2018年(平成30)年12月8日(土)
すっかりANAラウンジが気に入った相棒。年末からのスペイン旅行でプラチナステータスに到達することは分かっているのですが、先に空港へ行くことになるのでラウンジが使いたいと言い、急遽、相棒もSFC修行を完了させることになりました。行先は、いつか行きたいと思っていた尾道です。
行きは、意思の疎通の悪さからプレミアムクラスを取ってしまいました。たった1時間20分のフライトなのに、なんとまぁ贅沢な。
相棒とは席が離れており、私の隣は心臓外科医の若き医師が、どうやら学会を前に思考を巡らせ中。それをよそに、私は朝っぱらから、スパークリングワインと赤ワイン。
降りたのは千光寺ロープウェー乗り場に資金のバス停「長江口」にて。ここへ来ると結構人がいて、3分で山頂へ上れるロープウェーは満員。
途中、千光寺が見えましたが、ロープウェーからの方が全景が見えます。
後ろにそびえる岩が石鎚山。後で通ると、鎖修行として上れるようになっていました。
ロープウェーを下りて振り返ると、しまなみ海道が見えます。
笑ったのは、千光寺山案内の注意書きに「石碑分の拓本ずりをしない」というのがありました。そんな人がいたってことですよね~
尾道はネコでも有名なところですが、ネコ遣いのおじさんがいました。鈴を鳴らせば寄ってくるようにしつけられているようで、あちこちからネコが寄ってきていました。
尾道は坂の町。映画で人気も出ましたが、それでも住み続けるのはなかなか大変かも。
千光寺そばにあった中村憲吉旧居は公開されていましたが、見学に耐えうるのだろうかというほどの古さ。
いくつかお店も出ていましたが、どれも古くて危なそう。
狭い階段の連なる尾道では、改築も難しいですもんね。
ふもとのロープウェー乗り場まで戻ってくると、ロープウェーからも気になっていた立派なクスノキを見に民神社へ寄りました。全景を写しきれないほどの立派なクスノキです。一時、状態が悪いときもあったようで、保存に力を入れているようでした。
尾道商店街を歩きます。有名なのはここ、大和湯。銭湯だったところを改装して、カフェにしています。
でも、私たちが行ったのは「保広」というお寿司屋さん。地元の人で賑わっていました。地魚のにぎりを食べるつもりだったのですが、一品料理を勧められ、ついそちらを。
しめさばは軽く炙ってあって好み。
酢牡蠣はやっぱり広島ですからね。
でも、居合わせた地元の人曰く、広島の人は牡蠣を食べないんだそうです。子どものころから食べる機会が多いせいもあるんでしょうか。
このあと、本当は少し握ってもらうつもりだったんですが、親子2代とその家族で経営するそのお店、80歳前後とおぼしき店主が、どうやらまだ代替わりをしていないようで、握るのはその人のみらしい。
その前ににぎりを4人前用意してましたが、すんごい時間がかかるんですよね。なんとなく、この人のにぎりはいいかな、と思って店を出ました。
ビールのあと、広島のお酒「雨後の月」の生酒があったので、2合飲んで7,700円でした。
お昼を食べると、尾道の坂をまた上る気にもなれず、その先の三原へ行くことにしました。電車で15分。尾道と同じく寺の多い町で、ご朱印帳集めでもしているなら大忙しでしょうが、唐突に来て、見所を探れるほどの場所ではありませんでした。
駅前は三原城跡
風の強い日でもあり、さっさと広島空港へ戻って飲もう!という話になり・・・お土産をいくつか買って、広島ならやっぱり広島焼きは食べようと、空港の「てっ平」でひとつだけシェアしました。
お酒は、1合420円という安さ。原酒でしたが、生ではなかったな~
広島焼きはもやしにキャベツであっさりしていて、好みではありませんでしたが、このあっさり感、今回はすごく美味しいなぁと思いました。
ANAラウンジで、ビールと焼酎を飲んですごし、無事修行終了です。
出掛けてばかりなので、お土産はわずか。空港で買った汁なし坦々麺は、肉みそを作りレタスの上にのせていただきましたが、これはなかなか美味しかったです。
日帰りの旅こそ、下調べは入念にしないといけないなぁと反省。でも、結構日帰りというのが気に入っているので、来年もまたどこかへ足を延ばすと思います。