【長野】北アルプスパノラマ銀座大天井岳ピストン/大天荘宿泊記

2026年(令和8年)8月22日(土)

 

お誘いを受けて大天井岳まで登ってきました。前回は常念乗越から大天井岳まで3時間の稜線歩きについて書いています。

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思った以上に早くに大天荘に到着できました。肌寒いと言っていい気温。

 

チェックインまでに少しまわりを歩きました。前回は大天井岳頂上に登っています。

 

冬季は大天井岳直登ルートが登山道になります。登ったときは急峻でルートが見えないので、どうやって下るか見当もつきませんでした。

 

大天井岳登頂の所要時間は10分ほど。でもガレた場所をひとりで登るのは翌日に差し障るといけないので止めておきました。

 

逆に夏道の大天井岳トラバース道を覗きに行きます。前回は凍結していてとても怖かった道です。

 

でもこちらも夏道は初めて。急斜面なのはよく知っているので、適当に下りるのはやめておきましょう。やはり明日に備えねば。

 

夏道のトラバース道から大天荘を見上げます。いつもなら夏休みの土日ならば満員のはずですが、燕岳側は土石流で通行止めになりこの日から仮開通だし、常念岳側も一昨年の道路崩落の工事中なので、直接来られない大天荘は空いています。

 

大天荘のテント場はまだほとんど誰もいません。右奥に緊急避難用の冬期小屋が見えています。 

 

ランチ営業中の大天荘も13時を回り、そろそろ落ち着いてきています。チェックインに向かいましょう。

 

大天荘入口です。続々登山客がチェックインにやって来ています。1泊2食16,000円。

 

大天井岳からの風景などが飾られている山小屋らしいレセプション。

 

グッズの販売もあります。その他セルフコーヒー600円、紅茶やお茶が500円。

 

カップラーメンなども売っていますが、生ビール(1,200円)もあるのだよ。

 

北アルプス山小屋ガイドマップのほか、ツキノワグマの注意喚起、その他スマホの充電は100円でさせてもらえます。ただし、バッテリーは使用、充電ともに不可。

 

天気予報も張り出してくれていました。晴天ではありませんがこの日の最高気温は14度でした。どおりで涼しいはずだわ。翌日の予報は最高気温17度。助かります。

 

靴を持って中に入ります。下駄箱は別の場所。

 

談話室を通って新館が今回の部屋。右奥がトイレです。

 

到着済みの登山客はカーテンを引いて仮眠していたり、荷物の整理をしている人がほとんど。

 

燕山荘のように男女の別はなく、到着順で案内されるようです。空いていたので2名部屋をひとりで使うことができました。

 

部屋からテント場が見えます。

 

山小屋内を歩いてみました。大天井岳周辺のプレートが掲げてあります。

 

燕山荘グループの山小屋のルートマップ。よくできています。

 

こちらのマップは山小屋や登山道からの360°パノラマ画像がダウンロードできるようになっています。面白い!

 

驚いたのがこちら。auが使えるようになったらしいという噂は耳胃にしたことがありましたが、auユーザーは無料でWi-Fiが利用できるの。すごい!

 

16時を過ぎたころにはテント場も華やかになってきました。色とりどりのテントやベンチで食事をする登山者。

 

17時が近付いてきました。この日の夕食は17時と18時の二部制です。横通岳を登って行ったオレンジ色のセキュリティベストを着たおふたりが小屋に戻ってきました。どうやら雷鳥を狙うサルを追い払うスタッフでした。このごろサルの群れは稜線まで上がってくるのです。

 

山小屋というのに食事はなかなか豪華。私はメインをハンバーグにしました。

 

もうひとつこの日は鯖の味噌煮を選ぶこともできました。山の人は汁物も一切残しません。味噌煮の味噌さえもご飯にかけて食べる徹底ぶり。残るのはグレープフルーツの皮だけでした。

 

メニューも用意されています。山なのに鰹のタタキが出汁ジュレとともに食べられ、玉葱のカレーピクルスなど味のバランスもとれていて素晴らしい。他に揚げ出し豆腐、ふろふき大根とゆず味噌、ごはんは安曇野産のコシヒカリでした。夕食のお味噌汁は赤出汁。

 

17:40 夕食後、少し外へ出ました。燕岳(つばくろだけ)方面の稜線です。やはり安曇野側からガスが上がっています。

 

安曇野市内もガスの隙間から視界に入りました。

 

少し東天井岳方面へ戻って暮れゆく空を眺めていました。上高地方向です。

 

