英語も話せないし飛行機も苦手、それでも個人手配で海外旅行

交通費嫌い。飛行機は苦手だけどヨーロッパ大好き。空港ラウンジ目的でSFC修行済み。休暇の取れない勤め人。

【長野】「麺元 田舎家」でランチ&2度目の「なごみ野」-施設編

2023年(令和5年)3月

 

毎月訪れている安曇野。所用を済ませたあと、軽くランチ。穂高駅周辺では一休庵でしか食べたことがなかったので、今回は麺元田舎家へ行ってみました。どちらのお店も穂高駅から徒歩3分ぐらい。

 

お店の雰囲気は悪くありません。創業は1970年。元はおうどんのお店だったそうです。

 

3月末にしてなおストーブ。外は東京と変わらない暖かさでしたが、まだまだ暖房が必要です。

 

お昼の時間から少し外れた13時ということもあってか、誰もいませんでした。

 

天井は圧巻の吹き抜け。

 

うどん屋さんだったこのお店がお蕎麦も始めたのは1999年から。やはり信州では蕎麦の方が人気ということなのでしょう。今ではメニューもお蕎麦が先です。

 

馬もつ煮込みも食べたかったのですが、既に遅いランチになっているので夕食に響いてはいけないと思い諦めました。

 

ここではやっぱりおうどんがいいよねと、相棒は味噌煮込みうどん。

 

私は醤油煮込みうどんを頼みました。でも、これが看板メニューのはずが、熱々じゃなかったんです。ふつう、煮込みうどんって熱過ぎて食べられないぐらいですよね。それが「あったかい」程度。お味は悪くないのに残念でした。

 

食後、チェックインまではまだ1時間半ほどあったので、歩いて宿へ向かうことにしました。休暇村リトリート安曇野ホテルに泊まったときに寄った農産物直売所vif穂高に行ってみたかったのです。直売所を経て、4.5km1時間ほどでなごみ野に到着。

 

前回は一晩で雪景色となったなごみ野の面影はどこにもありません。

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ウェルカムドリンクのりんごジュース。

 

売店は商品も豊富ですが気づいてしまいましたよ。さっき寄ったvif穂高よりも高い!

 

たとえば、欲しかったはちみつ&バター850円もそうだし、ながいも(梅味)も650円も100円以上高いような。

 

2階に上がる手前のコーナーは、この宿で使用しているコスメや館内着などのショップです。ハーブ系のハンドソープなど結構いいのよね。

 

今回は和室を選びました。本館の2階に案内されます。

 

振り返って下を見ると先ほどのショップと、ずらりと並べられたスリッパの位置が玄関です。

 

ずんずん奥へ。全15室という小さな宿ですが、こうして確認してみると案外収容力があるのだなぁ。

 

部屋はシンプル。窓の外の屋根は、前回泊まった洋室のある棟です。

 

部屋の隅にある大きなクッションは、ビーズかな。座るといい具合に背もたれが自然にできて、なかなか座り心地が良かったです。

 

タツの上には飲み物のメニューなど。ここのウェルカムスイーツは美味しくて気に入っています。rakugan chocolate ふすべと書かれているが・・・買って帰りたいわ。落雁のサクッとした食感とチョコレートの味がほのかにしてとても上品。

 

クローゼットはこれだけなので、コートが長いと困るかも。館内着は上下別の作務衣タイプ。

 

部屋に入ってすぐの洗面所は前回よりもぐんと広め。

 

バスなしでトイレのみです。

 

調達したお酒をちょこっと引っかけてからお風呂へ参りましょう。前回も購入した大雪渓活性にごり酒どぶろっくん酔園無濾過生原酒しぼりたて生です。ほんとは飲んだら入っちゃダメなんですよね(汗

 

 

【青山】囲炉裏でジビエの炭火焼「たでの葉」再々訪問

2023年(令和5年)3月

 

予約困難店の囲炉裏端でジビエ料理のお店「たでの葉」再々訪です。前回11月に予約して帰りました。初回が4月末だったので、ちょっとでも違う時期にしようと考えての3月予約。

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近ごろ、ジビエの危険性についての記事がちらほら出ています。野生の動物から感染する病気はすぐに発症せず、年月を経てから表れてくるというもので、慎重な性格の相棒がここヘの訪問にも難色を示すようになっていました。

それでなくともお目当てだった八寸がなくなってしまったということもあり、この日で最後にしようね、ということで向かった小雨降る南青山。

 

雑居ビルの2階へ上がると、むむ?赤ちゃんの泣き声と子どもの声が聞こえるが・・・気のせい?いえいえ、ベビーカーの中に乳児、そして就学前の女の子が店内にいるではないですか。正直、げんなりです。私は子どもが小さいあいだは、大人の店に出入りさせないのがマナーという考えです。決して安くはない20,000円コースのお店に、そりゃないでしょ。ぐんとテンションが下がりました。

 

座ると敷き紙には以下の言葉。含蓄のあるお言葉で。でも、客人に受け入れさせるんですか?この店を最後にするのは正解ですね、というスタート。

 

日本酒にすべきかボトルワインにすべきか悩みつつも、飲むのすら気乗りがしない私たち。

 

