英語も話せないし飛行機も苦手、それでも個人手配で海外旅行

交通費嫌い。飛行機は苦手だけどヨーロッパ大好き。空港ラウンジ目的でSFC修行済み。休暇の取れない勤め人。

【山口】最後はやっぱり錦帯橋 → ANAプレミアムクラス

2021年(令和3年)11月23日(火・祝)

 

放っておいてもANAプラチナステータス継続の招待があることも知らず、せめてブロンズステータスを達成させようとフライトを重ねた11月後半。これはその第2弾の山口。

前回はいとう食事処でのランチをご紹介しました。

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柳井市を後にしたものの、広島へわざわざ足を向けるほど行きたい場所もない。残り時間も少ない。かといって周防大島へ渡っても、渡るだけが関の山。こっそり温泉につかる用意はしていたのですが、それも時間が中途半端だったので、結局再び錦帯橋へ行くことにしました。

 

もうね、戻ってからチェックして笑ってしまいました。することがないから、ひたすらスマホ撮影会。すごい数の錦帯橋の写真が残っていました。

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なんとか5連の太鼓橋になっている姿を撮りたいと頑張ってみるんですけど、なかなかうまく収まらないんですよ。どうしても手前が切れちゃう。

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で、橋の反対側へ行って河原まで下りてみたんですけど、これまた難しい。下りたら下りたで山頂にある岩国城も収めないことには気が済まなくなっちゃうし(笑

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ちらりと遠くに色づいた銀杏が入って、これ以上はどうにも無理かと思いつつ、せめて晴れていたらもう少し見栄えもいいのに・・・残念。

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まだ飽き足らずに橋裏の構造に注目してみたのがこちら。そうすると、また岩国城も一緒に収めなくちゃねと思っちゃうでしょ。

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あーでもない、こーでもないと撮ったあとは、錦帯橋を渡らずに対岸へ渡ります。だって、岩国城は再訪するほどのところじゃないし、寒いし、一度渡ればまぁいいかと。(ましてや曇ってるし)

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車が通れる橋は、錦城橋って言うんだって。この日はもっと早く来ていたら、錦川から紅葉が眺められる遊覧船もみじ舟に乗れたのだけど、紅葉はほとんど終わってたかな。

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吉香公園に入る前に佐々木小次郎銅像がありました。吉川英治が小説「宮本武蔵」で佐々木小次郎を岩国出身としたことから銅像が建てられていますが、実際の出生地は不明です。それにしても、小次郎くん、めちゃイケメンでした。若い子の銅像なんて珍しいせいもあると思うけど。

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小次郎くんの銅像から左手に行くと戦時中に建てられたという博物館、岩国徴古館があります。独特の建物は、パリのエトワール凱旋門に代表される新古典主義建築の影響を受けたものだそう。でも私は、徴古館(かび)と読み間違えたほど、モダンというよりは湿気たイメージが湧いたけど・・・失礼

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旧吉川邸厩門

岩国藩第13代藩主で、明治維新後は岩国藩知事にもなった吉川経健(つねたけ)邸にある長屋門です。

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現在もお住まいなので、中に入ることはできません。1892年(明治25年)に母屋が立てられたと同時期に建てられたと考えられている、当時の特徴をよく表す長屋門です。

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吉香神社の境内に入ります。

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まず目を引くのが錦雲閣(きんうんかく)。旧岩国藩主吉川家の居館跡が公園として開放された際、吉川家歴代を祀る吉香神社内の絵馬堂として建てられた楼閣風の建物です。

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国の登録有形文化財となっている割に無頓着に放置されているようにも見え、ちょっと驚きました。

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反対側にある吉香神社は、旧岩国藩主吉川家の祖霊を祀る神社です。一般の人には縁がないっていうことね。

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でも吉川家は、忠心を尽くした家臣のために吉香神社の末社として褒忠社を建てており、傍にある噴水のある池がとても美しかったです。

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先ほどの錦雲閣をお堀の外から見ると、紅葉の赤が映えて美しい。

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近づいたらあんなに殺風景な建物なのに、遠目にはこの趣き。

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お堀沿いに戻っていくと、錦雲閣と岩国城、そしてロープウェイが見えます。紅葉シーズンは終わりかけていましたが、2度目の錦帯橋も充分楽しみました。

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残り時間で錦帯橋のまわりを少し歩いてみました。ひそかに目当てにしていたのが、岩国市観光交流所 本家 松がね の試飲。五橋の生酒3点セットが300円。

