Palace Judita Heritage Hotelの期待の朝ご飯です。
でも、思ったよりも質素。スプリトではちょっと高めのグレードのホテルにしたつもりでしたが、食事はたいしたことがありません。
パンの種類はまぁそこそこあると言っていいのかな?
でもあとは、ざっと並んでいるこれで全部。
それでも、チーズやハム、サラミ、ちょっとの野菜はありますね・・・
あとはドライフルーツと果物。
シリアルはどこでも数種類置いていますが、私は興味なしです。
ただ、あとで飲み物と卵料理だけは聞きに来てくれました。翌朝はまた早朝出発ですが、これなら食べられなくても残念ではありません。
翌朝のランチボックスはお願いしました。スプリト空港のラウンジは利用できるようでしたが、あまり時間に余裕がありません。
朝食後は、スプリトの観光に出掛けます。
まずは市場をいくつかご紹介しましょう。旧市街を抜けるとすぐ、青空市場がありました。
はじめは空いていると思って進んでみると、まさに市民の台所のようで、大勢の地元民が買い出しに来ていました。
大半が野菜と果物です。
この時期でも野菜が豊富です。
店舗を持っているお店もあるようでしたがあまり開いていません。


ハム類を売っている人もいました。ワイルドな売り方です。
市場への搬入は電動リヤカーのようなもので運び入れているようで、何度か見かけました。
野菜の青空市を囲む位置には果実酒やハチミツなどの露店も出ており、ここでハチミツをひとつ買っています。バルト三国へ行ったとき、タリンで買ったハチミツの個性がとても強くて使いにくかったので、地元民が買っていったアカシアを買ってみました。25HRK(425円)は200gぐらいの瓶でしたがまぁまぁお得かな。
はて、誰が買うんだろ?というような衣類の市場も出ています。でもどうやら地元民の買い物はここっぽい。ファッションビルもあるのですが、ここは決して観光用ではありませんでしたから。
旧市街へ戻ると魚市場があります。入口はふたつ。犬連れ禁止・・・でも、ネコの多いクロアチア、勝手に入ってって来ないのかな?
外観はあとで撮ったのですが、もう一方の入口は旧市街のメインショッピングストリートであるMarmontova(マルモントヴァ)通りに面しています。外にもスペースがあるので、きっとここに市が出ているシーズンもあるのでしょう。
でも、そこからの入口も案外狭いんです。
中は活気で溢れていました。
なんといってもワイルドなのがこのさばき方。石の台の上でワシワシとさばいています。
ディスプレイなんてあったものではありません。ドサッと置いただけ。
魚の種類はなかなか豊富なので、もっとレストランでもお目にかかれると思っていたんだけどな・・・
手長海老や、手前のはカマス?
メニューで出ていても、きっとわからなかっただろう魚の名前。でもきっと見かけていたに違いないのに、結局、ほとんど魚介類は食べられなかったのが心残りです。
でも、自家製アンチョビは買いました。よく似た姿でオイルサーディンらしきものも売っていて、そちらのほうが安価でした。おばちゃんは一生懸命売り込んでくるのですが、言葉がわからないのでアンチョビなのかオイルサーディンなのか区別がつかなくて難儀しました。
赤のチェックの蓋のものを買ったのですが、50HRK(850円)はお買い得だったと思います。
狭い旧市街とその近郊で、様々なものが揃うスプリト。宮殿の跡地に住んで、手近に買い物も済ませてしまえる市民にとっては便利な街です。