とりあえずエビス生ビール800円に致しましょう。憧れていた八寸は、ここを紹介してくださったブロ友さんのその後談で、はっきり止めたと書かれてあったので、期待せずにいられるのはかえっていいかも。

 

さて。1品目は熊本県球磨川のすじ青のりの茶碗蒸し。お腹がいっぱいになると言われて八寸を止めているのに茶碗蒸しなのね。私、これが一番満腹中枢を刺激するのよ、と内心毒づきたくなったところ、なんとまぁこの青のりの風味豊かなことといったら。お、おいしい・・・♡

 

具はなにもないのに、だからこそ感じられる青のりの味わい・・・あぁでも、赤ちゃんの泣き声が響き渡る・・・みぞおちで泣き声を受け止めてしまう私、勘弁して・・・

 

2品目 天然のマガモのタタキです。薬味と醤油でとのことですが、いずこ?

 

そう、タタキの後ろに隠れて盛られていた貝割れや大葉などの薬味を引っ張り出して一緒にいただきます。この食べ方は初めて。皮部分の香ばしさや脂身が活きています。

 

ひとつずつ丹念に焼き上げていく店主の仕事を見るのも楽しみのひとつ。

 

火に近づけて仕上げに入っているところです。魚は炭火焼がもっとも美味しいとはよく聞くこと。都会のど真ん中でいただけるのはなんたる贅沢。

 

焼き上がりを待っているあいだに、端から順にお猪口が配られていきます。骨酒を振舞っていただけるよう。

 

前回もいただいたタカハヤの骨酒です。覚えていますとも、タカハヤ。ヤマメを釣るときに一緒に捕れる魚ですよね。

 

3品目 熊本県川辺川の天然のヤマメは、花山葵の醤油漬けが添えられています。2尾ずつは嬉しい。頭と尾と骨は食べられないので残してくださいと説明がありました。塩加減が絶妙で炭火焼ならではの魚の仕上がりに感嘆・・・あぁでも、子どものけたたましい声。そしてなんたるお箸の持ち方よorz

 

気を取り直して食事に集中しようとトライします。左隣のお客さまが4人グループで、結構話題に花を咲かせてくれていたことが逆に救い。全員がいつものように静かだったとしたら、もっと胃の痛い思いをしていたことと思います。

 

こりゃもう、酔うしかないでしょ。栃木県㈱せんきんモダン仙禽亀ノ尾2023を頼みました。2合お願いしましたが、1合しかなかったので、違う仙禽をこのあとに出してくださると。いいね、飲み比べができるのも。

 

4品目 秋田県産蕗の薹の天ぷら。蕗の薹の苦味が大好き。薄い衣で蕗の薹の風味を包みつつ、過分でないところがいい。

 

蕗の薹の天ぷらをいただいているあいだもじっくり焼き上げていたのは、5品目 すっぽんの炭火焼。手前にはレバーも添えられています。粉山椒との相性が抜群。どちらかというと鶏っぽい食感でタレの加減もいい。

 

もうひとつの仙禽はクラシック仙禽無垢。ブロ友さんが、ここのお料理にはクラシック仙禽無垢よりも、モダン仙禽の方が合うんじゃないかとの感想を漏らしていらっしゃいました。でも、お酒としては私はこっちの方が好み。ただ、もしかすると料理に合わせて飲んだのではなく、待ち時間にお酒だけで味わっていたからかも。もしくは、がっつり肉類ではなく魚だったこともあるかもしれません。いや、そこまでわかるほど私は繊細じゃない(笑

 

次に囲炉裏に並べられているのは、もしかするとここでいただく中でもっとも好きと言っていいあれでしょうか。

 

6品目 静岡県浜松産鰻の炭火焼。私の知る鰻の味とはまったく異なる味わいがあるところがなによりも気に入っている点。筒焼きだからなのか、炭火焼だからなのか、ほぼ蒲焼きか白焼きにしか出会って来なかった私の鰻の経験値をぐっと引き上げてくれた逸品。

 

さて。眠たくなってきた乳児は寝入るまでのぎゃん泣きで、絶賛大暴れ中。すこぶるお行儀の悪い女児にも目を遣らないように気をつけつつ、このお店で気になっていることはもうひとつあるのです。

シンクに見える水色のものはコップ洗い専用のスポンジ。すぐ隣の配膳台にはお皿が並べられ、まさに盛りつけ中のその横でグラスを下げるたび洗うんですね。私、これがとても気になるのです。どんなに気をつけていても泡も水も跳ねるものだからね。

 

そろそろ終盤とは思いますが、そこに焼かれているものがあるのなら、まだ飲みましょう。新潟県青木酒造㈱純米吟醸鶴齢愛山

 

待っているあいだに、7品目 鹿児島蒲生産の筍、編笠茸、菜の花が登場しました。編笠茸とはその名のとおり、笠のような形。食感はどちらかというとエリンギ寄り?傘の部分に個性の強いあじがあるので、ちょっと違うんだけど。

 

このビジュアル。食感もしっかりしていて忘れがたい食材です。筍も新物らしいえぐみが少し残っていて、筍好きの私たちにはGOOD。春らしい取り合わせです。

 

