英語も話せないし飛行機も苦手、それでも個人手配で海外旅行

交通費嫌い。飛行機は苦手だけどヨーロッパ大好き。空港ラウンジ目的でSFC修行済み。休暇の取れない勤め人。

【長野】4度目の「安曇野穂高ビューホテル」宿泊記

2023年(令和5年)10月21-22日(土-日)

 

常念乗越から横通岳への日帰り登山から1ヶ月が経ち、紅葉に差し掛かる安曇野へ出向きます。ランチは甲府駅で途中下車し、奥藤本店でほうとうや鳥もつ煮をいただきました。

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たびたび訪れている安曇野穂高駅からの見る山は、慣れてくるとどの山か区別がついてきます。真ん中の谷間の向こうにわずかに見える冠雪している山が、数日後に行くことになる大天井岳です。前回日帰り登山で目にした槍ヶ岳は登らないことには見えません。

 

今回の宿泊は4度目となる安曇野穂高ビューホテルを選択しています。このホテルの良さは、穂高駅からの送迎があることと、時期が合えばお手頃価格で泊まれること。前回は4月に泊まっています。このときはGWでしたが、まだ旅行支援があったので格安に泊まっていた記録が残っています。

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私が多用していた1泊2食付き18,000円/人クラスの宿という位置づけで、安定したサービスが受けられるのがプラス項目です。今回は22,000円×2人=44,000円のところを、一休.comのポイント即時利用で33,880円。ハイシーズンは高過ぎるので、おススメできないかな。

 

洋室を希望していました。ベッドとソファーがふたつあればじゅうぶんです。

 

でも、いつも和洋室にアップグレードされてしまいます。いちいちスリッパを脱いだり履いたりするのが面倒だと相棒は言うのですが、広いので私は和洋室の方が好きかな。

 

同じ和洋室でも少しずつ仕様が違い、向かって右がバスルーム、左のドアがトイレだったと思います。

 

洗面所にはアメニティはなく、タオルと歯ブラシ、そしてドライヤーが備えられています。大浴場には基礎化粧品が置いてあります。

 

大浴場があるのでバスルームは使いませんが、こちらも取り敢えず整っています。

 

安曇野穂高ビューホテルは総客室数92室で、こちらでは大きいホテルの部類ですが、そこそこホテルらしいスマートさもあり好印象です。ただ、こういうのって初めの印象で刷り込まれるものなので、初回のスタッフに恵まれていたと言うべきかも(笑

 

山岳リゾートを目指したホテルなので、長期滞在への工夫をあれこれ凝らしています。これまで気にも留めていませんでしたが、あらためて見てみると、需要はあるのか?と思ってしまう企画もあります。例えば、ホテルガーデンで焚火を囲んで語らうのに3,000円、テント型ハンモックを借りて1時間1,100円。うーん、いる?でも有料で色浴衣を借りたりする若い子たちには魅力的なのかな。

 

こんなイベントもありました。安曇野ワインガーデン2023です。グラスワイン2杯が飲めるプランで宿泊していたのですが、1杯のいいワインにするのはどう?というワインイベントです。私向き(笑

 

追加料金を払えばさらに飲めますが、それよりもその1杯のワインを選ぶのにいくつかテイスティングをさせてもらえるのが魅力的でした。

 

テイスティングの参考に、色や香り、味わいに注目してみるといいというレクチャーも受けました。

 

お気に入りの一杯を見つけるために、取り扱いワインの一覧も貸していただけます。安くてもお気に入りのワインが見つけられるコツも教えていただきました。話し上手でワイン好きのスタッフとの楽しいひとときです。日常で食事に合わせるにはフランスワインよりイタリアワインの方がおススメというのがこのスタッフのご意見。

 

私が左の小布施ワイナリーのものをチョイス。「希少」と聞いただけで決めてしまうあたり、味がわかっていない証拠(笑

 

暖炉の右横に見える北アルプスのアートは糸で作られたストリングアート。安曇野には200年以上も続く天蚕業の歴史があり、その糸で作られたものだそうです。

 

気の遠くなる作業ですよね。釘を打ち、糸を引っ掛けながら留めて作り上げていくアート。これまでも同じ場所に置かれていたのに、ちっとも気づいていませんでした。私、芸術性はゼロですが、こういった地道な作業は割と好きです。

 

さて。食事の感想も既に記憶にないので、さっと続けます。ディナータイムは一番早い17時半で予約。前回和食で懲りたので、フレンチ一択。

 

本日のメニュー。

 

飲み物は備忘録として。ビールはクラフトビールが990円。スーパードライの生ビールが750円です。

 

続くワインはグラスワインだと770円からで、割高。やっぱりボトルかなと、ワインリストをお願いしました。

 

スパークリングは五一わいん一択。甘口なのでパスです。国産の白赤ともに4,180円から。ここでの食事ならそれでじゅうぶんだよね(失礼な)

 

外国ワインは白ワインが4,950円から。なぜか赤ワインのページを毎度撮っていないの。きっと白ワインの4,950円より高くて、もういいやとなっているんだろうな。

 

メニューを見るまでもなく、最安値のアルプスワイン信州樽熟(4,180円)にするに決まっているのに、一応もうちょっといいのを飲んでみようか考えるんだよね。

 

信州サーモンのムース トマトジュレ

 

自家製パンは結構お気に入りです。

 

上がサツマイモのフラン 栗風味のクリームチーズ

下がケークサレ(しめじ・ミートソース・レッドチェダーチーズ) 赤ワインしめじ おかひじき

 

茸のミネストローネスープ

 

メインの牛フィレ肉のソテー 茸とエシャロットのデュクセルソース

 

メインにはマッシュルームのキッシュが添えられています。

 

デザートは左が栗のババロア、右が栗のアイスクリーム ベリーソース

 

朝食のビュッフェも続けます。画像はほんの一部で割と充実しています。いわゆる定食定番の紅鮭の塩焼き出汁巻き卵など。和風ビーフン炒めもあります。

 

こちらは煮物系。高野豆腐玉こんにゃくの旨煮筑前ほうれん草の胡麻和えも。

 

嬉しいのが野菜がとても多いこと。これもほんの一部でレタスミニトマトが見えています。ごぼうサラダも美味しい。

 

安曇野らしいのがクレソンがあること。わさび風味のバーニャカウダーソースでいただくといかにも安曇野っぽい。

 

安曇野っぽさなら、毎度いただくのがわさび茶漬け。わさびをたっぷりすりおろしてご飯にトッピングし、薬味とともにいただきます。とろろや納豆も食べたくなるし、目の前で握ってくれるおにぎりもよし。6時半からスタートして1時間足らずで朝食会場を後にしましたが、ここの朝食ビュッフェは好きです。

チェックアウトして、紅葉と雪のコンビネーションのこの季節、登山口まで歩きます。