18:08 一向に顔を出さない槍ヶ岳を待っていたのですが、一瞬だけその先が見えました。今日はこれで諦めるほかありません。今日は星空が見られるかもしれないねと登山者が話しかけてきてくれました。

 

燕岳方面もだいぶ暮れてきました。日没は18:18。もうそろそろです。

 

18:31 日没前の大天荘です。市民薄明(twilight:日の出直前、日没直後、太陽が地平線の下にあり直接は見えないがその光が空を照らし、灯火なしで屋外活動ができる時間帯)終了が19:30なので、まだしばらくは明るいでしょう。でも、寒くなってきました。

 

食堂は夕食後の喫茶タイムに入っていました。消灯の20:30も間もなくです。

前夜眠れなかった私、この日こそ疲れて寝られるはずが一向に眠れなかったので夜空を見上げに外へ出ましたが、見えたのはごく狭い範囲。それでも無数の星が瞬いていました。ただオリオン座カシオペア座、北斗七星ぐらいしかわからない私では何の区別もつかないorz

そして夜中2時、一斉に地震アラートが響き渡りました。茨城県南部震度5の地震速報です。関東からの登山客が多いので鳴ったのでしょう。結局、この日も3時間も寝られずでした。下山、大丈夫かなぁ・・・

続く【長野】北アルプスパノラマ銀座大天井岳ピストン/大天井岳から一ノ沢登山口下山

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【長野】北アルプスパノラマ銀座大天井岳ピストン/常念乗越から大天井岳

2026年(令和8年)8月22日(土)

 

お誘いを受けて大天井岳まで登ってきました。前回は前泊した一ノ沢登山口から常念乗越までの4時間弱の上りについて書いています。

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常念小屋の前でしばし休憩。あとで聞いたことには、小屋のまわりには雷鳥がたくさん見られるんだそうです。でも槍ヶ岳に見とれているだけで、まったく気づきませんでした。残念。

 

常念小屋のテント場です。小屋は新しく新調されたトイレ。

 

国の助成もあったとは思いますが、確か6千万円かかっていると聞きました。ヘリで荷揚げして人足代も相当かかるだろうとはいえ、なんと高価な。でも真ん中には更衣室もあり、快適なテント場生活になると思います。大理石のようなピカピカの床だったと言っていました(そうそう、私はトイレが遠いので旅行でもあまり苦労がありません)。

 

10:10 再スタートです。ここから大天井岳までYAMAPの標準タイムで3:30。そう、まだ全長から半分近く残っているのです。

 

初日に大天井岳まで行きたいと言ったものの、実は前回ここからの上りが私は一番きつかったことを鮮明に覚えています。一晩寝て体力も回復していたはずなのに、スタートから疲弊したんだよね。

 

目安はまず横通岳手前の直登ルートとトラバース道の分岐点までの1:00。

 

振り返って見える常念小屋が名残惜しい。これでもう、初日リタイアの道は消えます。行くしかないな。

 

10:29(常念乗越から0:19) 横通岳はハイマツのあいだを歩いて行くのに比べ、常念岳はただただ変化のない上りでつらそう。

 

10:42(常念乗越から0:32) iPhoneの地図は直登ルートとトラバース道の分近点より手前と指していますが、たぶんこのあたりが分岐点。前よりは余裕もあって、ふとあたりを見回しました。

 

ああ!槍ヶ岳だ!

 

槍ヶ岳を見ると俄然元気が出てきます。かっこいいよね。

 

横通岳トラバース道が見えています。ここからはほぼ稜線歩き。

 

続く東天井岳も見えています。

 

10:47(常念乗越から0:37) 安曇野側に少し開けた場所だったと思います。ガスが上がって視界不良。

 

10:59(常念乗越から0:49) 槍ヶ岳が見えたのは、ここが最後。この先は雲に隠れて見えませんでした。それでも安曇野側と比べるとぐんと晴れた空です。

 

11:04(常念乗越から0:54) 横通岳トラバース道もあと1/3ぐらいのところまできています。直登ルートとの合流地点までYAMAPの標準タイムは1:20なので、合流前ではあるけれど案外早いペースです。このあたりがもっとも足場が悪い場所。

 

初めて歩いたときは、この岩場の上を歩くのが正規の登山道なの?と本当に驚きました。実際には岩はかなり大きく、隙間があって滑りやすく、素人には難関だなと感じる場所です。

 