8品目 天然の鴨のつくねが、ネギをしょってやってくるという新バージョンでお目見え。鴨のつくねは鴨にしか出せない食感があるとつくづく思います。しっかりとしていて、そう・・・お箸遣いを失敗したら飛んでいきそうな強さがあって、それに見合う味わい(意味不明)。だいたい鴨肉をつくねにしちゃうという贅沢さは、家庭ではなかなかできません。

 

まだ続く囲炉裏端での饗宴。まだ飲みたいところだけれど、そろそろ終わりが近いことは明白なので、ここらで日本酒も終了。最後の1杯を大事に残しています(笑

 

9品目 蝦夷鹿ヘレ肉。添えられたホースラディッシュ、もしくは蕗の薹の天ぷらのときから残されているお塩でいただきます。クセや雑味のない鹿肉。どちらを合わせてもいい!

 

最後の鍋は、猪鍋です。お腹がいっぱいになっていても、汁物とご飯も楽しみのひとつ。

 

なめこなどの茸類と猪。地味豊かな味わい。さりげなく使われている猪は、やはり脂身の美味しさが際立っていると思います。お高めのブランド豚バラ肉をベースに想像すると、なんとなく味の雰囲気が掴めるかと。

 

ご飯の写真をアップして、はたと手が止まりました。なんだったんだろ、これ。山椒が散らされているということは筍ですよね。相棒に聞いても記憶なしだと。そんなに飲んでいないつもりだったのだけど、産地を聞こうとすらしなかったとはかなり回っていたのでしょう。

 

よくよく見ると、むかごも入っています。そこまで特徴的な味ではなかったのか。

 

というよりも、お代わりが気になっていたというのもあるのです。もうひとつ用意されたお鍋の中身はすっぽん。先ほどのすっぽんからスープを取り、2杯目のご飯にはそれをかけてお出ししますと言われていたので、気が急いたか(笑

 

すっぽんのスープだなんて、なんたる贅沢。でも、そこまで強く印象に残っていないのは、やはり酔っていたのだと思います。残念。しっかり味わいたかったな。

 

お約束の店主が打ったお蕎麦で〆です。最後に炭水化物オンパレードでも全然もたれない。前回、実はそこまで感動的ではなかったこともあって、今回で終了しようと決めたことも、さほど残念ではありませんでした。でも、今日のコースには大満足。

 

最後のいちご大福も、ジューシーないいいちごが使われており、大福は好きでもいちご大福は敬遠する相棒ですら感嘆。

 

私たちが会計を済ませる前に、ガキ連れ、いやお子さま連れのご夫婦は次回予約を取っていました。え、また来るんだ。このお店はそれを歓迎しているんだ・・・うーむ。これでいいと思えているんだ・・・

 

なんたらかんたら文句を書き連ねましたが、それでも次回予約を取ってしまいました。それほどまでに今回の満足度は高かったです。ただし、お子さんがいない日というのは伝えました。半年以上先なので、どうなるかはわからないけど。

というのも、真夏の予約を希望していたのですが、直近でも10月以降の予約しか取れませんでした。3ヶ月に1度しか予約できないルールを設けたそうですが、それでも予約が埋まってしまうのだそうです。予約サイトOMAKASE向けには1日2席空けるようにしているとおっしゃっていましたが、秒殺みたいです。

 

お手洗いもきれいで、ジビエから想像する無骨さを上手に払拭し、かつワイルドな囲炉裏を据えたたでの葉。春も夏も過ぎて秋までお預け。楽しみに待っていることにしましょう。

 

20,000円×2+生ビール800円×2+日本酒1,300円×2+1,500+サービス料8%+???=51,520円

なお、OMAKASEには「ベビーカー可」と明記されていました。私の方が覚悟を決めないといけませんね。

omakase.in

【長野】名の知れた宿だった「割烹旅館 山彦」-食事~帰宅編

2023年(令和5年)2月

 

毎月訪れている安曇野。今回は、格下かもしれないが10数年前には既に名の通っていた旅館「山彦」が割烹旅館を名乗っているところに興味を持ち、予約してみました。前回はまずまず許容範囲だった館内施設と温泉をご紹介しました。

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さて。問題の夕食の時間です。部屋に電話がかかってきたら、指定された2階の個室に行くというシステム。

 

部屋へ入ると天井から布が吊るされており、1部屋を2組で使えるように設えてありました。時間差でもう1組来られるのかしら?テーブルは結婚式場のようなものに、こぼしても拭き取りやすい生地が掛けてあります。

 

調度品は・・・なんというか古い料理屋さんにありがちな。

 

飲み物のメニューは比較的安め。生ビール小グラス600円から、日本酒は地酒300mlが1,300円です。

 

せっかくなので、穂高駅前にある安曇野ブルワリー地ビールをいただきました。安曇野産りんごを使用したビールで、6本3,500円のものが700円で提供されているのは良心的。

 

さて。本日のメニューです。「割烹旅館」というからには期待したっていいんだよね?

