2021年(令和3年)10月
緊急事態宣言が解除されたので、47都道府県コンプリートの最後の県となる青森を制覇しにやってきました。前回は3度乗車したJR東日本ののってたのしい列車のひとつリゾートしらかみからの車窓をお届けしました。
13:26秋田駅に到着しました。ちょっとランチには遅い時間なので、駅ビルのトピコに入りました。やっぱりきりたんぽ鍋が食べたいと秋田比内地鶏やへ。
すっかりピークを外れた時間だったので、店内には私たち以外2人しかいませんでした。
がっつり食べた朝ご飯が効いていたので、頼んだのはきりたんぽ鍋とハタハタ寿司のみ。
比内地鶏きりたんぽ鍋1,800円は、複数人で注文してもひとり分ずつ運ばれてくるようです。
今回は比内地鶏の卵がない代わりに、比内地鶏が入っているという説明でした。口コミによると、このメニューは単に比内地鶏やのきりたんぽ鍋であって、決して比内地鶏が入っているわけではないのだとか。紛らわしい・・・比内地鶏は決してそのへんの鶏と同じではなく、めちゃ美味しかった。
ハタハタ寿司520円は前回も食べているのにまったく記憶になし。熟れずしは好きなので違和感なく食べたせいか?酒の肴にうってつけ。
食後は、前回先に次の目的地に発った相棒のために久保田城跡の千秋公園へ行きました。
まず迎えてくれるのが御物頭御番所。一度焼失したあと1778年に再建されたとされ、久保田場内で唯一、旧場所のまま残っている建造物です。
御番所の南側14畳の部屋に物頭が詰めて、登城者を監視していた場所です。
御物頭御番所の前から階段を上がると、久保田城表門が待ち受けています。1603年(慶長8年に)築城して以降、何度か焼失したのですが、絵図や文献資料など基に再建しています。
こちらは裏側から。木造二階建て瓦葺き櫓門で、佐竹20万石に相応しい壮大なものになっています。
久保田城跡は1880年(明治13年)に本丸が全焼したあと、明治23年に公園として開放されています。園内には最後の藩主である第12代秋田藩主佐竹義堯像が建立されています。
御隅櫓へ上ってみましょう。
前回入場料を支払った記録は残っていませんでしたが、今回は100円必要でした。維持費に協力するには安すぎるぐらいです。エレベーターで3階まで上り、まずは大平山を眺めます。
遠く向こうには男鹿半島も望めます。前回来たときも晴天で、遠くまで見渡せたことを覚えています。
御隅櫓には久保田城の復元模型がありました。久保田城は天守閣と石垣を持たないお城というのが特徴です。
お濠は蓮の葉で埋め尽くされていましたが、この季節にも蓮の花が残っていたことに驚きました。
お濠を抜けると秋田県立美術館です。前回見た藤田嗣治の大壁画秋田の行事は素晴らしかったですね。
さて。秋田県産プラザやトピコでお土産を買い、当初予定の1本早い17:05発のリムジンバスに乗ることにしました。秋田空港でゆっくりします。
秋田空港は、ANA FESTAが休業中でした。おみやげひろばあ・えーるの品揃えは豊富です。
日本酒は生酒がなかったのですが、品揃えもこのとおり。
レストランもほとんどが休業中で、唯一営業していたあきた茶房へ入りました。
ご当地グルメのあまーい横手焼きそば950円
ビールはいらなかったので、発泡清酒ラシャンテ1,500円を頼みました。代表銘柄秀よしを造る鈴木酒造店のお酒です。前回秋田に来たときに飲んでいました。
機内で驚いたのが、各座席にモニターがあったこと。国際線仕様の機種を回してるんでしょうか?思わずイヤフォンをもらってビデオを見てしまいました。ちょうど十二湖の紹介があったので、今さらながらの知識を入れてしまった・・・先に見ていればよかったな。
【お土産編】
めちゃくちゃ美味しかったしょっつるあたりめ(540円)・牛たんジャーキー(238円)
五所川原駅で購入したりんごはふじとトキの詰め合わせで3,000円(送料込)!!!スチューベンはお宿でどうぞと手渡してくれました。甘味が凝縮していて濃厚な美味しさ。種があるのは面倒だけど、デラウェアの要領で食べられます。りんごも美味しかった~
なんの期待もしていなかったのに持ち帰ってみるとおいしかったのが不老ふ死温泉でお茶請けに置いてあったお菓子。名前が知りたい・・・そして、ホテルの売店にあったふかうら人参ジュース(150円)もなかなか。
十二湖駅で買ったゆでダコはこちら。650円って、うちの近隣で買ったらモーリタニア産の足3本の値段だよ。
トピコで見つけたきりたんぽは生でした。まだ柔らかくて賞味期限は翌日まで。でも、帰宅したころには普通の硬さになっていたので、柔らかいまま使ってみたかったな。200円という価格がまた安くてびっくり。
千秋公園の帰り道に買った生きくらげも大量に入っていて200円。大好物です。
秋田県産プラザでソフトいかさき(378円)と浅舞酒造㈱の純米吟醸天の戸Land of Water(1.8ℓ3,080円)。残念ながら好みの味ではありませんでした。
空港で買ったはたはたずし(580円)はぶつ切りで食感が悪くていまひとつ。はたはた磯焼(648円)は香ばしくてすごく美味しかったです。日本酒の肴にもぴったり。
秋田県産の日本酒で作ったクグロフ各種(172円×4)は特に違いは感じず。秋田銘菓金萬(756円)もうちでの評判はいまひとつ。
比内地鶏ラーメン(594円)は鍋のシメに活躍しました。鍋の味付けに比内地鶏鶏ガラスープも足して見ると、いつものお出汁よりと違う味わいになっていいアクセント。
右ふたつはお土産用3種(594円・270円・270円)。はたはたパイ(1,080円)はうなぎパイのような感じで美味しかったと言っていました。
終わり