9月と10月に行った安曇野の備忘録。
● 2024年(令和6年)9月14日(土)
定期的に出掛ける安曇野。この日は明科にある城山公園の展望台から山を眺める機会がありました。
晴れていれば見分けがつくのですが、ちょっと雲がかかるとわかりません。なんといっても富士山のように単独で聳えているわけではないので、いったいどれが山頂なのかわからないのです。
天気はいいのだけれど、雲がかかってしまっていたこの日は常念岳も、去年縦走した横通岳、東天井岳、大天井岳も姿が見えません。
帰りはいつものように松本駅のMIDORI松本で野菜を購入しています。キャベツ1/2個(80円)、グリーンリーフ(200円)、椎茸(250円)、枝豆(300円)。そしてなんといっても美味しかったのが葡萄です。ながのパープル(880円)は種なしの黒い葡萄。シャインマスカットよりも濃厚で美味しいんじゃなかろうか。
毎度購入の黒姫高原牧場飲むヨーグルト(500円)と地元大雪渓酒造の純米にごり酒(595円)と特別純米生原酒(1,540円)。
富山産だから関係ないと思いつつ、毎度買ってしまうのがますの寿し(1,600円)。
● 2024年(令和6年)10月27日(日)
11月末日で登山道が冬季閉鎖になるので、その前に行ってきました。去年は10月初めから何度か雪が降り、私が登ったときにも大天井岳には雪が残っていましたが、今年は11月6日が初雪でした。
8月初旬に登山道が陥没してしまい、今年は冬季閉鎖のゲートから先へはタクシーしか乗り入れることができません。手前の烏川渓谷緑地森の家駐車場から徒歩で入ります。安曇野穂高ビューホテルから何度も歩いた道。一ノ沢登山口まではGoogleMapによると1時間半ほどかかります。
陥没地点はどこだろうと思っていたら、ほとんど第2駐車場というぐらいの場所でした。写っている方は下山されてきたようで、ソロの女性でした。
板を乗せてビニールシートで隠されているので、陥没状態は見えません。
おそらくこのために今年の常念小屋は宿泊者が少なかっただろうと思います。HPを見る限りは、蝶ヶ岳経由で縦走すると常念岳を越えなければならない分だけハードになるので、多少歩く距離は通常より長くても一ノ沢登山口から登るほうを勧めていました。
車の往来がない分、車道に落ち葉がたまりなかなか荒れている雰囲気を感じました。
一ノ沢登山口にある登山相談所もべニア板が打ち付けられ、閉鎖していました。今期はここからの登山者も少なかったことでしょう。
少し先へ進みます。この日はミドルカットの靴だったので、初めて歩いたときと同じコンディションです。でも一度でも登れば慣れるのか、あんなに怖かった道がまったく問題なく歩けました。
山の神まで10分ぐらいなのですが、ここまでの細い道が本当に怖かったのよね。
来年、何とかトレーニングしてもう一度登ろうと思っています。安全祈願にお賽銭を入れてきました。常念小屋の小屋終いのときに回収されるそうです。
ちなみに山の神はこの栃の大木のことを指すと教わりました。これだけの幹なので相当な樹齢だろうと考えられます。
これまでの往復で、猿の群れに遭わなかった日はありません。行きが大丈夫だったのでどうかなと思っていたら、やっぱり帰りに出くわしました。通常目を合わせてはいけないと言いますが、そのために舐められるということもあるので、本気で威嚇するということも必要だそうです。それには相当の覚悟が必要ですが。
下りは1時間ほどで駐車場まで戻れました。今年の山の状態であれば10月上旬が気候的には最良だったと思います。でも、今年は週末がことごとく雨だったし、例年は雪の心配もある時期なのでなかなか条件が揃うのは難しいですね。
松本駅の時計塔は三角柱で、それぞれ「がくと」に字が充てられていました。学都には旧制松本高等学校と旧開智学校、楽都にはサイトウ・キネンオーケストラとスズキメソード、岳都には松本城と北アルプス、上高地の説明が書かれ、それぞれ縁のある菅谷昭(元松本市長・松本大学長)、小澤征爾、田部井順子の書でした。
今回はいつものMIDORI松本に黒姫高原ヨーグルトが置いてなかったので、長距離バスターミナルにあるDELICIAで飲むヨーグルト(548円)を購入しています。日本酒は岡谷の酒造㈱豊島屋の神渡しぼりたて新酒(1,100円)。なかなか飲みごたえがあると思ったら18度でした。
DELICIAではほかに、新米と書かれていたのでついあづみのこしひかり(3,289円)をGET。シナノスイート(108円)2個も重かった。椎茸(450円)は前回に比べると高いけどやすいです。駅で購入したくるみゆべしはいただいたものと被ってしまいました。私が購入したのは小さいほう(580円)。ますの寿し(1,650円)は50円値上がりしていました。
今年の安曇野行はこれでたぶんこれでおしまい。来年はまた縦走できるように何らかのトレーニングが必要です。歩く距離は1日15,000歩ほど確保しているので問題ないのですが、登るには別の筋肉が必要。一度目は翌日に筋肉痛で歩けないほどだったので、泊りで行くのは危険なのです。階段を見つけると一段飛ばしぐらいはするのだけど、その程度だとなかなか。膝を痛めず鍛えられる方法を見つけたいです。