英語も話せないし飛行機も苦手、それでも個人手配で海外旅行

交通費嫌い。飛行機は苦手だけどヨーロッパ大好き。空港ラウンジ目的でSFC修行済み。休暇の取れない勤め人。

【山口】金魚ちょうちんと白壁の町柳井 魚料理「いとう食事処」

2021年(令和3年)11月23日(火・祝)

 

放っておいてもANAプラチナステータス継続の招待があることも知らず、せめてブロンズステータスを達成させようとフライトを重ねた11月後半。これはその第2弾の山口。前回は、白壁の町と特産品の甘露醤油をご紹介しています。

fuwari-x.hatenablog.com

 

今日のランチは、地魚料理を出すいとう食事処です。気になっていたお寿司屋さんもあったのですが、電話すると市場が休みだから定休日ということでした。食べログの評価は3.1と低いのですが、口コミを見ると3.8~4.5。ときどきこういう謎がありますね。とりあえず、ダメもとで行っても悪くはなさそうと思って予約しました。

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お店は、普通の住宅を上手に店舗併用にしたという造り。

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ここだけを見れば、なかなかいい雰囲気に仕上げていると思います。でも、地方の名店という位置づけにするにはちょっとどうかな。

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中に入ると、すべてお座敷でほかの人たちと顔を合わせることはありません。私たちは手前にひとつだけある個室のテーブル席に通されました。

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いかにも地方のお店といった雰囲気に一抹の不安。メニューは事前に散々調べて、煮つけ御膳、とんかつ御膳、天ぷら御膳、穴子飯御膳、そしてお造り御膳が1,500~2,500円+TAXだということは突き止めていました。

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その中で一番高いお造り御膳2,500円をオーダーします。魚づくしのこの御膳、メモってたんですけど、どれがどれやらさっぱりわかりません。ただ、煮つけのお魚はでんちょうだったと思います。でんちょうってなに?と思って尋ねると、舌平目らしい。

お造りは、メモによるとコチ、モンゴイカ、ヒラメ、メンボだったかと。メンボはウマヅラハギ。お造りが想像以上に美味しくて嬉しい。

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ビールの後で生酒を希望すると、出てきた日本酒は五橋。岩国の酒井酒造㈱のお酒で結構好みのお酒です。

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相棒がもう少しお造りが食べたいと追加しました。種類はもうあまりないようで、コチと平目とタコだったかな・・・

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気さくな店主はあれこれ説明してくれて、遠方からの客をとても喜んでくれました。そして、最後に差し入れもしてくれたのだけど、魚の名前に記憶がないのが悲しい。これまでに出ていない魚だったのは確かなので、さっきのメモのどれかを混同している可能性は大アリです。

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お造り御膳2,500×2+瓶ビール550+五橋990×2+追加=10,340円だったので、TAXから考えると追加のお造りは2,000円ぐらいだったんじゃないかと。定食代をベースに考えると割高だけど、大満足のランチでした。お支払いは現金のみです。

 

まだまだ時間はあるので、もう少し柳井市を散策します。

柳井市の地名発祥の地という曹洞宗湘江庵へやって来ました。

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なにが発祥の元かというと、この「柳と井戸」なんですって。

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柳と井戸柳井・・・だじゃれやん。

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しかもこの水は、長寿が保てて美人になるという伝説があるそうで。

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境内西側に建つお堂では、日本三体の虚空蔵菩薩のひとつを参ることができます。あとのふたつは、福島県宮城県にあるようです。

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駅へ戻ります。本当はちょうど紅葉の時期だったので、山の中腹にある神社かお寺へ行く予定にしていたのですが、ランチのときに大将がこんなに寒いのは珍しいと言っていたほど冷え込んでいたので、柳井はここまでに。

駅からの道には、柳井にあった古い建物の紹介があります。右は日本商業銀行柳井支店、左は大衆娯楽柳井座の建物です。こんなふうに魅力ある観光を目指して努力しているようだったので、コロナ禍でなければもっと賑わっているのかもしれません。

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もうひとつ足を延ばそうと計画していたのが、柳井茶臼山古墳前方後円墳一基を復元しただけの場所ですが、眺望も望める山の中腹にあるのでちょっと興味がありました。正面にちょうどこんもりした古墳が見えています。かろうじて車窓からGETできたので、これでよしとするか。

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とはいえ、まだ昼を過ぎたばかりです。夜のフライト時刻までどうやって過ごそう。広島市内へ行くか、宮島口のうえの穴子めしを買うか・・・うーむ。