同じ道を振り返ります。安曇野側はガスで見えません。この岩場を歩いてきたのだよ。まぁまぁな距離があって気が抜けないのです。

 

合流地点から東天井岳までは1:00(スタートから2:20)。

 

11:14(常念乗越から1:04) 直登ルートと合流して少し進んだところです。オレンジ色のセキュリティベストを着た2人組が軽装で直登ルートを登っていったのが見えました。槍ヶ岳は姿を消していますが正面に涸沢カールが見えています。

 

11:35(常念乗越から1:25) 横通岳から東天井岳の中間地点あたりまで来ました。

 

真ん中のガレた場所から斜めに進み、そこから右斜め上に白く続くのが東天井岳への旧道だそうです。でも今はこの画像の右手からもっと上のルートを歩きます。

 

安曇野側からは相変わらずガスが上がってきていて、素人がソロで歩いていたら続行していいのか心配になるかもと思いました。稜線上でガスに覆われてしまうと道を誤りやすいです。

 

くっきりと向かいに涸沢カールが見えます。白いのはまだ残雪があるのからですが、例年に比べると随分少ないそうです。

 

12:02(常念乗越から1:52) ぐっと巻道をとおり、東天井岳に到着です。横通岳からの道を振り返ります。

 

安曇野側からはガスが上がり、岐阜側はなだらかに一ノ俣谷へ落ちていきます。やがて上高地の梓川に注ぐ源流があるところ。標準タイム2:20のところを1:52できています。

 

続く東天井岳から大天井岳までは標準タイムが1:10。稜線に上がってからはそれぞれのペースで歩いているので、早くなるのも当然。お相手はひとりで登れば昼前(もしかするともっと早く)には楽勝で大天井岳へ到着するような人なんだもの。

 

12:10(常念乗越から2:00) 東天井岳を出発したので、少なくとも13:20には到着するでしょう。あと少しです。

 

横通岳や常念岳の姿もここで見治め。

 

これから進んでいく大天井岳方向です。

 

12:25(常念乗越から2:15) 東天井岳を下ったあと振り返ります。左側の安曇野側は急峻ですが、右側の岐阜側は緩やか。強風が吹けば逃げ込みたくなるようなハイマツ帯です。

 

12:32(常念乗越から2:22) 下ると上る、また岩場を通過です。こちらは横通岳よりは短め。

 

通過してきた道がずっと見える。この稜線だから8月にしては涼しく、本当に助かりました。それでもシャツは汗だく。

 

12:38(常念乗越から2:28) ちょうど槍ヶ岳が隠れているのですが、知らなければただの稜線に見えるでしょう。中央よりも左寄り、まさに槍の部分だけが隠れているのです。

 

涸沢カールには涸沢ヒュッテの赤い屋根が見えているんだけどな。いいカメラを持っていれば、向こうにいる人もきっと撮れるに違いない。

 

12:41(常念乗越から2:21) なんと心強い標識!あと1kmの地点は東天井岳との中間地点ぐらいなのだけど、ぐんと力が湧いてきます。

 

まだまだ大天荘は見えないけれど、あともう少し登って行けば少しだけ巻いて到着するはず。

 

俄然余裕が出てきた私は、ちょっと高山植物も撮ってみました。こちらはトウヤクリンドウ。

 

真上から撮ってしまってわかりにくいけど、コマクサ。

 

こちらはオヤマソバ(御山蕎麦)。確かに花が蕎麦っぽい。

 

このあたりも稜線上の強風を避けやすいゾーンがあるわ。

 

12:52(常念乗越から2:42) ん?あと1km地点から0:11でここまで来られたのね。実際にはもっと時間がかかった気がしていました。ほぼ平地のスピードだわ。

 

そしてそのすぐ先に大天井岳と麓に大天荘が見えました。あと10分ほどで着くはずですが、姿を見るとさらに力が湧いてきます。

 

13:01(常念乗越から2:51) 本日の宿、大天荘到着です。稜線上での私のペースはYAMAPでほぼ120%、一ノ沢登山口からトータル7:00で125%ぐらいといったところでしょうか。

あれほどゆっくり登っても、日ごろ歩くのが早い私はやっぱり早めに登れてしまうのね。一番最初に登ったときが本当にスローペースで5:23だったのですが、それがちょうど標準タイムだったようです。

 2023年9月 一ノ沢登山口5:51 → 常念乗越 11:04(5:23) → 横通岳トラバース道12:26 → 一ノ沢登山口17:13

    10月   一ノ沢登山口7:52 → 常念乗越 12:17(4:25) 

