2日目は、朝市からスタート。
朝から、真夏を思わせるような晴天で、じりじりするような日差しでした。
カメラを向けるのがはばかられて何となく遠慮してしまっていたのですが、どれもきれいに束ねられて売られていました。
アジア系の野菜売り場は、いつもきれいに束ねられているいう印象があります。
パイナップルが売っていたので、夜にホテルで食べようといったん持って帰りました。丸ひとつ70元(約257円)!
暑かったので地下鉄で向かいました。
龍山寺はなぁんとなく記憶に残っているような気がしましたが、10年前、このすぐ表か裏に夜市があったように思いました。記憶違いなのか、変わったのか。
通りに面している前門。暑くて暑くてヘロヘロ。
中へ入ると本殿。若い人も熱心な信者が多く、熱心に何やら読んでいたり・・・
拝観したかったのですが正面へ行くにはなんとなく気が引けました。
奥ではちょうど読経中でした。左には良縁を授かる場所。三日月の木片を落とし表と裏が出るといいのだそうです。
ふむ。でも、今日の観光はここまでか・・・?
付近に何かないかと探していると胡椒餅で有名な店があることがわかりました。
行ってみると、狭い狭い路地裏。
私はよく獣道を歩きたがると言われるのですが(海外では危ないですね)
そんな私でなければスムーズに見つけられない場所にありました。
お客さんは誰もいませんでしたが、予約が必要だとのことでした。
先払いで30分後に出来上がるとのこと。
せっかくだから予約しました。
ひとつ45元(約165円)。
楽しみにして、付近をもう少し歩くことにしました。
胡椒餅が出来上がるまでのあいだ、まずは近くの華西街観光夜市へ。
夜市は夜しか開いていないところと、昼間も開いているところがありますが、ここはほぼすべて閉まっていました。
でも、この夜市は蛇が有名だそうで、蛇肉や蛇の血、もちろん生きた蛇も店先に並べられているとあとで知りました。
いやいや・・・開いていなくてよかった。
以前来たときに訪れた夜市は、ここではなかったことも再確認。
もしかすると、タイと混同しているかもしれません。
胡椒餅の出来上がりまでにはまだ時間があるので、剥皮寮歴史街区という場所へ向かいました。
なんの皮を剥ぐのだろうと思っていたら、木材。
時代は異なるそうですが、歴史的建物が集められていました。
炎天下。時間潰しの観光もなかなかしんどい。
そろそろ30分経つだろうということで店へ戻りました。
釜の中で胡椒餅を焼き付けています。
続々人が集まり始めていますが、あと5分だそうです。
店の前に青い字で「予約」と書いてありますが、その後ろのボードが優れもの。
私たちは「九」の番号札をもらっています。
待っていると番号が呼ばれ始めました。
1番から予約した数が渡されていきます。
ボードに予約個数分の小銭が置いてあります。
「九」と言われてもわかるだろうか?と思っていたのですが心配ありません。
小銭を下側に置いているのが現地人用。
上側においているのが外国人用。
予約番号の読み方も英語にかえてくれていました。
食べかけですみません・・・
この美味しさを何と表現すればいいのでしょう。
外はパリパリで中はモチモチなんて、ありきたり過ぎ。
粗みじんの豚肉といい、ほんとひとつしか頼まなかったのが失敗!というぐらい。
30分の時間つぶしをしてでも絶対に食べてほしい逸品です。
娘の友だちはホテルへ迎えに来てくれるということだったので、ひたすら北へ上がっていけば少しでも戻れます。
そこから、西門紅楼へ向かうことにしました。
途中通った清水祖師廟
ここを通り過ぎてアーケードのある道を歩いて行くと、ショーウインドゥが通りに面したケーキ屋さんがありました。とてもきれいで、美味しそう。
つい眺めていると、中から店員さんが出てきてしまいました。 しかも、日本語。
神戸で修行していたそうで、とても感じの良い若者でした。
カラスミを買おうと思っていたのでお店を聞いたり、ちょうど日本から波平さんが来るので、自分の友だちの多くも、そのコンサートへたくさん行くという話を聞いたり。
娘の友だちも、会ったあとでコンサートと聞いていたので、
あとでこの話をしてみるね、なんて盛り上がってしまいました。
で、ついついケーキも4つ。
西門紅楼。中は雑貨屋さん。若者の街のようで活気づいていました。
ここで娘はケーキを持って ホテルへ戻り、 友だちとの再会。
私たちはカラスミを求めて油化街へ。
娘とは18時半に中山駅で落ち合うことにしました。