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すべてが生酒というのも嬉しい。ワイン酵母仕込純米大吟醸樽貯蔵、純米吟醸生原酒、生酛純米吟醸生原酒の3種です。ワイン酵母はその名のとおり果実の芳香が高く、確かにワイン寄りのお味。

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室内には岩国寿司の見本が飾ってありました。試飲だけでなく、岩国寿司などの特産品の一口試食もしているので、酒の肴にももってこいです。

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さぁ、これだけ錦帯橋を見れば心残りもありません。まだ時間はありますが岩国駅へ戻ります。

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岩国駅の東口へ戻って来ました。日曜日だったこともあって、酒蔵巡りどころかふつうの酒屋さんもお休みで、お酒を買うことすらできませんでした。駅の向こうへ行くとお土産物屋さんもありましたが、わざわざ買うほどの品揃えではありません。

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残すところ、日本酒が買えるのは岩国空港だけです。

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岩国空港は、自衛隊アメリ海兵隊が共同使用する岩国基地を一部利用している空港でとても小さく、売店はこの1ヶ所しかありません。

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でも、こんなこともあろうかと、行きに空港内のお酒だけはチェックしていました。案外日本酒は充実しています。岩国五蔵と書かれているとおり、岩国は造り酒屋が多いので特産として活かしているのでしょう。この中かから2本見繕いました。

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乗り入れているのはANAだけで、言ってみれば空港はこの見える範囲でほぼ全部。チェックイン後は時間を潰すところも皆無なのに、飛行機は25分遅れです。

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帰りはアップグレードできたのでプレミアムクラスです。時間も遅くなったので、食事ができるのは助かります。

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でもなんていうんだろ、あちこちの路線でプレミアムクラスに乗っていると、同じ夕食のように見えても差があるような気がするんだよね。主要路線に乗るのが、よりお得感があるように感じるのだけどどうだろう?

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●玉子焼き ●赤魚味噌焼き ●じゃが芋明太金平 ●チーズ豆腐 ●杏ジャム

ミミガー トマト 地辛子酢味噌 ●粟麩 胡桃味噌 ●ブロッコリー ●貝柱と海藻のオクラ和え

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桜海老、ゴーヤと大根浸し ●揚げ出し豆腐 なめこ餡 ●ベーコン金平ご飯

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アルコールが飲めるだけ良しとするかな?いつもどおり、スパークリングワインと赤ワイン。

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はじめて岩国空港を拠点にするなら、白壁の町柳井と錦帯橋で充分だったかもしれない。でも、再訪するなら公共交通機関の利用だとちょっと魅力薄かなと、旅行を終えた当初は思っていました。でも、お土産に買った甘露醤油が美味しかったので、また行ってみるのもいいかなと思えるから、旅行っていうのは不思議。造り酒屋巡りのツアーがあれば、それと併せて即座に飛んでいくんだけどな。

 

お土産編

佐川醤油の甘露しょうゆ540円と白壁しょうゆ1ℓ494円。白壁しょうゆは煮物がワンランク美味しくなる味。リピート客が買いに来ていたのですが、おふたりとも2ℓの特大サイズで白壁しょうゆを購入していたので、私も同じ銘柄を買ってみました。

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月でひろった卵200円は、思ったよりもぐんと美味しかったです。でも、季節限定価格の夏みかん入りオレンジカスタード230円は、そこまでじゃないかな。定番の方が好みです。4種チーズのふんわりブッセ200円はポソポソ感が強くていまひとつ。

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岩国駅にあるベジトリップというカフェには、地元の野菜などが売っていたのですが、この山口大島みかんのジュース540円は重いけど思い切って買って帰ってよかったです。ストレート果汁って魅力的。

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空港で購入したのは、どちらも地元の生原酒で五橋(酒井酒造㈱)1,210円と雁木(八百新酒造㈱)1,509円。明確な好みがあったのだけど、どっちだったか思い出せず。これだから、いつまでたってもお酒の味を覚えられないんだ。

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          原料米    国産米 / 山口県産米
          精米歩合    60% / 記載なし
          アルコール度数 17% / 19%
          製造年月  21年11月 / 21年11月

 

因島のはっさくゼリー185円は、レジに並んでいるときに手を伸ばしてしまったもの。はっさくそのものの味で美味しいけど、夏向きかな。仙崎のかまぼこ280円はなんでこんなに安いのかと思っていたら、やはりお値段なり。いいのを買わないとダメね。チーズころん740円の方が美味しくいただきました。

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だし茶漬け鯛648円は娘用に買ったものなので、味は不明。

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ラスト1回飛びますが、その直前にプラチナステータス招待のメールが届いたんだよな・・・ほんと、がっくりでしたよ。くどいけど、これね ↓

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