      常念乗越6:07 → 東天井岳8:39 → 大天井岳10:45(4:38) → 燕山荘到着時刻不明

      燕山荘6:13 → 中房温泉9:20(3:07)

2026年8月 一ノ沢登山口6:01 → 常念乗越 9:52(3:51) → 横通岳トラバース道11:04 → 大天荘13:01(7:00)

      大天荘5:55 → 東天井岳6:35 → 常念乗越8:02 → 一ノ沢登山口10:46(4:51)

続く【長野】北アルプスパノラマ銀座大天井岳ピストン/大天荘宿泊記

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【長野】北アルプスパノラマ銀座大天井岳ピストン/一ノ沢登山道崩落箇所を越えて常念乗越へ

2026年(令和8年)8月22日(土)

 

お誘いを受けて大天井岳まで登ってきました。前回は前泊した穂高駅のあづみ野パークホテルの話などを書いています。

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大天井岳まで行くのには主に3ルート。

 ①三股 → 蝶ヶ岳 → 常念岳 → 横通岳 → 東天井岳 → 大天井岳

 ②一ノ沢 → 常念乗越 → 横通岳 → 東天井岳 → 大天井岳

 ③中房温泉 → 燕山荘 → 大天井岳

それぞれに難点があります。

 ①駐車場が争奪戦で、駐車するには前夜の車中泊が必須

 ②一昨年登山道が崩落し、ようやく復旧工事が始まったばかり

 ③8月8日豪雨による土石流で通行止め(3日前に急遽開通決定)

 

2023年秋にいずれも一ノ沢から2度登っています。蝶ヶ岳経由は遠すぎるし燕岳の急登は自信がないので、今回も一ノ沢から。崩落のためにタクシーの折り返し地点からでも長く歩かなければならないのが何よりも難点。そうでなくても長丁場なのに。

 

常念小屋作成のマップで登山道を追っていきましょう。崩落していなくても、もともと駐車場から登山口までは15分かかります。マップはそこから開始。

 

今回は崩落現場からでも40分かかるので、登山口まででも疲弊しそう。

 

迂回の階段の様子は、疲れ切って上るのに難儀した帰路にご紹介します。取り敢えず崩落現場は5:35に通過しました。

 

本来の一ノ沢登山口に到着。でも、車両の通行ができないので、このトイレは使用不可になっています。最終のトイレはタクシーの降車場。

 

6:01 登山開始です。長丁場を登り切れるかまったく自信なし。真夏でありながら都内は8月に入ってから涼しい日が続き、安曇野市の最高気温が31℃という予報でした。高度が上がれば気温も下がるので、それだけが救い。

 

6:15 山の神着。本格的な上りが始まります。常念小屋の地図に記載のとおり約15分で通過しています。

 

常念乗越まで毎回違う人のアテンドで登っています。今回の人は一番お付き合いが長く、上高地の散策にも連れて行ってもらったことがあります。でも鬼のように歩くのが早い人で、困ったことに平地では私も歩くのが早いことを知っています。ええ、私はも歩くのがとても早いです。

 

でも上りは本当にヘタレだとお断りして、かなりスローペースで歩いてもらっています。なんでこんなつらいことを始めてしまったのかと、毎度後悔する上り道。烏帽子沢出合には7:36着。一ノ沢登山口から1:35経過で、常念小屋の地図よりは早いペースだったようです。ここは木製階段があるので覚えていましたが、壊れていました。

 

上流を見て驚愕。景色が一変していました。かなりの岩石が流れ込んできていて、前の一ノ沢の面影がもはやありません。一段目の階段は使わずにその傍を上がり、奥の二段目の階段のみが必要な状態。

 

毎度YAMAPのスタートを押しそこなってタイムが取れていないのですが、初回は一ノ沢登山口5:51発で常念乗越11:04着、ほぼ標準タイムの5:13で登っています。この先に続く胸突八丁がつらいと聞いていて、そこまでが一区切りだと思って歩くのが常。

 

8:08 笠原出合に到着です。一ノ沢登山口から2:02経過。順調に登れているようです。

 

あちこちの標識が新調されていて、とてもわかりやすくなっていました。前はどれが登山道なのか素人にはとても難しかったのです。

 

8:36 経過時間からいくと一ノ沢本流橋-2の方だと思います。

 

胸突八丁はキツイと聞くのですが、ここさえ越えれば常念乗越が待っていると思うと、私はそこまでつらく感じません。でもここからの1:40が思った以上に長いのです。

 