 

と言いつつ、部屋の雰囲気からして黄信号。

食前酒 ザクロ酒のワイン

先付 糸瓜と菊花の土佐酢がけ

前菜 山彦の三種盛り ホタルイカの黄身酢掛け 干し下記の酒粕漬け 白子豆腐

 

お造り 桜鱒 河豚のたたき 真鯛 妻一式

河豚は身が厚すぎるし乾いてる。こ、これは、割烹旅館とは言えないのではなかろうか・・・

 

各自用のワサビがあるのは安曇野での旅館のお約束。でも、硬くて擦れない~涙

 

でも、めげずにワインをボトルで頼みました。だってね、残りは部屋へ持ち帰っていいと言われたから。食後、アルコールなしだなんて耐えられないもの。ちょこっと確保しておかなくちゃ。

定価3,872円が4,200円で提供されている安曇野ワイナリーAzumi-Noir カベルネソーヴィニヨン&メルロー2018年。なんだかんだ文句言いつつ、アルコールの価格はすこぶる良心的で好感度高し。ただ、栓を抜いて持ってこられて嫌な気持ちになったのは初めてかも。料理のせいか、なんとなくここって信用できないのだな。

 

台の物 信州牛の鉄板焼き 信州プレミアム牛と信州アルプス牛の食べ比べ

なんというか、目で見る楽しみが皆無とは思いませんか?一般家庭の食卓のようなこの盛りつけってなに?前所有者から引き継いだから、仕方なしに使っているようなこの食器ってどう?

 

揚げ物 ワカサギの磯辺焼き ジャンボしめじ ふきのとう タケノコ

ワカサギは美味しかったです。お皿に対して料理のバランスが悪く、目で楽しむ要素ゼロで、食べる意欲が湧かないの。

 

大好きな大信州を見つけたので超辛口純米吟醸300mlを頼みます。ワイン?部屋へ持ち帰るために軽めに2杯飲んでストップしています。あとはこの日本酒でいけるでしょうよ。

 

焼き物 鮭の幽庵焼き

ブリブリと文句を言い過ぎだと思います。あらためて画像を見ると、写真ではそこまで悪く見えないかもしれません。でも、センスのなさはきっと伝わることでしょう。

 

蓋物 風呂吹きカブ

共に入っているのはなぜか百合根。トロトロに炊いてあるといっていましたが、こういう食感をトロトロとは言わないよ。カブの味はもはやなし。

 

ご飯 名物信州サーモンのひつまぶし(安曇野コシヒカリ使用)

止め椀 昆布 生麩 手毬麩 三つ葉入りお吸い物

 

お吸い物とは別に提供されているお出汁をかけていただきます。ご飯は美味しいけど、名物と言えるのかどうかは謎。

 

デザート りんごのコンポート 紫芋プリン

 

「割烹」旅館というのはやめてほしい。そうすれば、ここまで拒否反応は起きなかったように思います。

 

食後は、ラウンジでビールなどのアルコールは提供されていたと思います。でもすでにワインを確保できた私たちは覗いたものの、すぐに部屋へ戻りました。だってはじめにも書いたとおり、せっかくの暖炉は赤々と火が燃やされているというよりも、申し訳程度にちろちろなので、ゆったり寛げなかったから。

 

続いて朝ご飯もいっちゃいます。同じ部屋でいただきます。メニューは看板に紹介されていました。

 

ほぼオールスタンバイ。

 

ど真ん中に鎮座している新巻鮭を網に載せて焼きます。

 

煮物は高野豆腐など。サラダは看板にあるカボチャではなくてじゃがいも。だし巻き玉子は関東風に甘め。

 

あとで届けられたのがサラダとドレッシング。山葵とすりおろし野菜のドレッシングはいずれも美味しかったです。でも、野菜じゃなくてドレッシングの話ね。

 

ご飯はやっぱり美味しい。でも、たくさん食べられるほどおかずはありません。

 

鶏だんご汁にも揚げが入っていて、豆腐加工品だらけなことが面白くない。しかも、食事途中に、わざわざ量が多くないか聞きに来るところもいまひとつ。反応によっては今後、これ以上ケチるつもりなのかと思っちゃう。

 

重ねて言います。割烹旅館などと言わなければここまで酷評しません。価格をみれば見合うかもしれません。でも、前泊の安曇野穂高ビューホテルとほぼ同じ価格(わずかに山彦が高い)ということを考えると、かなり質は低いというのが私の感想です。

 

1泊2食   18,700円×2=37,400

安曇野市割引            -12,576 

全国旅行支援クーポン  -6,000

    計                    18,824

 

それと、この宿ではあとふたつマイナスポイントがありました。

① 帰りの駅への送りはチェックアウト時刻後の10時以降であったこと。

これは人員不足で仕方がないかと思います。でも、実際には一番客だった私たちにはタクシー利用を促しておきながら、他のお客さまを9時半ごろに送っていたこと。

② 送りを10時以降まで待たせる代わりに、チェックアウト後も部屋を使ってくださいと自ら説明しておきながら、2度も突然部屋のドアを開けてきたこと。

これは非常に怖かったです。一度であれば勘違いだったかと思えたのですが、2度。しかも仁王立ちで黙って睨まれました。送迎もチェックインアウトも配膳も、すべてこの方が担当しており面識がありました。にもかかわらず、帰りの車で言い訳するわけでも謝罪するでもなく、いったい何事だったのかととても不快でした。このことに一切触れないまま、下車後にこやかにお礼を言われたときには空恐ろしかったです。故に再び訪れることはないでしょう。

