2016年(平成28年)11月5日(土)
ランチを終えて、イタリア大使館別荘記念公園へ向かうことにしました。
雪を頂いているのが奥白根山。
途中、立木観音の前のお土産物屋さんでかんぴょうをGET。
栃木県のかんぴょうのシェアは98%だそうです。へぇ~
立木観音は、日光山中禅寺のご本尊さまで、この時期は吉祥天が初公開されているという、またとないときでしたが時間がありませんでした。
吉祥天とは、1200年以上前、日光開山の祖である勝道上人が巡拝していたときに天女が現れ、歌舞を奉じ上人の偉業を讃えたということから、このあたりの浜を歌が浜というのですが、この故事の天女のことです。
湖畔、20分ぐらい歩けば到着するはず。
美しい紅葉と中禅寺湖の青さを眺めながら、散策しました。
このあたりは夏でも18度ぐらいなんだそうです。別荘地としては抜群ですね。
奥白根山も望めます。
英国大使館別荘とイタリア大使館別荘は、隣り合わせです。
イタリア大使館別荘は、今年から入館料200円が必要です。英国大使館別荘も同じ。共通券を購入すると300円です。
入ろうかどうか迷って、外から覗いてみました(笑
後ろ側から見て湖が見えるということは、入らなくてもほぼ全容が見えるということですね。でも、覗いたその雰囲気がとても素敵だったので、入ることにしました。
この別荘は、著名な建築家で外交官でもあるアントニン・レーモンドの設計により 1928(昭和3)年にイタリア大使館の夏季別荘として建造され、1997(平成9)年まで歴代の大使が使用していたものです。
英国大使館別荘もイタリア大使館別荘も、最近まで使われていたんですね。
たった1ヶ月のために建てられてたという別荘、じっくり見学いたしましょう。
外装からもわかるように、杉の板と皮で作られているのが特徴です。
玄関上の2階などは市松模様になっているのが見えるでしょうか。
天井もいろんなパターンで仕上げてありました。
書斎
食堂
食堂の右手に広縁があります。広縁からは中禅寺湖が眺められて、落ち着く空間です。
何時間でも過ごしていられる風景ですね。窓からの風景は、素晴らしいです。
続いて2階へ上がります。
大使の寝室ですが眺望室と名づけられていました。
ここは、お子さんの部屋だったのでしょうか。同じく眺望室です。
窓からの風景だけを切り取っても、どれも素敵です。
山側も林が美しい。
時刻はまだ13時20分ですが、秋の日暮れを感じられてきました。
そうだ。まだ華厳の滝へ行っていません。