2013年夏。2度目のヨーロッパは憧れのスイスへ行くことにしました。
ヨーロッパの重厚な建造物とともに憧れていた、ハイジの世界。
このときはまだ、航空券をいつ手配するのがよいか知りませんでした。夏だったらゴールデンウィークまでに予約しておけばよいだろうぐらいの考えで。
いやいや・・・遅いって。
このときもやはり航空券はH.I.Sで予約し、18万円ほど。
ただ、ホテルは初めてHotels.comを使いました。
なんとなくH.I.Sだと、何かあったときにフォローしてもらえそうな感じがあって安心だったのですが、なにかと高い!ホテルの数が少ない!
ヨーロッパのホテルは4ツ星でも狭くてこじんまりしたところが多いですよね。イタリアでも、今まで泊まっていたシティホテルっぽい雰囲気とは違って狭かったし。
ベルンでは、ユングフラウヨッホへ行く予定があったので、駅近くを選びました。街はこじんまりしていて、フリープランで6連泊のツアーも見かけましたが、いったい何をするんだろう?と思いました。
川を渡ってローズガーデンを上るとベルン市街を一望できるのですが、川の色が本当にきれいで、でもものすごい水の量で圧倒されました。
なぜだか川を渡った傍らにはクマ牧場がありましたね・・・
このときの個人手配でのチャレンジは、スイスパス。
国鉄ならどこへ何度乗ってもOKというフリーパスです。購入したのは4日間で2等31,900円。これはもう、本当に便利で元を取りました。
天気予報をにらめっこし、ユングフラウヨッホが快晴になる日を待ち、その間にルツェルン、バーゼル、モントレー、シヨン城 から船に乗ってローザンヌ、ジュネーブ・・・交通網は非常に発達しており、あの通りの小さな国なので気軽にあちこち回れました。
レマン湖クルーズ船から見えるぶどう畑
ローザンヌの屋根付き階段
のどかに草を食む牛。もうほんとにヤッホー!と叫ぶしかないという感じでした。
ただ・・・
頂上への電車は始発駅で乗っておけばよかったものを、
一駅歩いて交通費を浮かせようと思って失敗。
見た目より、ずーっと次の駅が遠く、しかも、料金はどちらから乗っても同じな上に、途中駅からは券売機がなく、車掌さんから購入するので車内料金で高かったんです。
交通費嫌いの私、リサーチ不足で大失敗。
アイガーグレッチャー駅から
アルピニストがちょうど到着してたっけ。
食事のあと、電車の時間まで間があったので、ガイドブックに載っていたチーズ屋さんへ行きました。本当に美味しくて、ああこれぞスイス!!!
密閉パックしてくれると聞いて、ブルーチーズなどなど買いました。
スイスで感動的だったのは、チューリッヒに移ってから訪れたザンクトガレン修道院の図書館でした。写真が撮れないのが残念でしたが、柔らかいスリッパに履き替えて図書館の中へ。柔らかな床の寄木の感触、中の空気・・・あまりの感動で涙がこぼれました。手描きの本も開かれていて、ぬくもりがあって、包まれているような感じ?
時間がぎりぎりだったので隣接のカテドラルすら見学できず、日曜日だったからどの店も閉まっていて、図書館だけのために行ったザンクトガレン。でも、機会があればまた行きたいと思っています。
このユーレイルパスは、ヨーロッパ中の電車に乗れるのですが、このときは1ヶ月の1等パス。複数人で行くときは、道中一緒に行動するならセーバーにするとさらに割引になります。私はスイスパス2等だったので、道中はひとりぽっちで乗ってました。いつか私もゆったり出掛けられたらなぁ・・・
ベルギー、オランダ間は有料特急が主流ですが、トーマスクックの時刻表で、追加料金なしに行く方法も調べて伝授して、別れました。このユーレイルパスもこれだけ廻ると本当にお得。交通費嫌いの私は、正規予約で乗った場合と比較してガッツポーズでした(笑
個人手配がすっかり気に入ってしまいました。