 

穂高駅から山を見ると、前日よりもさらに曇天です。6月の雪解けまで、まだまだ長い冬山が続きます。

 

穂高駅近くにある薬局兼酒屋(笑)大雪渓酒造活性にごり酒大雪渓を購入。いつも買うどむろくよりも活性感が強めのどぶろっくん。電車内で開封して失敗しないかドキドキものでした。

 

安曇野穂高ビューホテルで購入したくるみの森のコンサートは、ショートブレドにくるみを練り込んだような焼き菓子です。ポソポソしていていまひとつかなと思っていましたが、食べ慣れていくと素朴な味わいがとても美味しかったです。

 

初めて行ったときにも買った本わさび入りスモークチーズ

 

ディップはいまひとつでした。パンに塗ってチーズをのせて焼くとか、ポテトサラダに入れてみたりしましたが、これといった美味しさはなし。

 

昼食後に行った萬年屋の白味噌は、白味噌に期待する甘さはまったくなかったのが残念。信州味噌ってこういう感じなのかしら。

 

松本駅の駅ビル地下で購入したのはいつも買う濃厚なのむヨーグルト、安曇野そば、バウムクーヘンの切れ端。400円という安さ(笑

 

静岡県産と気づいてからもやっぱり買ってしまういちご、その他きのこ類など。

 

松本駅コンビニではちょこちょこ試しに甘いものを買っています。くるみ餅がコンパクトサイズで良かったかな。

 

 

【長野】名の知れた宿だった「割烹旅館 山彦」-施設&温泉編

2023年(令和5年)2月

 

毎月訪れている安曇野。前回は国宝松本城へもちらりと足を延ばした話を書きました。

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さて。今回は楽天トラベルからの予約であれば安曇野市の割引も利用できたので、格安。どこに泊まろうかさんざん悩んで、名前だけは知っていた「山彦」を予約してみました。送迎してもらえるというところが、私たちにとってはなによりものポイントです。

 

初めて安曇野を訪れた10数年前にも営業していた山彦ですが、これまで宿泊したなごみ野にし屋別荘よりは、価格帯から想像するに格下っぽい。

 

心配していたよりは良さそう。ただ、送迎は自家用車なので、穂高駅で探しても見つかりません。キョロキョロして旅行者っぽい雰囲気を醸し出し、見つけてもらうのがコツです(笑

 

なんでも別の経営者の手に渡り、2021年5月にリニューアルオープン。出迎えてくださった方は10年ほど東京のホテル勤務など他所での経験を培われ、昨夏より勤務しているとのことでした。それを聞いて安心。個人で譲り受けたとしたら、経営も相当厳しいだろうと思えたから。

 

ウエルカムドリンクは料理長の特製ドリンク、りんごベースの炭酸ジュースをいただきました。

 

靴下は、ここから好きな色をチョイスします。

 

女性は色浴衣を選ぶこともできます。

 

着物が好きな娘がいたら喜んだでしょうが、私は帯も結べないのでパス。

 

私たちの部屋は、玄関からすぐ。ロビーに近い一室です。山彦にかけられている絵は諏訪市出身の画家、原田泰治のもの。

 

部屋は玄関からすぐのベッドを置いた和室です。この部屋はめちゃくちゃ寒くて、暖房を入れていても凍えます。

 

寒いことを除けば想定内だったので問題ありません。

 

思ったよりもラウンジの雰囲気が良かったので、質素な部屋も不問にしますが、そのラウンジは全体的に節約満々で、せっかくの薪ストーブも到着時と夕食後にしか火を入れてもらえないのが残念でした。

 

置いているものも最小限。ティッシュの箱はゴミ箱も兼用しています。

 

お風呂もついていますが、温泉へ行くのでここはパス。

 

トイレもごくふつうで、期待していなければどれもOK。

 

招福きんつばは美味しくいただきました。ただ、飲みものが調達できなかったことが返す返すも残念。部屋での楽しみがありません。

 

ならば温泉へ向かいましょう。2階にあります。

 

総部屋数10室と小さな旅館なので、ひとつしかない大浴場でも密になることはありません。

 

とはいえ、ドライヤーはふたつのみ。女湯はシャンプーBARを謳い、6,7種類の中から好きなものを選んで持って入れるようになっていました。

 

大浴場はシンプル。

 

シャワーは蛇口を自分で回すタイプなので、自動で止まらないところがマル。

 

露天風呂は石張り露天風呂。眺望なし、趣きなし(笑

 

イマドキ、露天風呂なしには集客が見込めないからと無理やり造った感満載の露天風呂です。

 

ま、でもいいか。内湯もあのクオリティだから、ないよりあったほうがいいもんね。源泉から約19km引湯しているという安曇野穂高温泉、悪くなかったと思います。

 

