8日目、オタワへの移動はVIA鉄道ビジネスクラスを予約しています。3ヶ月前に公式HPから予約して139.12CAD(11,790円)でした。
6時間の長丁場は悩みましたが、ケベックシティの空港へのアクセスはタクシーしかないようだったし、なによりVIA鉄道に乗ってみたい!結局、モントリオール~ケベックシティ間も乗っちゃったけど。
そうそう。ケベックのホテルの傍にL'Hôtel-Dieu de Québecと書かれた建物があったんですけど、フランス語でHôtelってどういう意味なんでしょうか?ここ、総合病院だったんですけど、病院っていう意味もある?入院設備があるっていう意味なのかなぁ。
立派にそびえ立っていたので、夜に到着したときはここがシャトー・フロントナックなのかと思いました。
病院の傍の道を下っていくと駅まではすぐです。駅へ入ると高いホールがお出迎え。
クラシカルな雰囲気のいい駅舎です。到着のとき、間違って車寄せの方から出てしまったので、はじめて通ります。
残念ながら、せっかくのビジネスクラス利用ですが、ケベックシティ駅にはラウンジはありません。カフェが開いていましたが、車内で食事が出るのでそれを楽しみにしておきます。
電車は8:15発。カフェの傍で電車の出発を待っていました。ホームへは見えているドアから入ります。
しばらくして、並び始めたので私たちも続きましたが、その先にチケットカウンターと手荷物預け所があったので、こちらへは別に進めたと思います。
これがビジネスクラスの座席。エコノミーとたいして変わりません。日本人にとってはどちらもゆったりしていて、食事の有無以外に違いはないような。いわゆる豪華列車と言うにはショボイかも(笑
出発後、行先を聞かれます。モントリオールより先まで乗る乗客の上部荷物入れに、そのメモ書きを貼っていました。進行方向に向かっては1組しかいないみたい。
朝ご飯は、出発から1時間経ってから配り始めました。でも、その前にもスナック類があったと思います。飲み物を聞かれたのでワインと言ったら、アルコールの提供は11時からだと言われてしまいました。オムレツとウィンナー、ジャガイモはホクホクでおいしかったです。フルーツも悪くない。
クルーの案内はさすがケベック州、フランス語でした。もちろん私たちには英語だけど。
車窓は、紅葉のシーズンではないのでなんてことありません。ただ、雪がまだまだ残っていました。
わかりにくいのですが、この木にはなにやら管が渡してありました。あとでわかったことですが、メープルシロップを採るためのものだったようです。
モントリオール~ケベックシティ間をオレルアン・エクスプレスバスで走る方が早かったことから想像がつくように、電車は割合ゆっくり進みます。
しかも、行きに出発が遅れたと同じように、モントリオール着も30分ほど遅れました。モントリオール駅ではほとんどすべての人が降車。それでも8割以上が新たに乗り込んできました。
クルーもモントリオール駅で交替。ここからの案内は英語です。
やっぱりモントリオール出発後1時間ほどでランチが配られましたが、いやもうお腹いっぱい。でも、どんなものが出てくるのか気になって、つい頼んでしまいました。
ポルチーニ茸のパスタだったと思います。侮るなかれカプレーゼ、モッツァレラチーズは美味しかったぞ。
オタワ駅にはそのまま30分遅れで14:45ごろ到着しました。6時間あまりの乗車時間でしたが、そう疲れもありません。
ここで私にはタスクがありました。バスに乗るために両替が必要だったのでインフォメーションで聞くと、右奥のところに両替機があると言われました。
行ってみるとそこはカフェ。う~ん・・・ カフェの定員さんに聞いてみると、インフォメーションの人と同じあたりを指さして、両替機があると言います。
なるほど~ 電子レンジが気になって見えていませんでしたが、その隣に確かに!
6時間、飲んで喰って過ごしたので、トイレもここで済ませました。車内ってなんかね、どんな状態かちょっと心配ですもんね。
これですべて一安心。バス停はオワタ駅を出るとすぐ見えるので、迷うことはまったくありません。
61番のバスでLAURIER 2Aまで15分ほど乗ります。途中、鉄道の駅も停車しました。オタワでは空港までの鉄道敷設工事が進んでおり、昨年秋には出来上がっている計画だったようで、ガイドブックにもそれらしき説明がありました。でも、結局まだだったから、その途中駅だったのかな?郊外を除いて、ダウンタウンでは地下鉄になっていたので、鉄道については謎のままです。
到着のバス停、LAURIER 2Aも要注意です。たぶん、2Aは同じ場所にあるバス停を区別しているだけで、LAURIERと表示されたら降車すべし、です。
降車するとそこはオタワ大学前。ここもバスターミナルと書いてあったので建物かと思っていましたが、ビクトリアと同じで複数のバス停があるだけの場所でした。
バス停付近はあまり治安が良くないと書かれてありましたが、大学の傍なのになるほどとちょっと殺伐とした空気を感じました。
ホテルまでは徒歩10分強ですが、ちょっと緊張したほうがよさそうな雰囲気です。
バスの運賃は3.5CAD。90分乗換え可だったはずです。乗車時に乗換え期限が刻印されていました。15:05に乗車したので、16:35まで乗換えられるのでしょう。
ホテルまでの道中に、いくつもの店が集まって賑やかなバイワードマーケットがあるとチェックしていましたが、想像していたのとはまったく違っていました。ショッピングモールもありましたが、マーケット自体は店舗の集まりで、思っていたほどの賑わいのある場所を通ることはありませんでした。
最後の滞在先なのに、オタワ・・・大丈夫かしらん?