英語も話せないし飛行機も苦手、それでも個人手配で海外旅行

交通費嫌い。飛行機は苦手だけどヨーロッパ大好き。空港ラウンジ目的でSFC修行済み。休暇の取れない勤め人。

【バルト三国】2日目-3 ラトビア首都リガ「Wellton Hotel」&キュートな鶏のお店「Pētergailis restorāns」でディナー

2019年(令和元年)8月8日(木)

 

エストニアの首都タリンからラトビアの首都リガまで、バスの遅延で5:30かけて到着しました。

これは食事のあとに撮った写真ですが、バスを降りたときはそぼ降る雨、見た目以上に凸凹の石畳を通って、ホテルへ辿り着きました。

Wellton centum Hotel & spa 2泊2名朝食付 25,206円です。

jp.hotels.com

4ツ星ホテルですが、とにかくバルト三国のホテルは部屋が狭いので、ここも最後まで躊躇していたホテルです。長距離バスターミナルから近近く旧市街に位置するので、2泊目の朝食後すぐに出発する都合もあってここに決めました。

バスターミナルからの道は雨のせいもあって確信が持てなかったのですが、地下道を潜って真っ直ぐ、突き当りのショッピングモールを左折するとすぐでした。

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ホテルという割には簡素なドアを開けるとロビー。

階段を上ったところは朝食会場となっていたレストランです。ホテル外の向かいには、感じの良さそうなテント張りのレストランがありました。 

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ロビーの水槽には、ピラルクっぽい魚やカラフルな珍しい魚が泳いでいました。壁に掛かった各国時計には東京もあります。

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エレベーターホールを出ると、まず部屋によって左右どちらかのドアを開けて廊下に出ます。エレベーターホールにドアって珍しいですよね。廊下がぐるりと周回しているので結局どちらから出ても部屋に到着できます。

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私たちの部屋はほぼちょうど真ん中だったので、どちらから回っても同じぐらいでした。

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18㎡と書かれていたので、狭すぎるのではないかと最後まで予約を悩んだこのホテル、評判が良かったことにも後押しされましたが、まぁ思ったより狭さは感じなかったかな。タリンと同じぐらいです。

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北欧っぽいすっきりしたデザイン。この掛布団を縦に畳むベッドメイキングは、去年のポーランドでも遭遇しましたが、折り込まれているよりずっといい。

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ベッドの左わきにあるクローゼットには、バスローブとスリッパ。あれ?バスローブは私が片づけたんだったっけ?

バルト三国ではスリッパは常備されていますね。ヨーロッパでは珍しいです。

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デスクの下にはミニバー。がっつり揃っていました。

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バスルームは狭かったです。

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特にこのシャワーブースが最悪。狭いし、下から水がどばどば漏れるので、かなり気をつけないとバスルームが水浸しになります。

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19時も近いので、ホテルを出てレストランを探しに行きます。

ピックアップしていたのはふたつ。尖塔が見えているSt.John's教会の傍にあるお店へまず行きました。f:id:fuwari-x:20190820111236j:plain

 

St.John's教会の向かいには聖ペテロ教会。レストランは左の建物にあります。

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【Pētergailis restorāns】 公式HPhttps://petergailis.com/home/ 

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翌日撮った外からの画像でも、こうして鶏がたくさん飾られているのが見えるキュートなお店。本当はもう一軒見てから決めようと思っていたのですが、ちょうど時刻は19時。この時間から突然混み始めることはタリンで経験済み。雨も降っていたし、このお店に決めて入りました。

私たちのあと2組まで入れましたが、あとは外のテラス席以外は断られていました。バルト三国のディナーは19時までに入店するのがいいと思います。

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中の雰囲気もいい。窓の下にちらりと鶏が見えます。

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こんな上にも所狭しと鶏。

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ほら、こっちにも。

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私の座席正面にもディスプレイされていましたが、人にカメラを向けるのも憚られるのでちらりと。でも、他の人も立ち上がって撮りに行っていました。

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テーブルセッティングは席についてからしてくれました。ナプキンを斜めに置くのがこの店のスタイルみたい。めちゃ丁寧に並べてくれましたよ。

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 まずはビール。ラトビアもビールの美味しいところでした。EUR(360円)。

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これは、突出しのようなもの?乾いたパイ生地の上に紫芋のクリームをのせたような感じなんだけど、この国ならピンクはビーツだったのかも。説明は聞き取れなかったのか、記憶になし。

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もれなくついてくるパン。各種あるのが嬉しい。左のものはフェンネルかディルが練り込まれている味がしていたのが印象に残っています。

バターは3種。トマトと胡麻と、うーん、なんだっけ。

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1品目はホタテの温製サラダ。13.9EUR(1,690円)

Scallops with carrot and ginger puree, mango salsa and butter fried snow peas

インスタ映えを狙った料理ですよね。でも味も美味しい。マンゴーの味が案外マッチします。

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2品目はパスタ。11.9EUR(1,450円)

Trofie pasta with tigershrimps, squash, snow peas, sea grass and Parmesan cheese

Trofie(トロフィエ)は、伊ジェノヴァ地方のパスタで、バジルソースを使うのがセオリーみたい。squash=かぼちゃ、スナップエンドウ、海藻が入っていました。この海藻はいまひとつ。温かくてぬるっとしているのにしっかりした食感が合わないので残念でした。f:id:fuwari-x:20190820111150j:plain

 

3品目はダック。13.9EUR(1,690円)

Duck confit with sweet pepper, snow peas, zucchini and mango with white and black sesame

前日の夕食が少し物足りなかったので、コンフィだったらきっと少ないだろうと思って頼んだのがこれ。でも、大間違いでした。

ほら、コンフィって牡蠣やマッシュルームなどを小さめのココットに入れ、オリーブオイルやニンニクとともにぐつぐつ煮るあれと思っていたんですよ。きっと、ダックも一口大ぐらいに切ってあるんじゃないかと。

そうしたら、コンフィというのはローストやグリルと異なり、じっくりと火を入れるフランスの伝統的な調理法で、味をしみ込ませるだけでなく、食材の保存方法としても昔から使われてきたものを指すんだそうです。

つまり、決して小さなココットを連想させるものじゃないというわけで、このボリューム。お肉はホロホロと骨から外れ、めちゃくちゃ美味しかったんですけど、この量は2人ではまったく無理。やっぱり2品で充分だったんですよね。大失敗。

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グラスワインEUR(610円)も頼んで計55.7EUR(6,781円)でした。ここ、めちゃおススメのお店です。

 

食べ終わったのは、私たちには珍しく21時も近くなってから。外はまだ明るいです。

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ホテルへ戻る道にもレストランはたくさんありました。観光地のど真ん中でも、クオリティの高いレストランがあるのは嬉しいですね。

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ちょっと食べ過ぎでしたが、目でも楽しめるディナーがいただけるこのお店の人気が高いのはよくわかりました。 

本格的なリガの観光は明日。丸1日あるので晴れるといいな。