英語も話せないし飛行機も苦手、それでも個人手配で海外旅行

交通費嫌い。飛行機は苦手だけどヨーロッパ大好き。空港ラウンジ目的でSFC修行済み。休暇の取れない勤め人。

【イタリア】6日目-1 ナポリといえばここ!スパッカナポリ~ヴォメロ丘

 
ナポリ3日目です。
 
ホテルでの朝食はどちらも美味しかったです。でも、出足はどちらも遅い。
今までは、会場が空くのを待って並ぶ人もあったぐらいでしたが、今回のたびではいつも一番乗りでほとんど人に会いませんでした。
だから、写真も遠慮なく。

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パンが特に充実していました。特にここではラム酒たっぷりのパンと、貝殻のように開いたサックッサクのパン。どちらも、本当に美味しかったです。
この紹介はあとにします。 
 
この日、夕方にはローマへ戻るため早々にチェックアウトして、荷物だけ預かってもらいました。そしてまず、ナポリ初日に見られなかったドゥオモに向かいました。
 
ド派手な看板ですよね。いや・・・芸術作品?
ナポリ駅から海までの道はこんな雑多な場所です。下町・・・ この雰囲気はまさにそうですね。

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ドゥオモの位置は初日にはわかりませんでした。
難しい場所ではないのですが地図がなかなかわかりにくいのです。

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中はいつも厳粛な雰囲気が漂っています。
クリスチャンではなくとも包まれた気持ちになれます
 
いつも興味深いパイプオルガン。

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ドゥオモを出たあとメイン通りに出るつもりが、少し間違えるとこんな路地裏に。

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ダンテ駅を通過して、またガッレリアへ向かいます。

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ガッレリアで朝食で食べたパンを発見しました。左下のBABA MARYがそれ。ラム酒たっぷりでジュワジュワ出てくる感じ。

一番上の真ん中のパンが朝食会場にもあった貝殻のようなものに見えますが、このときは気に留めていませんでした。 

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メインの通りはきれいではありましたが見かけるのは服と靴の店ばかり。
フニコラーレに乗って上へ行くことにしました。
 
本当は、プレピシート広場の裏にある駅から上がって、違う道から降りようと考えていたのですが、駅が見当たらなかったので、探すよりも先へ行こうということに。
 
途中、イタリアに来たなら一度は飲みたかったエスプレッソを頼みました。

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お砂糖たっぷりでクッと飲んで去って行くのがセオリー。かっこいい。

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しばらくすると、びっくりするぐらいノロノロ走る黒い車に遭遇しました。しかも、後ろにぞろぞろ人がついています。これは葬儀なのかもしれないと思いました。
 
アパートの前に停まると、そっと車に触れキスをしていく人たちが何人もいました。
たぶん、見ず知らずの人たちです。こちらのお別れの仕方というのはどうなっているのでしょう。
見届けたい気持ちもありましたが、ただの野次馬になってしまうので断念しました。
 
さらに歩くと魚屋さん。

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モンテサント駅はそこからすぐにありました。 
切符は切符売り場ではなくて、売店で売っています。切符売り場は電車用のみ。
 
往復?と聞かれたので、ついハイと言ってしまいました。
交通費嫌いなのに・・・

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フニコラーレには買い物袋を提げた地元民も乗っていました。

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頂上に着くと住宅地。下のスラム街とは違って、かなりきれいな街でした。
そっか~ どこもかしこも汚いわけじゃないんだ。
 
ヴォメロの丘にはサンテルモ城がありますが、ここは入っていません。

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向こうに見えるのは、ポンペイの町を壊滅させたヴェスヴィオ山です。

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ナポリの街がきれいに見え、ここへは上がってよかったと思いました。
曇っていますが、とても暖かくて半袖になっている人も多くいました。
 
さっき乗り損ねた駅から下りたかったのですが、頂上というよりは、普通に街なので見つけるのが難しそうに思いました。
かといって、またフニクラーレで降りるのも芸がないし、せっかくこのきれいな景色。
切符は持っているけど、歩いて降りることにしました。
 
でも、とにもかくにも地図が曖昧なので、到着できるかちょっと不安。
途中でどっちかなぁと迷っていると、通りがかったおばあさんが、
 
このまま下だよ。ほら、スパッカナポリだよ。
 
と教えてくれました。
人は温かくていいところなんですよね。
 
スパッカナポリの位置がいまいちわからないと思っていたのですが、ナポリの街をちょうど二分するその道でした。
 
ヴォメロの丘の上からもしっかり撮っていました。
なーんとなく、縦に走る道がわかるでしょうか。

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降りてしまうとさっき通った魚屋さんがありました。
なぁんだ、こんなふうになっていたのか。
 
そろそろお昼です。今日こそピザを食べなくちゃナポリに来た意味がない。
店を探すことにしました。