いやすかったわ。バターの隣にあるオリーブオイルとともに持ち帰りました。オリーブオイルの本場なので、つい。

 

その後にザクロが配られました。どうしてだろうと思って尋ねると、トルコ文化では新年に「ザクロ割り」という習慣があると教わりました。無数の赤い実が四方に飛び散る様子は、「豊かさ」「繁栄」「幸運」を呼び込む象徴とされていて、結婚式や開業祝いでも行われるそうです。一方ギリシャでもギリシャ神話で同じみなだけではなく、新年に玄関の入口やテーブルに置き、新しい年の幸福や繁栄を願う意味を持っているそうです。

 

ミュンヘン空港に到着しました。帰国もミュンヘン空港からと決まっています。乗り継ぎには便利な空港なので、最後にどこへ行こうか随分悩みましたが、前年、前々年に比較的温暖なスペイン、ポルトガル、イタリアなどへ行っていることや、冬にフライトがなくなる都市も多いため、ドイツの中から選ぶことにしました。まずはニュルンベルクへ向かいます。電車のチケットを予約するためにドイツ国鉄のサイトを見ると、表示されたのは事前に調べていたどれとも違うレーゲンスブルク乗り換えの3時間もかかるルートでした。

 

電車の到着は目前でした。複数人で利用すると安くなるバイエルンチケットで2人分購入できているかどうか不安になったので、ホーム上の窓口で確認したところ1名分だけだと言われたので、追加購入したらそれは余分。39EUR(7,442円)でよかったのに、さらに32EUR(6,106円)も費やしてしまいました。せっかくバイエルンチケットを調べておいたのに、意味ないやん。交通費嫌いなのに、こういうの泣ける。

 

おそらく大晦日で電車の本数が少なかったのか、今、調べてもこの時間にレーゲンスブルク経由のルートは出てきません。乗り換えは4分しかないのに違うホームだったので全員で走ったにもかかわらず、確か遅延したんじゃなかったかな。それでも21時前にはニュルンベルク駅に無事到着しました。ヨーロッパらしい素敵な駅です。

 

ここから残りは、これまでの薄手のダウンジャケットの上に、さらにダウンコートを着込んで寒いドイツで過ごすことになります。やっぱりドイツの冬は寒かったわ。

続く 【ドイツ】ニュルンベルク駅至近4つ星ホテル「Scandic Nürnberg Central」室内編

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【ギリシャ】アテネ空港エーゲ航空ラウンジ/ANAダイヤモンド会員獲得失敗

2025年(令和7年)12月31日(金)

 

今回で最後にする予定の長距離路線、思い切ってピラミッドを見に行こうと決心し、年末年始の旅行を計画しました。決して訪れるはずのなかったアフリカ大陸でピラミッドを見たあと、乗り継ぎしやすいアテネでアクロポリスも見ようと立ち寄りました。前回はアテネの中心部を散策し、ギリシャ特産品などを購入した話を書いています。

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アテネ空港に到着したのは11時半。15:45発のフライトにはちょっと早過ぎ。

 

バスが遅延なく到着してくれたためですが、4時間前はチェックインできるかどうか微妙なあたり。

 

でもビジネスクラスということもあって、すんなり入ることができました。

 

翌日は元日。空港内ではカウントダウンコンサートらしき準備が進められていました。しばらく待っていると、両端にギリシャ人らしい顔立ちの美女が2人立って、スタンバイ。

 

スタート時刻の11時半から少し遅れ、ミュージシャンも登場。演奏が始まりました。

 

両端の美女は何の役割かと思っていたらダンサー。微妙な動きだったわ。

 

アテネ国際空港のラウンジの案内はすぐにわかりました。助かる。

 

空港内もやっぱりあれこれ気になります。バゲットサンドイッチは6.5EUR(1,240円)、下段のフォカッチャサンドイッチは7.5EUR(1,430円)から。フォカッチャ、美味しそうだけどサンドイッチにそんなに高額は使えないわ~

 

ギリシャ土産のショップも魅力的。

 

各種オリーブがあります。袋入りが250g5.2EUR(990円)、瓶入りが5.9EUR(1,120円)。やはりこれらは市場で買う方が断然安いわよね。

 

でも、缶でも買えるオリーブオイルも魅力的。1,000㎖17.9EUR(3,400円)はちょっと思い切りがいるかもしれないけど、その質からすると決して高くないはず。

 

でもすでにアテネ市内で購入済みなので、空港内での買い物よりもラウンジ。

 

エーゲ航空のラウンジは、アップグレードでビジネスクラスにしていなくてもスターアライアンスのゴールドメンバーで入れるのだけど。

 

中はさほど広くありません。どこでも座れるほど空いていなくて、かといって座る場所がないほどではない程度。

 

大多数の人がいなくなったのは、人気の行先があったのでしょう。私たちはひっそりと取り残されました。

 

壁にはずらりとホットミールが並んでいます。

 

ル・クルーゼやストウブの鍋が並ぶラウンジが多かったので、こんな鍋が並んでいるのは新鮮。曲がった蓋の持ち手にはどんな機能があるんだろう。

 

各国のライス系は気になるのでマッシュルームピラフは食べたけど、がっつり系の牛赤ワイン煮込みまでは食べなかったわ。りんごやアプリコットのソースだったみたい。

 

ほうれん草のパイも食べたはず。牛ひき肉の料理も食べていないけど、レーズンと栗入りのクリスマス仕様の料理だった模様。

 

このパイは蜂蜜とアンソティロチーズ入り。anthotyroを調べたら、ギリシャの伝統的なチーズで羊や山羊チーズを作ったあとのホエイを再利用するらしい。

 

レモンソースを使ったロールキャベツも食べなかったな。

 

スープはパンプキンとチキン。チキンスープはレモンソース入り。レモンスープはギリシャ料理でavgolemono(アヴゴレモノ) といって伝統のスープなんだって。食べ物はやっぱりもっと調べて行くべきだったな。

 

その他、クスクスサラダやサンドイッチなど。

 

スイーツも魅力的で特にガラクトブレコ(Galaktboureko)はギリシャの絶品ミルクパイだったらしい。ミラノで食べたババ(Baba au rum)もあったみたいなのに、どれも食べてなーい。

 

焼き菓子もこだわりを感じられるもので、なかなか魅力的なラウンジでした。2時間半もいたのだから、ちゃんとチェックして食べればよかったとつくづく反省。

 

このラウンジは飲み物の提供が他とまた違っていました。赤ワインはボトルで置いてあるのだけど、スパークリングワインが見当たらない。

 

と思っていたら、小瓶で冷やしてありました。ギリシャではじめてスパークリングワインを醸造したことで有名なCair(カイール)のもので、日本でも輸入されています。

 

実は大ショックなことに、来期のANA ダイヤモンド会員獲得に失敗していました。とても恥ずかしい告白になるのですが、どうやら必須のライフソリューションサービス利用が抜けていたようで、3月末でANA SUITE LOUNGEの利用もできなくなります。でも、ラウンジで食べると機内食が楽しめない、機内食を楽しもうとするとラウンジが楽しめない、そういったジレンマから少し抜け出せるかもしれません。はぁ~ それにしても呆然とした出来事でした。詰めが甘過いよね。

続く 【ギリシャ】アップグレードチャレンジ成功!エーゲ航空ビジネスクラスでミュンヘン空港へ

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