2024年(令和6年)5月6日(日)
決して到達することなどないだろうと思っていたANAダイヤモンドステータスを獲得し、4月から未知の世界だったANA SUITE LOUNGEへ入れることになったので、早速国際線に乗りました。前回はショッピングで感じた日本の国力低下について書きました。
さて。クアラルンプールも最終日です。ラウンジを楽しむために、早々に空港へ向かいましょう。ホテル最寄りのAmpang Park駅8時半ごろの様子です。
ランチ用に買って行くのか、会社に到着してからの朝ご飯用なのか、各種タッパーなどに入った持ち帰り用のお弁当が売られていました。
改札ではトークンをタッチして通ります。出るときは、トークンをスロットに入れれば開く仕組み。
KLセントラル駅で下車して、地下にあるバスターミナルへ向かいます。
バスは何台も停車しているけど、どれに乗るかは出たとこ勝負。一番早いのが、どうやらこのチケット売場に示されている9:30発。
チケットの購入は現金のみで15MYR(500円)です。乗り場もわからないし、出発時刻も書き換えてあるけど、どれに乗るの?とバスの前にいる人に聞いて歩けばOK。ここは何度も来ているので慌てないけど、ちょっとビビるよね。
きっかり1時間で国内線ターミナルを経由後、国際線ターミナルに到着しました。
バスターミナルのあるビルから空港は繋がっているので簡単です。でも、KLIAエクスプレスで移動する人もいるので、思いのほかバス利用者は少ないです。安いし慣れたので、私たちはもうバス一択。でも地元の人が多いし車内は薄暗いし、はじめのころは緊張したな。
空港へは到着したのだけど、ラウンジの場所がまったくわかりませんでした。エアロトレインが休止中なので、記憶とは別のところを通らないといけないからです。
ようやく見つけたバス乗り場。これも人気もないしわかりにくくて2周ほどしました。
元エアロトレインの乗り場の上にGolden Loungeがあることは行きにチェックしていました。あとは3度目となるこのラウンジ。中ははっきり覚えています。コロナ禍に突入する直前に来たのがクアラルンプールでした。
あれから4年半。私だけでなく、どれだけ多くの人がコロナ禍で運命が変わったことでしょう。時が止まったような、すっぽり抜け落ちたような日々が流れていた気がします。
Golden Loungeは特に好きなラウンジです。真っ先に寄ったのが、ヌードルコーナー。ワンタンメン、味噌うどん、ビーガン用の3種類が用意されていました。
トッピングは各自で。スダチなどの代わりにカラマンシーという柑橘もありますが、他はChiliと書かれた唐辛子系など。
ワンタンメンをお願いしました。期待した味ではなかったけど、ヌードルが食べられればいいのよ。
広いラウンジ内は、前回や前々回に紹介してします。シャワーも開いていれば予約なしに使えるのよね。食べ物も充実しています。これはインド料理の一種Corn Pllauで、スパイスと一緒に炊き込んだご飯。インディカ米の料理は好きです。
ひよこ豆と名がインゲン豆の炒め物 Aloo mutter(インドのベジタリアン料理)
![](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fuwari-x/20240717/20240717160951.jpg)
![](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fuwari-x/20240717/20240717160943.jpg)
こちらもまたインゲン豆の煮物かな、それとマレーシアやシンガポールで人気の麺料理Char kway teow(チャークイティオ)。麺料理も鉄板だわね。
![](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fuwari-x/20240717/20240717160909.jpg)
![](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fuwari-x/20240717/20240717160917.jpg)
対して、毎度いまひとつ食指が動かないのが肉料理。Ayam Masak Kicapもマレーシアやシンガポールで人気の鶏肉を甘辛い醤油ソースで煮込んだもの。隣はビーフシチューらしいんだけど・・・鶏肉は単に骨付きなので食べにくいだけ。シチューは色が原因かなぁ。
![](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fuwari-x/20240717/20240717160927.jpg)
![](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fuwari-x/20240717/20240717160935.jpg)
サラダも豊富です。
中国粥もあって、毎度食べたいと思いながらそこまで胃袋が空いていない。
ピタパンなどは頼むと作ってもらえたはずです。
デザートのミニケーキは食べやすい大きさ。ラズベリームースケーキとストロベリーチーズケーキ。
チョコレートケーキとOsmanthus Pudding。金木犀の花から作られた中国デザートなんだって。もはや味の記憶がないのが残念。
飲み物は、入口に近いドリンクバーで注文します。何度もウロウロするあいだに係の人が変わっていたのが助かったわ(笑
Golden Loungeでは、ホテルラウンジで同席したご夫婦と再会しました。最近、ぬい撮り(推しのぬいぐるみと写真を撮ること)なる言葉を知ったのですが、ご主人がANAのフライトベアのぬいぐるみを連れていました。今回のクアラルンプールは、クアラルンプール発の往復航空券を取るという高度な技を駆使していて、だからまた必ず再訪するのだということでした。修行僧もピンキリだわ~(もちろん私はキリ)
さて。悲劇は最後の最後に起きました。クアラルンプール空港の保安検査は搭乗直前です。ふたつのゲートのうち、ひとつがやたら厳しいなと思っていたのですが、私の手荷物が引っ掛かりました。そう、アベンヌウォーターです。スプレー缶に入っているので、あれが水だとはちっとも認識していなかったのです。5,000円が没収されていきました~(涙
ゲートに入る前に保安検査があれば預けに行く時間は充分にあったのに、搭乗直前じゃあね。羽田着が22:15と遅いので、早く帰るために手荷物にしたのが失敗でした。ちょうど年末に預け荷物のディレイドがあったので、そのことばかり考えていたこともあったんだよね。まだまだ旅には慣れません。