8:53 一ノ沢登山口から2:52を経て、胸突八丁の階段を上ったあとにそこにすでに差し掛かっていたと気づきました。一ノ沢が岩石で覆われているのが見えます。

 

向かい側に見える沢から流入したのでしょう。まだまだ降雨のたびに崩れそうです。

 

9:07 最終水場に到着しました。一ノ沢登山口から3:06。あともう少しと思うのだけど、実はここから1時間かかるというのが堪える地点です。

 

初めて来たときは最終水場の水が枯れかけていましたが、今回は潤沢に補充できます。1.5ℓ持参するように言われていましたが、ここではじめの500㎖分を補えました。

 

上部がガスってきています。これは景色は望めないな。

 

安曇野側を眺めてみても、まったく眺望は開けていません。

 

私はいつもこの場所から常念乗越まで1時間もかかるということを忘れてしまうので、あともうちょっとと思うのにちっとも到着しないつらい時間が続きます。

 

それでも黙々と登っていれば到着するのが登山のいいところで、9:52無事に常念乗越に立つことができました。3:51とはYAMAPで130%のペース。前回4:25(120%)、前々回5:13(100%)に比べると随分早く登れたものです。でもこれが限界。

 

こんなお天気でも槍ヶ岳が顔を出していました。ありがとう。

 

安曇野側はまったく何も見えないまま。

 

常念岳は遮るものがまったくない登山道でつらそうだといつも思います。

 

前回宿泊した常念小屋は今回は通過。そう、前もここで泊まるのはなしだと思ったんだよね。昼までに到着できるなら先に進みたい。今回も大天井岳まで一気に行くのは無理だろうと言われたのですが、スタートを早くしてもらうことで実現させました。槍ヶ岳の姿が、この先まだ続く上りの前に力を与えてくれます。

一ノ沢登山道が車で通れないために、せっかくの夏シーズンにもかかわらず常念小屋の登山客も少ないようです。今回は一ノ沢登山口で2グループに遭遇しましたが、あとから抜かれることはありませんでした。下山者とすれ違ったのもほんの数組。崩落現場の工事は今年中に終わる予定だそうですが、重機が通ることを想定した道路ではないそうで、さらに崩落しそうな箇所はいくつもありました。富士山に限らず入山料はどこでも必要じゃないかなと思います。

続く【長野】北アルプスパノラマ銀座大天井岳ピストン/常念乗越から大天井岳

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【長野】登山前泊で穂高「あづみ野パークホテル」宿泊

2026年(令和8年)8月21日(金)

 

前回書いた鱧鍋の取り寄せが木曜日になってしまったのは、8月末の週末に登山のお誘いを受けていたためでした。天候に左右されるのでいくつか予備日を入れていて、金曜日、仕事を終えてから前泊のホテルへ向かいました。

特急あずさの乗車前に夕食を調達せねば。いつもならデパ地下でお弁当を買うのだけど、今回はJR新宿駅構内で買う予定にしていました。でも時間が押して選べない!

 

このお店はお箸が別売でした。それはいい取り組みだと思う。でも、それなら昼のお弁当のを持ってきておけばよかった。悔しい・・・こういう小さなことで無駄なのがとにかく私は嫌いなのだわ。

 

買ってみたものの海鮮サラダちらしってなんだ?登山前にナマモノって失敗だったかもと思いながら、立川で隣席の人が入れ替わったタイミングで食べ始めました。

 

下段にご飯、上段にサラダとサーモンやタコなどの海鮮が入っていて、梅ドレッシングをかけて食べるのね。ダイレクトではないけど、ご飯にドレッシングってことか。

 

でもこの梅は紀州梅と書いてあるしこだわりの一品みたい。確かにこの酸味は食欲をそそるし美味しかったな。

 

海鮮の中身は、スモークサーモン、えび、たこ、イタヤ貝。ゆで卵と思っていたのはチーズとわかったので、ちょっと除けておいてワインとともに楽しみました。

 

優秀だったのが、いつもいただくスパークリングワインの蓋の仕様。開栓するとこのカバーがゴミになって散らばりやすくなるところを、蓋に糊付けしてあったの。これで蓋とともに捨てられるというわけ。工夫してるなぁ。

 

松本で大糸線に乗り継ぎ、穂高駅に到着したのが20:22。今回のあずみ野パークホテルは駅から徒歩2分ほどのところにあります。穂高に来たら食べに来ることが多い民芸そば処 一休庵の向かい。駅前の安曇野ブルワリーもまだ開いていたけど、我慢。

