ブダペストへのフライトは7時20分発。
シェンゲン協定内とはいえ、一応国際線ですから6時にはホテルを出ました。
こうやってホテルから空港を見ると、初日バスへ乗るために渡った場所をそのまままっすぐ。
なにを寒い中、ウロウロしてたんだか。
行動は早め早めを心がけていますが、この日は飛行機が遅延でした。
いつまでたっても搭乗の案内がされません。
案内を見ていると面白いんですよね。
到着地の天候や気温が書かれてあって、一番下に見えるブダペストは-6度!
7時9分になっているというのに搭乗開始ではありません。
でも、搭乗開始を案内する表示もないんです。
結局、30分ほど遅れて搭乗開始。予想出発時刻が7時45分になっています。
連れていかれたのは、空港の果て。70人乗りぐらいの小さなプロペラ機。
しかもタラップを横付けするわけでもなく階段つきの出入口で、なんかもうね~ 吹き荒ぶ風の中、侘しいって形容しかない感じで(泣
ブダペストはたった2日しか滞在しないので、早い便の飛行機を取ったのですが、
到着したのは既に10時前になっていました。
あまりの衝撃で、写真すら撮る気になれなかったのですが、それはそれは極寒の地。
昨夜のプラハ空港のように、一面真っ白の空港周辺に絶句してしまいました。
飛行機もよく無事に着陸したというほどの濃霧。
チェスキー・クロムロフの道中に見た凍てつく大地をはるかに凌駕していました。
あまりの衝撃で、周辺の写真を撮ることすら忘れていました。
すっかり到着も遅くなって、市内へ移動するとお昼近くになってしまいます。
でも、いったいこの寒さで観光なんてできるのかも不安。
ヨーロッパ内陸部の寒さを軽視し過ぎていたんだろうか。
空港で200E番のバスに乗り、Kőbánya-Kispest駅で下車して地下鉄M3に乗り継ぎ。
電車の乗り方の説明はココです。
乗継乗車券を購入すると乗車券が2枚 出てくるのですが、最後までよくわかりませんでした。
地下鉄の無骨さは遠い昔の国鉄の車両のイメージ。
でも、Kálvin tér駅でM4に乗り換えると、こちらはスマート。
空港からの乗継路線こそ各国の人たちが必ず乗るので、もうちょっとかっこよくすればいいのに。
社会主義時代の産物でしょうか?
こちらはホームも近代的
乗り換えて一駅でホテル最寄駅です。駅を上がると、雪はありませんでした。
川向こうのゲッレールトの丘は白く凍っていますが、道路は大丈夫。
このゲッレールトの丘は、ドナウ川に架かるいくつかの橋を一望できる展望台。
でも、アクセスが不便で徒歩必須、冬場は行くのが難しいと書いてありました。
ウィーンからヴァッハウ渓谷へのクルーズへ行きましたが、そのさらに下流ですね。
川沿いより1本内側の路地をまっすぐ行くとホテルのはず。
ホテルへの到着は簡単なようでよく迷いますが、ここはすぐに見つけられました。
【Bohem Art Hotel】
朝食が充実して美味しいと評判のデザイナーズホテルです。
デザイナーズホテルで良かったことはあまりないのですが、果たして室内は?
入るとすぐにエキストラベッド。エキストラなのに大きさはセミダブルで スプリングも悪くありません。
ベッドの左手前にクローゼットと冷蔵庫がありました。
そのすぐ右がバスルーム。上の写真のテーブルの手前が入口です。
奥にはベッドルーム
いかにもデザイナーズホテル。
コンパクトではありますが、そう狭くもなくすっきりまとまっていました。
今日はとにかくまずランチへ行かなくては。
お腹がすくと相棒の機嫌がすぐ悪くなるんです。
でも、大丈夫。目的地は決まっているんです。
ここを選んだもうひとつの理由にある、中央市場に近いこと。
ここのフードコートで食べようということになってました。