館内に掲げられていたこちらは長野県歌。県歌って、どこでもあるのかしら。真面目でお堅いイメージの県民性を表しているかのごとき歌、校歌並みに浸透しているのかしら。聴いてみたいわ。

 

民宿よりはマシという程度かと覚悟を決めていましたが、ぐったりするような難点はとりあえずなくてホッとしました。あとは「割烹旅館」と言えるだけの食事かどうか。それ次第で、以後安曇野での宿泊時に候補となるかどうかを決めましょう。

 

ただ、お値段以上のものを求めてはいけないということをさておいても、この宿では不快なことがふたつあったこを先に書いておきます。

 

【長野】国宝松本城&吟醸造りの蕎麦「そば処もとき」

2023年(令和5年)2月

 

毎月訪れている安曇野。2度目の安曇野穂高ビューホテルも安定のホスピタリティ。大浴場が遠いのはネックだけれど、気持ちよく過ごせました。

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いつもよりゆっくりめの10時半発の送迎バスで穂高駅へ向かいます。

 

右端に有明山がどっしりと座っています。でも、いつもは見える常念岳大天井岳はなにやらはっきりしません。前山だけが見えて曇天に隠れています。

 

穂高駅から見える山は駅にパネルがありますが、うーん、常念岳は後ろに隠れて見えていないよね。晴天のときは迷いなくわかる山なのに、曇天になるととたんに峰々が判別できなくなります。

 

所用を済ませるために、2駅先の豊科駅へ。豊科駅からはいつも常念岳と横通岳がみえるのだけど、絶対これだ!と言える姿は見えません。

 

その後は次のチェックインまで少し時間が空くので、松本城へ寄ることにしました。15年ほど前も安曇野だけではなく伊那、蓼科など長野・山梨を回っていた時期があり、そのときに一度、夜の松本城へ訪れたことがあります。改修工事中で、すんなりと辿り着けなかった記憶があるのですが、思い出すかな。

 

松本駅からよりも、ひとつ手前の北松本駅からの方が近いので、ここから松本駅へ向かいます。徒歩15分ほど。一応お城を意識した駅舎だけど、無機質で趣きがないのが残念。

 

松本城のまわりでは、今も工事が行われています。道路の整備事業かなと思って調べてみると、違いました。

 

前回は夜だったこともあってまったく覚えていないのですが、外堀の復元工事をしているようです。

 

外堀は大正・昭和初期に埋められて宅地として利用されただけでなく、裁判所や学校までもが建てられていたようです。それらをすべて移転させて史実に基づく形まで復元しようと長年に渡って計画が進められ、ようやく70%まで用地の確保が済んでいます。

 

この太鼓門も1999年に復元されたもの。そばにある資料館も景観にそぐわないということで移転させるのだそうです。

 

切株は、その復元作業において櫓内の梁に使用された樹齢140年の赤松の根元。

 

太鼓門が復元されてから20年以上経つようですがまだまだ新しく、しっくり馴染むにはさらに年月がかかることでしょう。

 

それでも、松本城を残そうという自治体や住民の熱意が、この計画を後押ししているのですね。

 

お隣は二の丸御殿跡

 

藩の復政庁として造営された二の丸御殿は、本丸御殿焼失後に正政庁となりました。廃藩後に筑摩県庁舎として利用されていたものの、明治9年(1876年)に焼失しています。

 

ここは案外興味深かったです。重要処をどこに配置しているかとか、味噌部屋があったり、草履取部屋や家具部屋などもどう使っていたのだろうと思ったり。

 

天守の見学も是非したかったのですが、食事を済ませておかないと夕食に響きます。お蕎麦ぐらいが妥当なはず。先に探しておいたお店のひとつを探しに松本城公園を抜けると、印象的な建物がありました。なんと弁護士会館なんだって。

 

長野県弁護士会松本在住会弁護士会館は、コンペ作品で建てられていますが、ガラス張りの中に明治建築のような洋館が入っているの。なんというモダンさでしょう。もっとコンセプトを知りたかったのだけど不明。

 

さて。目当ての「そば処もとき」へやって来ました。早く食べておいた方がいいので迷っている場合ではありません。入っちゃおう。

 

なになに、ウリは吟醸造りのお蕎麦だって。「吟醸造り」とは、実の中心にあるもっとも美味しいと言われている心拍だけで打っているお蕎麦で、長さが短いのが特徴なんだって。

 

店内は奥にも2階にもスペースがあるようでしたが、通されたのは入ってすぐ。皇室から三笠宮妃だったか、ここでお召し上がりになったと書いてありました。いいってば、そういうの。

 

でも、壁にかけられたブルーの猫は気に入ったよ。

 

軽く食べるには、もりそばかざるそばでOKのはず。でもつい、セットもいいかもしれないと思っちゃうのよね。ミニ天丼セット(1,500円)を頼んでしまいました。

 

生ビールとともに出されたのは、鞍掛豆(くらかけまめ)。ゆがいてお出汁に浸しているのかな。硬めの茹で加減なのだけど癖になる味でした。

 

ミニ天丼セットのお蕎麦が、先に運ばれてきました。むむ、思った以上に量が多いかも。都心を離れて麵類を頼むとよく感じることですが、きちんと1人前だなぁと思うの。もうこれだけでお腹いっぱいというぐらいあります。

