2019年(平成31年)1月1日(火)
元旦に宿泊した Hotel Pasarela はスパークリングワインが朝食にあったことを除けばただの安ホテルでしたが、ホテルの前から見える建物は、確かにスペイン広場という高位置でした。
ぐるっと正面に回っていればライトアップも見れたはずだったと、今ならわかります。
そういえばこの安ホテル、エレベーターの入口が超狭かったです。
90cm幅の普通の片開きのドアよりも狭い感じ。
人1人通るのがやっとで、中に入ると若干広い。
海外のエレベーター仕様で定員5人なので、スーツケースを持っていれば家族4人だと無理だと思います。
なんとなく歴史を感じる場所でしたけどね。
あとの2泊は、Sevilla Santa Justa 駅近くのホテルへ移動します。
しかし、機内持ち込み用のスーツケースとはいえ、グーグルマップで25分かかる道を引いて歩くと、かなり時間がかかりました。しかも暑い。
快晴の元旦の昼。
歩き始めてしばらくして、これは遠いだろうと実は感じていました。
でも、バスも電車も想定していなかったので、よく調べていなかったこともあり、素知らぬ顔をして歩け続けました。
街路樹はグラナダと同じくやっぱり柑橘。
自転車専用道があるので、スーツケースはそこを転がすと楽でした。
でも、遠い。たぶん、40分近くかかったんじゃないかと思います。
途中で見たこのアパート、すごいですよね。
緑化どころじゃない。
2~3泊目のホテル Ayre Hotel Sevilla は、駅から見える位置。
1泊目と同じ4つ星ですが、ここは本当に居心地の良いホテルでした。
これは出発時に空港行バスのバス停から撮ったものですが、前の道を右へ行くとSevilla Santa Justa駅へ3分ほど。
チェックイン時刻は14時でしたが、到着した12時には入れてもらえました。
歩き疲れていたので、ほんと嬉しかった~
2泊しましたが、予約は別々に取っていました。
日程が決まっていなかったのですが、大晦日元旦が次々に埋まっていったので、キャンセル不可のプランで先の2泊だけ押さえたあとの追加だったからです。
それを伝えると、迅速に2連泊で組み直してくれました。
外観はたいしたことのないホテルですが、中は改装したのかシックな造りでした。
ドアも真っ黒って、なんかすごい。
部屋はクローゼットも広く、冷蔵庫には無料の水、ガスとノンガスがそれぞれ1本。
使い勝手の良いホテルでした。
もちろん、前が悪すぎたってこともありますけどね。
でもやっぱり、ここのホテルもティッシュペーパーはありませんでした。
そして、私の失敗はここからまだ続きます。
このホテルから旧市街へは20分ぐらいかかります。
主要なところは見て回ったし、どっちみち元旦は休み。
だったら、コルドバへ行ってメスキータが見たいと思ったんです。
メスキータのHPによると、その日は午前中がミサと書いてありました。
ミサだから入れるのか入れないのか?
いずれにせよ、今から思えばミサで中へは入れなくても、メスキータの扉さえ開いていれば中が窺えるので、午前中に行っておけばよかったんです。
とにもかくにも、コルドバへ。
切符を買うのはたいてい時間がかかるので、駅へ急ぎましょう。
でも、駅で発券するときにもっと失敗してしまいました。
しかも、窓口は当日と翌日で並ぶ場所が違いました。
やっと順番になったと思ったら、そこは翌日券用。
列を並び直してやっと買えると思ったら、予定していた12時台の電車は既に満席。
13時30分が一番早い電車でした。
夜フラメンコの予約を入れていて、余裕を持って戻るにはコルドバ発が16:12発。
コルドバ滞在時間 1時間23分!
なんとこれを、勢いで買っちゃったんですよ。
駅からメスキータまで行くのだって歩けば25分ほどかかると知ってたのに。
となるとメスキータが開いていたとしても、見学は20分確保できればいい方。
買ったものはしょうがない。
相棒のいいところは、連れ回すと機嫌が悪くなりますが、こういう失敗には決して文句は言いません。
時間まで、駅で軽く食事をすることにしました。
これもまた失敗。
スペイン語はさっぱりわからないので、ひとつは生野菜が食べたくてサラダ、もうひとつはタパス4種というのを見て頼んだらこれ。
あの~ このポテトのみがタパス4種?
眺めていてわかりました。
ポテトに4種類のソースがついているって意味だったんですよ。大爆笑 。
仕方がないので食べましたけどね。
駅のエスカレーターはスロープ式。
1時間20分ほどかけて到着して、1時間20分ほど滞在して、また1時間20分ほどかけて戻ってくる・・・そんな日帰り旅行に出掛けます。