2023年(令和5年)8月5日(土)
去年娘が旅行したアイスランドを訪ねる夏の旅。ヒースロー空港に到着しています。前回はANAの個室感あふれるビジネスクラス「THE Room」の搭乗記を書いています。
アイスランドへ行く前に、まずは同じく未訪の地であるアイルランドへ行くため、乗り継ぎます。ヒースロー空港は入国審査に時間がかかることで有名なので、別切りの乗継便は2:50開けて予約していました。ところが30分早く着いたうえターミナルも同じ。入国審査も待つことなく秒で終了。時短のため、自動ゲートができているというところまでは調べていたけれど、有人しかなかったし、時間がたっぷりできました。でも、LCCだからラウンジ利用もできないのよね。
乗継便Aer Lingusのチケットのステータスは10kg以下の荷物をチェックインした場合無料で、持ち込みは別料金というものでした。でも、ずらりと並んだ乗継便のエアラインカウンターへ行ってみると、荷物を預けるのは「ゲートで」と言うではないですか。え?
そういや、ローマからバーリに飛んだLCCでそんなことがありました。ゲートインしてから機内までの道すがら、スタッフにスーツケースを渡す場所があったんです。
でも、気になる。もしや乗り継ぎ用の保安検査場を通って入国審査を受けたのがダメだったんでしょうか。一旦ちゃんと外へ出てからカウンターに寄るべきだったのかも?
何度海外へ行っても、そのたび乗り継いでいても、こういうところがちっともわかっていません。オタオタとその状況をこなし、クリアできたことにホッとして忘れちゃうんです。とにかく、スーツケースを持ったままだったのでヒースロー空港の見学もしにくいし、Aer Lingusの出発ゲートを探しに行きました。
見つけたゲート前でスタッフにもう一度質問してみました。でもやっぱり荷物を預けるのは「ここで」と言うんです。他の便の人たちを見ると、そう大きい荷物を持っている人はいませんでした。全員が持ち込みサイズじゃなかろうに・・・しかも、並んでいる人のチケットをスタッフがいちいち確認しているんです。持ち込み荷物が可能なステータスの人は優先搭乗もついているので、ますます心配。
2便Aer Lingusを見送ったあと、スタッフはすべて撤収。あと1時間で私たちのフライト時刻でしたが、ゲートはいつまでたっても表示されません。30分前にshownと書かれていた記憶がありますが、その時間になってもまだ決まらず、結局、元の場所へ行くと搭乗が開始されていました。
そして私たちのスーツケースと言えば、なんなく機内に持ち込めちゃいました。確かに搭乗口を通過したところに3つほどスーツケースが置いてあったけれど、同じようにそこへ置けとも言われず。大雑把だから誰もチェックしていないってことなんでしょうか。航空券の料金も€40(6,400円)ほど違ったんだけどな。追加料金も覚悟していたのでラッキーだったことにしておきましょう。
さて。アイルランド、ダブリン空港からの空港バスは何社も出ています。ややこしい。私は往復事前予約していたので、Dublin Express busの乗り場を目指しますが、私のスキルでは予約必須でした。
Dublin Express busの場合、行先はDublin City行きの2ルートかBelfastのみ。ベルファストは1912 年に氷山に激突して沈没したことで知られるタイタニック号が造られた地で、UKのひとつ北アイルランドです。
バス停に行ってもチケット売場もなければスタッフもいません。そんなとこ、これまでなかったかと。ちなみに夜21時のダブリンです。日没時刻は21:13のこの日。
しかも、Dublin Express busのバス停は3ヶ所ほど並んでいるのに、どこで待てばいいのかもわからないのです。ただ、待っている人がいたのでそこへ立ってみただけ。心細いわ。でも、事前に調べていた下車駅が載っていたので、間違いはなさそうでした。
さらに困ったことに、到着したバスはターミナル1から移動してきたのですが、既にほぼ満席。チケットを持っていた私たちは真っ先に乗せてもらえたのですが、他の人は積み残されていました。あのあとどうなったんだろう。
私がDublin Express busを予約したのはグーグルで表示されたから。でも、よくよく見えるとルートが微妙に違うんですよね。川沿いに入ってすぐに下車と思っていたので、心配になりました。でも、乗車時にドライバーさんに下車駅はアピールしておきました(笑


バスはスマホに送られてきたバウチャーか、印刷用画面をプリントアウトするかのいずれかで乗車します。でも、ちらりと見ただけでQRコードを読み取ることもありませんでした。バスの料金は片道€8、往復€11ですが、今チェックしてみると往復€10になっていたので、時期によって変更するかもしれません。


バス停へ到着するたびにドライバーがバス停名をコールしてくれるので、目的地のDublin Wellington Quayで問題なく下車できました。なお、バス停は各社違う場所にあるので、帰りのバス停が違う場合は事前リサーチをお勧めします。
ホテルまでは徒歩5分ほど。21:40でまだ明るさが残っていたので不安はありません。しかもこのあたりはアイリッシュバーが密集している場所でにぎやか。治安も悪くない空気が感じられました。