2021年(令和3年)10月
緊急事態宣言が解除されたので、47都道府県コンプリートの最後の県となる青森を制覇しにやってきました。前回は世界遺産白神山地での十二湖から日本キャニオンを見に行きました。
10:57日本キャニオン入口からバスに乗ると、行きと同じ観光客グループも乗っていました。やはり青池を散策して戻ってきたのでしょう。十二湖駅までは10分足らずで到着です。
十二湖駅での待ち時間は14分。十二湖駅には売店があり、お土産のほか産直品も置いてあります。人気だったのはヨーグルト風味の青いソフトクリーム。でも、私たちが釘付けになったのはタコ。安い!保冷剤100円も売っていたので、買ってしまいました。
アオーネ白神でコテージに泊まった場合、秋から春にかけてはカメムシが部屋に入ってしまっているかもしれないという話を前々回触れましたが、舐めた話ではないことがここでわかりました。駅舎に二重のガラス戸があるのは、凄まじい数のカメムシがいるからなのです。特にホームの出入口にはかなりに数のカメムシがへばりついていました。あれ、家に入れると繁殖して恐ろしいことになると聞いています。
リゾートしらかみ2号が到着しました。青森駅を8:09に出発して十二湖には11:24に到着しています。
JR東日本ののってたのしい列車のひとつリゾートしらかみの乗車も3度目になりました。最後の乗車区間は終点秋田駅までの2時間。すでに行きに乗ったと同じ経路ですが、天気や時刻によって車窓からの景色はまた異なってきます。
最後の車両は青池でした。こちらのほうがモニターなどもあってグレードが高い感じ。でも、売店ORAHOカウンターもある一番充実した車両の橅には乗れませんでした。残念。すべて制覇は、それ目的にしないとなかなか難しいです。
十二湖駅から先はずっと海岸線を走ります。
海岸線はすぐそば。海が荒れているときは不通になるだろうというほどの傍を走っています。
大間越駅を過ぎたあたりからが、五能線きっての景勝地に入ります。
このあたりは大間越影の浜海水浴場。夏になると賑わうだろう場所です。
岩場の多い海沿いを観光客のために速度を落とし、ゆっくり走っていきます。
右側に見える特徴的な岩場は、行きも確かに見ました。車であれば駐車して日本海を眺められる場所です。
このあたりの岩場を抜けると、五能線は秋田県に入っていきます。
八郎潟駅に到着しました。
八郎潟の干拓地を挟んで、向こうに男鹿半島が見えます。今回もなまはげ、見に行けなかったな。
青森・秋田で多く見かけたのが風力発電でした。いずれも風力発電には力を入れているようでしたが、こちらもずらりと並んでいるのが見えます。
秋田駅に到着しました。楽しかった五能線の旅もこれで終わり。指定席の料金もどこまで乗っても530円と安いので、ぜひぜひ足を運んでみてください。
さて。五能線の駅スタンプコレクションは関係のないものも押してそれなりに埋めました(笑
千畳敷駅ははじめから印刷されています。残りの空欄は、ほとんどが通ったのに停車時間が短くて押せなかった駅です。これをすべて押すには下車観光しないと難しいので、もっとみっちりと計画を立てないといけません。五能線フリーパス有効期間の2日間では厳しいんじゃないかな。
そう期待していなかった五能線の旅、思っていたよりもずっと楽しかったです。景色良し、途中下車してのバスケットボールのシュート体験も楽し、立佞武多の館も素晴らしく、十二湖も満喫。直前まで行くのすら迷った青森ですが、これで47都道府県もコンプリート。大満足の旅でした。
最後に、到着の秋田でのランチやお土産編などを紹介して終わりにします。