ケベックシティのダウンタウンへ戻ってきました。スーパーmetroの前で壁画でを見たときに思い出したのは、旧市街にも有名な壁画があるのを見落としているということ。そして、ディナーの場所も決めなくては。
見落としていると言えば、ノートルダム聖堂の傍にあるクリスマス専門店。ノートルダム聖堂の右側に工事現場が見えますが、ここもきのうと同じく黄色の筒が見え、不要なものはここを通して落とすらしい。日本の工事現場って中で何をしているか見えないけど、同じようなことをしているのかしら?
クリスマス専門店はノートルダム聖堂の右手。隣にあるRootsはカナダの有名なブランドで、前にバンクーバーへ行ったときは、娘はパーカー、私はバッグを買っています。
クリスマス専門店は、まさにクリスマス用品一色で、2階から見下ろすとこんな感じ。
クリスマスまでのお楽しみのためのグッズがいっぱいです。
サンタクロースやオーナメントもいっぱい。冬の長いケベックシティ、毎年のようにここでクリスマス用品を調達して、クリスマスに備えるんでしょうかね。
ここからシャトー・フロントナックへの小路へ入ると、画家たちが作品を持って集まるトレゾール小路があります。気に入った絵の前で交渉している観光客もいましたよ。
首折り階段から、プチ・シャンプラン通りへやってきました。大きな壁画がふたつあって、そのうちのひとつはこの通りを最後まで行った右側にあったようです。でもその情報はそのときは持ってなかったので、そこへ行く前に車道へ降りてしまいました。残念。
ウサギ料理が有名なLe Lapin Sautéは左手の白い建物、そして右手には豚のいるお店Le Cochon Dingueです。やっぱりこの豚、キュートです。
どれかひとつ買って帰りたかったのはこの木工作品のネコ。無事に持って帰る自信がなかったので諦めましたが、散々迷いました。
車道に降りて、きのうと同じ勝利のノートルダム教会へ向かう道に、プチ・シャンプラン通りを中心としたお店の地図がありました。
左端の建物の説明が書かれていますが、これが私が見損なった方の壁画の場所。
右端にはbreakneck stepsと首折り階段が書かれていて、今はその下のPlace Royale▸を進んでいます。
このあたりもカフェがあって、いい雰囲気です。
勝利のノートルダム教会を抜けてすぐ、この辺のはずだけどなぁと振り返ると探していた壁画が見つかりました。
この道、通っていたのに! 振り返りさえしていれば、見落とすはずのない大きさです。勝利のノートルダム教会が左側にちらりと見えています。
ちょうど壁画の前が工事中だったので足を踏み入れられないと思っていましたが、あとで見るとみんなガンガン入っていました。
すごいでしょう?このクオリティ。遠目には、本物のように見えるんです。
でも、ノースリーブの女性がベビーカーを押していたり、部屋の中にパソコンが見えたり、時代がいろいろ。見飽きない壁画です。
右端にある本の見える窓をフォーカスしてみました。スマホの小さい画面で見ると、すごくリアリティがありました。
坂道を上がると、首折り階段まで戻ってきました。右端に小さくピンクの帽子をかぶった女性がいますが、彼女がちょうど首折り階段の写真を撮っているところです。
さらにアッパー・タウンへ上がっていくと連邦政府の庁舎前に出てきます。
そろそろ18時。きのうも通ったレストランをいくつか見て回りましたが、これといったレストランがありません。だいたいいつもなんでも「ケチる」となると私なのですが、旅行先では価格に見合わないと言って相棒が渋ることもよくあります。
今回も候補に挙がっていたシーフードのイタリアンがやたら高かったので(飲む量が多いのも悪い)、部屋でまったりと飲んで食べようと簡単に話がまとまってしまいました。ケベック料理も食べちゃったしね。ならばビールを買いに行って、きのう探したベーカリーでパンをスライスしてもらいましょう。
旧市街と新市街を分ける門のひとつサン・ジャン門。
手前の旧市街側にはこんな素敵なレストラン。ホテルの一角は目抜き通りで、レストランがたくさんありましたが、窓からちらりと覗いてもあんまり美味しそうなものを食べている人がいなかったんですよね。
新市街へ出てすぐにある劇場も雰囲気があります。さらに進んで信号をひとつ渡ると初日から通う小さめのスーパー。
スーパーの帰りに、気になっていたRadio-Canadaと書かれたビルを覗いてみました。
入口を挟んで両脇にスタジオがふたつすぐそこに見え、ON AIR中であれば見学できるような感じでした。かっこいい~
部屋食にまとまった理由のひとつに、ケベック発祥のB級グルメ、プティンを食べたいというのがありました。ポテトにチーズカードをのせ、グレービーソースをかけたカナダ人のソウルフードだそうです。
ホテルを出た並びに、ファーストフード店で初めてプティンを出したという有名なチェーン店Chez Ashtonがあったので、一番小さいサイズを頼んでみました。
注文するとレシートに番号が書かれているので待っていると、順番に呼ばれます。
お次はホテル隣のカフェにあったChez Boulay。ホテル側からも入れます。
改めて調べてみると、エレベーターホールからも入れた人気店のカフェ&テイクアウト部門だったみたい。
キッシュを選び、持ち帰りをお願いすると温めてサラダもつけてくれました。
プティンは一番小さいサイズ5.23CAD(442円)でも、かなりのボリュームがあります。このカードチーズは「牛乳等に酵素を反応させて凝固させ、ホエーを除いた物」とあり、フレッシュチーズに区分されると思うのですが、チーズが好きではない人でも食べられるような癖のない味です。
キッシュの方は、ホウレン草かと思っていたらかぼちゃでしたが、厚みがしっかりあってすごいボリューム。かぼちゃの甘みが美味しかったです。10.93CAD(927円)。
カナダにいながらロブスターを無視してしまったのは失敗だったかもしれないと思いつつ、この食事には大満足でした。
翌日は朝からオタワへ移動です。VIA鉄道で今度はビジネスクラスで6時間の旅。食事や飲み物のサービスも充実しているそうで楽しみです。