 

吟醸造りのお蕎麦は透き通っていてあっさりとしており、お蕎麦というよりはこんにゃくのような食感かも。でも、喉越しが良くてつるつるいけます。

 

こちらのミニ天丼は大外れ。ご飯のみにたれがかかっていて、天ぷらにはあまり味がない。海老にも下味がつけられていないのか、食べにくい。お腹がいっぱいになるだけで、頼み損でした。晩ご飯、食べられるかしら。

 

でも、お蕎麦は美味しかったので、おススメです。

tabelog.com

 

もときで食事中、他のお客さまがお店の人と話していたのを聞いていると、萬年屋というお店で勧められてここへ来たとのこと。気になる、そのお店・・・行ってみたら、信州味噌の蔵元でした。

 

穂高へ戻る時間が迫っていたので、大急ぎで量り売りの白みそだけ購入してお店を後にしました。でも信州味噌って塩味がきつく、白味噌でもからかったわ。でも、お醤油など試してみたいものはいろいろありました。

mannenya.ne.jp

 

戻りも松本城公園を通り抜けます。安曇野の山々が神々しい。

 

失敗だったのは、日本酒を買う時間がなかったこと。次の宿で飲むものが何も調達できず、電車ギリギリで駅へ戻りました。いざ戻ってみると案外時間が残っていたので、うーん、コンビニででも買えたのにな。長い夜、なにもなしは困るわ~

 

予約したのはお初の宿。あんまり期待は持てそうにないのだけど、どうだろうな・・・心配。

 

【長野】2度目の「安曇野穂高ビューホテル」も安定のホスピタリティ

2023年(令和5年)2月

 

毎月訪れている安曇野。今回は楽天トラベルからの予約であれば安曇野市の割引も利用できたので、格安。前回の休暇村リトリート安曇野も、1泊2食2人で17,836円と破格の安さでしたが、頻繁に行く身としては本当に助かります。

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2度目の安曇野穂高ビューホテル。穂高駅からの送迎バスで到着です。

 

登山が富裕層のレジャーだった時代を感じさせるようなラウンジ。すっかり古びてしまっているホテルだけれど、ここの雰囲気はとても好きです。

 

階段の絨毯遣いや手摺りの艶が重厚感を与えています。

 

ただ、部屋はやっぱりザ・昭和なの。

 

10畳あって、さりげなく窓辺にはカウンターもあり、部屋全体にはゆとりがあります。前回の和洋室よりもスリッパを脱いだり履いたりしなくて済む分、使い勝手はいいかも。安いし(笑

 

コロナ禍なので、お布団はセルフで敷きます。でも、途中で誰かが部屋に入ることを思えば、私にはそのほうが好み。

 

冷蔵庫はもちろん空。大浴場へ行くときはここからタオルを持参することを忘れずに。ここの大浴場は超遠いんだから。

 

洗面所には歯ブラシなどはなく、フロントでもらっていくシステムだったと思います。今、ホテル業界全体でプラスチック製品を削減していく方向なので、それでいいよね。私はずっと昔から歯ブラシ持参だし。

 

一応お風呂付。トイレもウォシュレット機能を備えています。

 

お風呂は大浴場と露天風呂が、広大な敷地の正反対の端に位置しているので遠い。大浴場はドライヤーの数なども多いですが、露天風呂のほうは鏡ひとつしかないので要注意。

 

たぶん目一杯予約を入れていないのでしょう。10人以上になることもありませんでしたが、これ以上予約者を増やしてしまうと大混雑だと思います。

 

外は2月にしてこの積雪量。ここ20年ほど、麓はほとんど積もることがなくなったという話でしたので、冬は常態でこの程度なのかもしれません。

 

前回は稼働していたグランピング用テントには、今回灯りがありませんでした。そりゃ寒いよね。でも冬だからこそのロマンチックさもあると思います。私には不要だけど。

 

このゲルっぽいテントも宿泊用なのかしら。前回は見かけなかったように思うのだけれど。

 

これだけの規模を建て替えることはできないし、リノベーションしていくのも大変だから、集客の工夫をあれこれしているんでしょうね。せっかく山の中にあるんだもん。確かにお天気が良ければグランピングもワクワク感があります。

 

さて。今回は夕食の予約もしています。車がなければ食べに出掛けることもできないものね。全員の食事枠がないので、早めの予約が必須です。

 

なーんとなく、子どものころはじめて連れて行ってもらったころのフルコースの雰囲気。ずらりと並んだナイフとフォークを外から取ると知ったのは、当時流行っていた漫画からだったな。

 

アルコールはちょっと決めきれない価格帯。グラスワインで頼んだ場合の量がわからないので、どのペースで飲めばいいのか迷うもの。

 

これはワインリストを持ってきてもらった方が良さそう。ふむ、シードルやフルーツワインを除けば4,180円からというラインナップ。

 

ご登場願ったのは、ブラッククイーン&メルローのワイン。私たちには最安値で充分よ。しっかりした味わいで好みでした。定価1,689円。

 

