2019年(平成31年)11月30日(土)
娘の招待で水上温泉へ来ています。
前回記事はこちら。
思いもよらない雪の中、寄り道しながらとろとろと歩くこと2時間半。本日の宿、別亭やえ野 に到着しました。1泊3名利用で34,000円/人(休前日価格) です。
奥利根ゆけむり街道を歩いていると、突如として現れた別亭やえ野。少し手前にも雰囲気のいいお宿があったので、そろそろかもしれないとは思っていましたが、あらま、道路際にふつうに建っているのね。
4室しかないお宿なので、さらにインパクトが小さい。平屋づくりで、田舎の広い家ぐらいの規模かも。
この格子の向こうが入口かしら?と話しながら写真を撮っていると、どこから見えるんでしょう?お宿の方が迎えに出てきてくれました。チェックイン時刻よりも1時間近く早いんですけど・・・ありがとうございます。
格子の向こうの階段を上がると、それぞれの部屋は棟ごとに分かれています。
入ってきた方を振り返るとこんな雰囲気。
私たちの部屋は、一番初めの扉「さくら」です。
扉を開けると、お手洗い。右のふすまを開けると部屋なんですけど・・・
ささっと案内されて、どさっと荷物を置いてしまったので、部屋の写真は撮りそびれてしまいました。12畳のお部屋で、床暖房が入っています。
広縁も5畳あり、ゆったりして床暖房も入っています。ポットの下に隠されている冷蔵庫には水とお茶のペットボトルが入っており、それらは無料。アルコールは有料でした。
椅子は一脚ずつ手作りのBC工房のもので、とても座りやすかったです。お値段は10万円前後と張りますが、この座り心地は素晴らしい。各部屋違ったタイプの椅子を入れているそうなので、それぞれの座り心地も試したいぐらい!


外は冬囲いを終えた庭木。10月中には冬支度をするんだそうです。豪雪地帯のこちらでは、冬には1階がすっかり埋もれてしまうのだそう。あの塀の高さを越すとは驚きですよね。
隣には洗面所。部屋だけでなく、ここにも床暖房が入っていました。
温泉は部屋に引かれています。源泉はすぐ近くの向山温泉。加温・加水で温泉としての楽しみはあまりありません。このあたりの温泉は、あまり湯量が多くないという話でした。
カランはひとつ。環境に配慮した松山油脂のバスケア製品が置いてあります。
バスタオルは、ここに用意されているほか、着替えが置かれてあるクローゼット内にもありました。大浴場がないのは残念ですが、それぞれの顧客の別荘としての感覚で作られているお宿なので、寛ぐにはこのほうがいいかもしれません。
お茶菓子をいただきます。かぼちゃのお饅頭でした。甘さを控えた優しい味わいです。
少し部屋の外を回ってみました。渡り廊下で緩やかに各部屋が繋がっていますが、宿の中とはいえ完全に外です。
各部屋は完全に独立しているので、物音もまったく聞こえません。
右手にラウンジが見えるのですが、ここでコーヒーがいただけます。椅子がふたつしかないので、この時間はほかのカップルが利用中で入れませんでした。
時間をずらして見に行きました。4組しかいないとはいえ、ゆっくり寛ぐにはちょっと気兼ねするかな?
お月さまがくっきりと見えるので、明日は晴れそうです。
お食事は開始が18時か18時半から。私たちは18時開始でお願いしました。期待大です!
次回記事はこちら。