 

あづみ野パークホテルは現地決済のみ。6,500円の素泊まりです。夏休みなので早く予約していたのは正解。このあたりはどこもレジャーや登山客で争奪戦なのです。

 

近くの西友は23時まで営業しています。翌日の朝ご飯を調達しに行くと、どんどんショーケースの照明を切りながら営業していました。おにぎりやドーナッツなど、緊張していても食べられそうなものや、ミネラルウォーターを買って戻りました。

 

Wi-Fiは貸出式。部屋の鍵とともに翌日フロントに返します。狭いけれどじゅうぶん。

 

ベッド回りにコンセントがないのは困ったけど、ついスマホを見てしまうのでこれで良かったと思います。ただ、たぶん緊張で2-3時間眠ったかどうか。

 

浴衣があったのは助かりました。国内だとない方が珍しいかもしれないけど、まったく失念していたから。

 

ポットと紙コップが置いてあります。グラスよりも助かる。

 

スリッパは備品。登山靴を履いていたので、それでもあるだけマシです。

 

意外だったのが冷蔵庫。事前に調べてもわからなかったのですが、簡易冷凍機能があるタイプだったのは助かりました。猛暑の8月なので、ミネラルウォーターの1本を冷凍できるのは大きい。

 

アメニティは、歯ブラシとシェーバーだったと思います。

 

狭いけど、なんといっても夏だもの。シャワーを浴びてすっきりできました。

楽天トラベルの評価は低いです。確かにカビっぽいニオイもするし、いいホテルではないかもしれません。でも登山の前泊で行くならばじゅうぶん。山小屋の環境よりはよっぽど恵まれているもの。

さて。翌日の長丁場に向けて眠りたかったのに、寝つきから悪くて焦りました。翌朝は5時発です。

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続く【長野】大天井岳ピストン/一ノ沢登山道崩落箇所を越えて常念乗越へ

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【お取り寄せ】ミシュランの味 京都「日本料理 木山」一休限定鱧鍋セット

2026年(令和8年)8月20日(木)

 

鱧鍋は夏限定というお店が多い。美々卯も8月26日までと急かしてくるし、うーん、どうしよう。でもせっかくだから、ちょっと贅沢するのがいいかなと思って選んだのが、京都の「日本料理 木山」の鱧鍋セット。一休限定と書いてありました。2017年の開業からわずか1年でミシュラン一つ星を獲得した注目のお店です。

 

風呂敷の布は白。そのせいかちょっと画像では寂しく見てしまいます。

 

2段重ねの箱のどちらにも蓋がついていたのは初めてかも。

 

2人前22,000円と3-4人前33,000円があり、私たちは2人前を注文しています。別途送料1,570円で計23,570円の夕食です。本当なら金曜日着にしたかったのだけど、8月の週末は予定が入っていたのでその前に取り寄せました。

 

肉厚できれいな鱧でした。たっぷり過ぎて一度には食べ切れなかったので、翌朝の雑炊などにも登場させています。

 

野菜もたっぷり。特に右下に潜ませてある山葵が贅沢でした。その他、粟麩、白芋茎、蕪、黄韮、三つ葉、椎茸、青唐辛子、茗荷、つる紫、白葱、牛蒡、蓮根。酢橘も入っています。

 

わかめの代わりに季節の野菜としてつる紫が入っていたのだけど、ちょっと個性が強すぎかもね。モロヘイヤあたりのほうがいいかも。黄韮も個性強め。茗荷や青唐辛子を鍋に入れるあたりも新鮮。

 

〆用に乾麺のおうどんが入っているところも嬉しい。

 

タレは梅肉醤油と割り醤油の2種類。これも楽しみました。

 

鱧からスタートしておうどんでシメました。2本目のお出汁がほとんど残っていたので、翌朝、鱧や家にあった野菜で雑炊にしています。

 

贅沢な鱧鍋を存分に楽しみました。大阪のうどんすき系のお店に比べ野菜は少なめで、私たちでも食べ尽くし。でも鱧は2/3食べるのもやっとでした。焼いて楽しむというのも思いつかなかったのが失敗。

 

店主の木山氏は私もたびたび取り寄せをした京都の名店「和久傳」で研鑽を積んで独立した実力派。食べログの日本料理WEST百名店やSILVER、GOLDも常連です。お店に足を運ぶのは難しくてもお取り寄せはこれからも注目していきたいです。

tabelog.com

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