2022年(令和4年)12月
今年最後のお出掛けは、やっぱり安曇野。これで3度目です。まだまだ訪れる彼の地でいい宿を見つけようと、毎度違う宿をピックアップしています。前回は今回選んだ「なごみ野」の行き届いた夕食をご紹介しました。
さて、朝になると、まさに景色は一変していました。安曇野でここまで雪が積もるのは珍しいそうです。山の配置のおかげで、雪かきが必要なほど降ることは年に数えるほどだということでしたが、まさに銀世界。神様からの贈りものかのような、心と美しい景色で朝を迎えました。
まずカーテンを開けると部屋から見える温泉棟の屋根がこれ。
下に降りて休憩室からの景色。
泊っている場所は同じなのかというぐらい、一晩であたり一面を違う場所にしてしまった雪。
朝食もまた、指定時間にラウンジへ向かいます。私たちは7時半。
奥の方にも食事棟があります。皆、少しずつ離れた場所に案内していただける楽しみがあります。
今度の私たちの部屋は、テーブル2つがある部屋でした。
でも、あちら側のテーブルには誰も座らなかったので、時間差か、もしくは今は宿泊客の人数制限をしているかもしれません。いずれにせよ、充分に距離は開けられていました。
朝食のセッティングは既にされています。暖房があまり効かないのがこの部屋の難点で、備えられていた巻きスカート式のひざ掛けが重宝しました。ガラス越しにすぐ外なので、朝食の時間帯ではまだ暖房も温まり切らないのかもしれません。
品数はそう多くなさそうですね。
ふたを開けると、高野豆腐の炊き合わせと、手作り豆腐がお目見え。
ふむ。朝食のメニューは時期によって同じなのでしょう。メニューはパウチしてありました。
焼き魚は確か、信州サーモンではなく鱒だったと記憶しています。いずれにせよ、美味しいんだよね。玉子焼きは関東風に甘い。
ご飯はとても美味しく炊き上げられていました。七穀粥と選べるようになっていて、ふだんだったらお粥にしたに違いないのだけれど、絶対お米が美味しいはずだと白米を選択しました。
あとはお味噌汁と香の物。
デザートはヨーグルトのババロア風。そう品数は多くないように思ったのですが、それでもお腹いっぱい。朝ご飯もおいしくいただきました。
食後はショップ傍にある喫茶スペースに場所を移し、コーヒーをいただきます。この椅子がちょっと冷たい・・・でも、後を気にせずゆっくり過ごせるのがいいところ。
送迎もあるので、私たちのように足がない場合でも行きやすいのでポイントが高いです。直前の2ヶ月分ぐらいしか一休.comに出さないようなので、公式HPからの予約が確実です。
送迎バスで到着した穂高駅も真っ白な雪景色。道中でもあちこちで雪かきしていました。でも、安曇野はあまり雪が積もらない場所。事実、年が明けてから行ったときはほとんど跡形なく融けていました。
新年の準備をした穂高駅は神社のよう。送ってもらったのはいいけれど、電車は大町駅付近の大雪で40分遅れとアナウンスがありました。
ここでこの積雪であれば、大町駅はどんなだろう・・・行きには外国人を含め多くの観光客が穂高を通り過ぎて先へ向かっていました。たぶん、スキーやスノーボード目的だったと思います。
40分遅れの電車ではなく、その前の電車が到着しました。あまり待たずに電車に乗れたのは助かりました。そのあとの電車もさらに10分後ぐらいには到着できるとのことで、混乱はこの時間帯だけだったかもしれません。
柏矢町駅を出てすぐの踏切。ここをまっすぐ行くと一ノ沢登山口への林道に入ることができます。常念岳や燕岳への縦走を目指す人たちで、夏になると賑わうのでしょう。
あんなに積もっていた雪も松本を過ぎると気配すらありません。富士山は右に左にと車窓から見えますが、甲府付近でキャッチしました。
個人的には富士山は静岡側からの姿のほうが好きですが、やっぱり見えると嬉しいですね。
今回も旅行ではないので、お土産は地域クーポンを使っただけ。松本駅売店で購入した地元池田町福源酒造の蔵出し無濾過原酒。
てまりやのバウムクーヘンは美味しかったので次回も購入しようと思ったらありませんでした。りんごのホイル包みは箱から出してしまっています。期待外れにポソポソしていました。
安曇野産かと思って購入したら、静岡県産だった・・・しかも、今まで気づいていませんでした。安いからいいか。
個人的な目的地から少し離れるので積極的には選べない立地ですが、是非再訪したい宿となりました。
1泊2食 23,100円×2=46,200
ポイント即時利用 -1,848
全国旅行支援クーポン -10,000
計 34,352