2023年(令和5年)8月5日(土)
約1年前に特典航空券のキャンセル待ちを入れていても、年々予約が取れる機会は減り、マイルは貯まるばかり。でも、行けるあいだに行きたい場所はある。今回は去年娘が行ったアイスランドへどうしても行きたかったので、思い切って自腹で行ってきました。目的地へ行くためにヨーロッパ便に乗ると今は14時間以上かかるのでビジネスクラスが必須。1人分の航空券代がいつもの全旅行費用よりも高額だったのですが、しょうがない。
ANAの国際線は7月から第2ターミナルも使用しています。いったいどこにあるのだろうと思っていると、国内線の端にエスカレーターがありました。でもまずは、レンタルしたwifi端末を受け取ろう。特に必要とも思いませんでしたが、久しぶりの海外なので万全を期したほうがいい。1日1.1GBのプランはモバイルバッテリーと合わせて10,000円強でした。受取場所は、エスカレーターの左側のwelcome center。
こんなに立派な場所でwifiを貸し出しているとは思わなかったので、引き返して国内線のカウンターのあいだを探し回ってしまったよ。
国際線ターミナルはちらりと私が見る限り、すべて機械によるチェックインだったと思います。預け荷物も自分で。コロナにより、より非接触が進んだことを感じました。
不服だったのは保安検査時にビジネスクラスの優先レーンがなかったこと。ファーストクラスしか設けられていないのです。長蛇の列に並ぶ並ぶ・・・ビジネスクラスもSFC修行もまったく意味を為しません。ANA FESTAもあちこちで閉店しているし、SFCも株主もほんとメリットなし。保安検査場で30分ほどかかり、ほとほと疲れてANAラウンジへ向かいました。
ラウンジを入ってすぐ、スーツケースなどを預けて置く場所が確保されていました。私たちはヒースロー空港で別切りのフライトに乗り継ぐのでスーツケースは手荷物にしていました。でも、保安検査場の混雑で(←しつこい)そうゆっくりする時間も残されていなかったので、そのまま持ってラウンジへ入ります。
だだっ広いラウンジに驚かされました。どこまであるんだろう?
椅子はソファーもあればカウンターやテーブルもあり、好きなタイプで過ごすことができます。
それは悪くないんだけど、なんとも殺風景で無機質な感じ。国際線、しかも第2ターミナル発の海外旅行客はまだまだ戻ってきていないということかしら。
そしてなんといっても食事を提供するスペースが座席数に対して充分なのかどうか。今回は5%も座席が使われていなかったのでスムーズでしたが、これじゃごった返すだろうな。
ANAオリジナルチキンカレー
前よりもおいしくなっていたようにさえ思いました。相棒はラウンジのカレーが好きですが、これまで私にはいまひとつでした。でも今回はなんだかおいしかったぞ。
ピラフだったか焼き飯だったか。これも美味しかったです。
アスパラガスとベーコンのフィジリパスタ、バジルの香り
搭乗後、すぐに食事になることを見越して、このあたりは食べていません。
味見程度に少し。これも悪くなかったです。
おむすび もち麦入り生姜昆布と稲荷寿司
おむすびの具の取り合わせが気になりましたが、控えました。でも興味津々。
皆が持ち去るトップだったチョコレートはなく、チーズのみ(笑
あとでサンドイッチが追加されていました。ワインのお供に案外いけました。
あとは、サラダとパンやデニッシュ程度だったと思います。
ラーメンなどの麵類は座席に印刷されているQRコードで注文です。でも私はとろろワカメうどんに揚げも追加したかったのでカウンターで頼みました。
飲み物は一応スパークリングワインがあったのでOK。あとはもちろん赤ワインも飲んでいます。ビールは国内線でも飲めるので今回はパス。なんせ朝だし、そこまでは飲めない。いや、飲まないでおこうかと。(←機内での飲食にお腹を空けておかねば)
トイレは4つだったかな。ラウンジのトイレはいつも少ないと感じますが、かといって待った記憶もありません。これで必要充分なのでしょう。
保安検査場の優先レーンがなかったせいで(←しつこい)、ラウンジ滞在は小1時間。直前に出発ゲートの変更があって、どうやらバス移動のようだったので早々に向かいます。メジャーなヒースロー空港へ行くというのに、なんだか安っぽいなぁ。
免税店はさっぱりとした数でした。ブランド数は多くなく、必要最低限といった模様。次回もANAに乗るなら、極力第2ターミナルは避けたいけど、かといって第3ターミナルが充実していたかといえばそれも疑問だしね。費用削減に躍起になっている、いや、工夫していることが見て取れました。
搭乗口もファーストクラスだけが別扱い。そりゃね56席もビジネスクラスがあるんだから、もはや特別感もないよね。でも今回はわざわざこの便を狙って予約しています。えぇ、あの機種に乗るために。