2021年(令和3年)11月28日(日)
マイルを利用した旅を重ねていましたが、来期のステータスにまつわる誤解で、有償で乗らねば！と奈良へ行き、さらにブロンズステータスぐらいは獲得しようとプレミアムポイント2倍キャンペーンを利用して、残り2週間で3度も飛ぶ計画を立てました。でも、その最中にプラチナステータス招待の案内が(涙
これは熊本、山口に続きその第3弾。ANAからの招待が届いたもののキャンセルできないフライトだったので、失意のうちに飛んだ京都旅行です。(ちょっと大げさ)
またしても始発でやってきた羽田空港、優先レーンから入ります。
アルコール提供時間に制限がなくなっているので、ラウンジへ寄る価値もあるというもの。それがなければ、カードラウンジと変わりないもんね。むしろそちらのほうが明るくて、雰囲気も好きなぐらい。
朝ご飯は、ANA FESTAでヒレカツサンドと助六を買って相棒とシェアします。手ごろだというだけで購入したヒレカツサンド、なかなか優秀です。2店が出しているのですがどちらもまぁまぁいける。
この日の出時刻は6：36。窓際の席にいたのですが、みんな日の出を撮りに集まってきています。
窓際の席には興味がないと思っていましたが、最近すっかり気に入っています。中でもこの日は富士山と海ほたるのツーショットが撮れました。
そう。大阪行なら右側の席から富士山が見えるはずだと、この席を押さえたのです。お次はANAと富士山のツーショット(笑
こんなに美しい姿が眺められるなら、次回も富士山側を予約したい。でも、あんまり航路がわかってないんだよな。
奈良との県境、生駒山へ差し掛かっています。もう少しで大阪空港到着。前回、奈良へ行ったときに関西空港へ降りましたが、同じ大阪なのに飛行時間が15分も違うんですよ。あかんわ、関空。
たった一駅モノレールに乗るのが嫌で(しかも初乗り運賃が200円と高い)、昔はよく阪急電車の蛍池から歩いて行ったものです。しかもあのモノレールって近隣建物へのプライバシーの問題などがあって、ぐるっと迂回してるんだもん。
大阪空港から京都へのルートはいろいろありますが、やっぱり地元民は最安値を選ぶんじゃないでしょうか。京都駅にフォーカスするならJR利用が早いですが、安さで考えたら、いち早く阪急電車に乗り換えるのが正解です。旅行者なら、せっかく高い初乗り料金を活かして、万博記念公園の太陽の塔が見れるモノレールに乗り続けるのも手。
まずやってきたのはこちら、錦市場です。
まだ開店前のお店が多い時間だったので空いていますが、いくつかのお店で朝定食を出していました。だいたいが旅館の朝ご飯といった感じの和定食を出していて、なかなか魅力的です。
ランチを食べたときにお店の人に聞いたところによると、京都のコーヒー店の老舗イノダコーヒの京の朝食がはじまりだったそうです。でも、そう言われてみると京都といえば日本料理の老舗である瓢亭の朝粥が有名なので、昔からそういう文化が根付いているんですよね。
京都+朝食で検索すると、ふつうのモーニング以上のものが続々出てきます。私も次回はチェックしたい。
目当ての店はこちら。包丁の有名店、有次です。前回研ぎ直しに出したのは、比叡山のロテルド比叡へ行ったときでした。このホテルもせっかく評価を揚げていたのに、星野リゾートの手を離れて以降、下降線を辿っているようで残念です。
研ぎ直して戻ってきたあと、すぐに使い始めたわけではないのですが、そろそろお願いしようと思っていました。娘に1丁譲ったので、今回は1丁のみ。研ぎ直し料金1,650円+送料1,100円です。開店を待って入りましたが、直後から多くの人が訪れていました。
錦市場をまっすぐ東へ行くと、錦天満宮があります。アーケードの続く新京極沿いにあるのでよく通るのですが、入ったことはありませんでした。
天満宮というからには、菅原道真公を祭神とする学問の神様。でも、ここはこの場所に構えているだけあって、商売繁盛のご利益もあると言われています。
京阪三条駅へ急ぎましょう。10時半のバスに乗って将軍塚青龍殿へ上がる予定にしています。これを逃すと、1時間後までバスがありません。
今回の旅行は、包丁の研ぎ直しのあとどうするかがテーマでした。さんざん検索して決めたのは、京都の東山山頂にある将軍塚青龍殿へ行って京都の町を眺め、山を下ってその敷地内にある青蓮院門跡で六歌仙額絵を見るというプランでした。
10時開店の有次で用事を済ませてから、10時半発の三条京阪からのバスに乗れるかどうかがポイントでしたが、うまくいきました。途中、蹴上の琵琶湖疏水記念館の傍を通って、ぐんぐん山を登っていきます。