さて。コース料理の開始です。この先もまだまだ安曇野へは来るけど、旅行じゃないからね、たぶんこのホテルをメインに使うと思います。小規模旅館で顔馴染みになるのはちょっと抵抗があるし。ただ、メニューはどれぐらい変化があるのかなぁ。

 

信州サーモンのムース 赤パプリカのフランからスタート。

 

ムース、美味しかったです。チコリに合うし、奇をてらわない王道路線は案外悪くありません。

 

紅ハルカのクリームスープ アーモンド風味

量も適量。さつまいもの甘さはポタージュにして外れるはずがありません。

 

パン バターとオリーブオイル

パンがとても美味しくて、珍しく相棒がお替りしていました。これまた王道のパンですが、逆に新鮮よね。

 

ほうれん草とベーコンのキッシュ トマトソース

なんというかね、このトマトソースで美味しいはずなさそうに見えるんだけど、案外どれもハズレがないんです。当たりじゃないけど外れない。また次に来るとしても、とりあえず安心です。前回の休暇村リトリートは部屋は新しくて清潔だったけど、食事が妙にこまっしゃくれていたのと正反対。

 

お口直し ふじりんごのグラニ

 

牛フィレ肉のパン粉焼き ソースマデラ 冬野菜と共に

蓮根やブロッコリーが冬野菜かどうかはギモンだけれど、牛フィレ肉をパン粉焼き、これもある意味新鮮でした。お肉はホロホロでやっぱり悪くないの。

 

デザートは、ホイップの上にブルーベリーという謎の盛りつけもあったけど、抹茶のムースも悪くなかったし、古き良き時代のコースと思っていただく分には充分美味しかったです。

 

食後は、ラウンジでまたもやワイン。2杯分のコインがついているプランでした。結構酔ったみたい。知らない間に寝落ちしていました。

 

翌朝のバイキングです。ここは種類が多くて評判が高いのですが、まぁ過不足ないといったところ。

 

和洋食ともそれぞれきちんと種類があります。ビーフンが美味しかったな。

 

サラダは、安曇野らしくわさびを使った和風ドレッシングがありました。でも、ごまだれも気になったな~

 

こちらのわさび丼コーナーはやっぱり外せないよね。わさびを擦ってたっぷり乗せ、鰹節と海苔とネギをトッピング。私は邪道にも納豆や山芋も入れました。だって、何杯も食べられないんだもの。

 

昨晩のパンも美味しかったので、シンプルだけどこれも美味しいはず。しかもショップにあるりんごやいちごジャムが置いてあったし試したかったな。

 

デザートだけがちょっと残念。かんてんやゼリー、ヨーグルトなど。ちょっとしたスイーツがあると、コーヒーに合わせられて嬉しいのだけど。

 

旅行クーポンは4千円分。ショップで使い果たしました。

 

素朴だけれどぎっしり詰まったくるみの焼き菓子をゲットしました。

 

今回は違う宿を取って2泊するので、いったんチェックアウトして所用を済ませます。こっちがメインだからね。

全国旅行支援と安曇野市の割引で破格の安さで泊まれたのでほんと助かりました。スタッフはつかず離れず安定のサービスで、ホテル感がきっちり感じられました。また来るよ。

 

1泊2食   18,480円×2=36,960

ポイント即時利用          -10,748 

全国旅行支援クーポン  -6,000

    計                    20,212

 

秋田県由利本荘市 天寿酒造【天壽】

2023年(令和5年)2月22日(水)購入

 

今のところ、今年の日本酒は4本。これを飲み切ったあとはまだ購入していません。前にセカンド冷蔵庫を買った話をアップしましたが、先日手放したので複数本が難しくなりました。だってこのセカンド冷蔵庫、立てて入れるために中の仕切りをすべて外すと日本酒しか入れられないし、かといって冷蔵庫として使用すると最下段は凍るんです。

fuwari-x.hatenablog.com

でも、冷蔵庫の処分って難しい。買い替えだと引き取ってもらえるけど、処分だけとなるとそう簡単にいきません。私の場合はまだ購入して1年半だったので、地域掲示板で呼びかけるとすぐに反応があり、1万円で引き取ってもらえましたが、古いものだと0円でも引き取り手が見つからないんですよね。

 

さて。今回のお酒はお初です。でも、知ってる銘柄だなぁと思って探してみると、五能線の旅で2本飲んでいました。

fuwari-x.hatenablog.com

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ワイングラスで美味しい日本酒アワードで金賞3回・最高金賞2回受賞しているそうです。なるほど、しみじみ「日本酒っておいしいなぁ」と声にまで出してしまいましたよ。

秋田県由利本荘市 天寿酒造㈱ 【天壽】

【天壽】初槽純米吟醸生酒

 原料米 秋田県産酒造米
 精米歩合 60%
 アルコール度数 15度
 日本酒度 +1.5 酸度1.5
 酵母 ND-4
 製造年月 2022年11月
 2,970円(税込)
 
ラベルの文言
今秋収穫したばかりの新米を使用し撫子の花から分離した酵母で醸しあげた純米吟醸新酒。鮮烈な吟醸香と滑らかな味わいをお楽しみください。